【海】

Last-modified: 2024-02-19 (月) 12:37:26

概要

地表のうち、広く【水】で満たされた部分。
もちろんDQでも全シリーズに概念および【フィールド】マップ上の地形として登場している。
一部の作品では海中・【海底】も舞台となるが、この頁では主に地上における海(海上)、合わせてフィールド上の湖・川などについても記述する。
 
フィールドマップ上では徒歩で進入することはできず、上を通るには【船】または空を飛ぶ【乗り物】が必要となる。なお船で海上にある【浅瀬】を通行することはできない。
乗り物を手に入れる前、あるいは利用できない状況においては、プレイヤーの行動を大きく制限する障害物の役割もあり、川や運河・海峡の場合は【橋】、または地下に掘られたトンネル(水路を挟んで位置する【洞窟】または【ほこら】)を利用することで通過できるほか、【かぜのマント】などの特別な方法で越えなければならないこともある。
DQ8以降では、海を移動する際には陸上マップとは別の専用マップを使用するようになり、陸上マップ内では浅い部分を除いて、湖・川、陸に面した海などの水上に入ることはできない。
 
現実の地球では地表全体の7割程が海と言われているが、DQのようなゲームにおいてはほとんどの作品で陸地の比率が高い。もし仮に現実の地球を再現したような比率にすれば町やダンジョンなどを置ける場所が限定されてしまうことになるので、ゲーム制作上では当然のことだろう(DQ7のようなシナリオの都合上での例外はある)。
各作品とも世界地図は各大陸が海を取り囲むような形状になっており(日本で使われている世界地図と似たスタイル)、大陸群に囲まれた海域は「内海」、外側は「外海」と呼ばれる。
フィールドは一部を除いて南北と東西がループするようになっているが(【ドーナツ型惑星】)、現在のDQ本編シリーズでは必ずマップの端は海になっており、陸地でループするケースは登場していない。
 
比率が低いとはいっても、【砂漠】などに比べればかなり広大であることに変わりはなく、なんの目印も無く画面中いっぱいに広がる海を移動しなければならないシーンも当然のようにある。
特に地図システムが無いDQ2やDQ3の頃は、雑誌や攻略本に付属されていた折りたたみ式のマップを参考にしつつ次の目的地を探していくことが攻略上欠かせなかった。
 
海上では陸地と同じくモンスターとの【エンカウント】が発生し、【シンボルエンカウント】を採用した作品においても海上では全作品で非シンボルエンカウントとなる。
地上のモンスターとは異なる魚などの水生生物や、海鳥や怪人をモチーフとした敵が多く登場する。川幅の狭い河川であっても【だいおうイカ】や深海魚風のモンスターが居るが、DQ2の【テパ】周辺、DQ3の【スー】周辺では陸のモンスターが出現するケースがある。
海域によっては船入手前に比べてはるかに強い敵が出ることもあるので、遠出をする場合は要注意。
DQ5~DQ7とリメイク版DQ2~DQ6では、海での戦闘背景は海原となるが、DQ5では河川用の風景画も用意されている。
戦闘中にプレイヤーの姿が見えるようになったDQ8以降やリメイク版DQ7では船の上が背景になった。どういうわけか普通に逃げられるのでご安心を。
 
海沿いに港町漁村【船着き場】が存在することもあり、それらでは町・村の中にも海の描写がある。

湖・川

陸地内の水の溜まり場である「湖」や、海に向かって流れ出ていく「川」も現実世界同様に存在する。
他のRPGシリーズにおいては2D時代のファイナルファンタジーのように海と川・湖が区別されていて乗り物も異なっているケースもあるが、DQ7以前のDQシリーズにおいてはマップ上で海と区別されておらず、事実上「細い海」「小さな海」である。
このため、浅瀬や橋に遮られない限りは、川にも海を渡るものと同じ船で入ることができる(少なくともこれらの川は、海上用の船が入っていけるほどの深さがあるということなのだろう)。
しかしDQ5以前ではほとんどの川の幅が1マス分しかなく慎重な操作が求められ、誤って上陸してその度に船に乗り直すはめになってしまうことも多かった。
DQ6やリメイク作品では川幅が広くなり、若干操作がしやすくなっている。
DQ8以降の海上マップでは幅の太い運河には船で入っていけるが、幅の狭い川に船で入ることはできなくなった。
 
地名の付いた地上の川・湖には「ナイラ川」【サザン湖】【シュタイン湖】などがある。
また、【リバーサイド】【聖風の谷】【カラコタ橋】のように、フィールド上の川を挟んで集落が作られている場所もある。

DQ1

乗り物の登場しない本作では、海は【岩山】とほぼ同じ役割のただの障害物である。プレイヤーは【ラダトーム】を海峡越しに睥睨する【竜王の城】の威容をたびたび目にすることだろう。
【リムルダール】島と【魔の島】は海によって他の地域と隔てられており、前者へは海面下を通る【沼地の洞窟】を利用することで、後者へは【にじのしずく】で橋を架けることで海を越えられる。
 
本作のみ、これに向かって進もうとすると「ゴツゴツ」という衝突音が鳴る。さすがにこれは違和感大アリ。

DQ2

船が登場し、海上を移動できるようになった初の作品。海上で【しらべる】を実行するとキャラが飛び降りて潜っていくという設定になっている。
今作では船の入手直後からほぼ世界全域の海を航海できる。ただし【満月の塔】への水路は途中で干上がっており、【テパ】の村で【水門】を開けて水で満たす必要がある。
海のド真ん中にシナリオ進行上重要な場所が多く存在するのも特徴である。特に【ローレシア】【デルコンダル】【ロンダルキア】に囲まれた海域は広大であり、その中の小島に【精霊のほこら】【海底の洞窟】がある。また外海には【ザハン】の島と、【ふねのざいほう】の沈む浅瀬がある。
これらは当時の雑誌や攻略本のマップでも場所が伏せられており、インターネットも無かった当時は学校や近隣の友人などとの対面による情報交換が攻略するうえでも欠かせない手段だった。
 
今作には空を飛んで移動する乗り物が無く、GB版以前だと【ルーラ】の効果が「最後にセーブした地点へワープする」であるため、物語終盤でも船で何度も海を移動する事になる。
 
海上でのエンカウント率は陸上よりもかなり低い。
海上のモンスター生息エリアは4つに分けられており、うち一つは【くびかりぞく】が出るなど河川でのエンカウントを意識したパターンである。
海上にも強力なモンスターがおり、【バピラス】【ガーゴイル】は船入手直後に遭遇してしまうと全滅の危険性もある。
 
リメイク版では、地図システムの登場により海上の探索がやや楽になっている。
アプリ版以降だと【ゆうれい】の代わりに【しにがみ】が登場するようになった為若干だが難易度が上昇した。

DQ3

【上の世界】は現実世界の地形をベースにしており、海の形もだいたいそれに基づいたものになっている。
前作同様に船の入手後から広範囲を航海できる。ただし地球の黒海に相当する内海の島にある【ほこらの牢獄】へは、その手前で【オリビアの岬】の呪いを解くことが必要となる。
海上のド真ん中にある場所としては【浅瀬のほこら】【ルザミ】の島があり、やはりこれらも詳細な場所は伏せられていた。
地中海に相当する【ロマリア】周辺の海には【ふなのりのほね】入手後から【幽霊船】が出現するようになる。
 
今作では【アレフガルド】でも船で海上を移動することができるが、こちらでは南北と東西のループにはなっていない。
落下地点である【ラダトーム西の港】は海上経由でのみ出入りでき、【マイラ】の村と【ルビスの塔】【聖なるほこら】へは海上を通らないと行けない。
【ラストダンジョン】である【ゾーマの城】に通じる海峡には浅瀬があるため、攻略にはやはり虹の雫が必要。

DQ4

自由に海上を移動できるのは五章に入ってからとなる。
内海の中央に【ゴットサイド地方】の島があるが、周囲に浅瀬があるため、上陸には【気球】が必要である。それ以外は浅瀬が進路を遮る場所は少なく、海上の自由度は高い。
【海鳴りのほこら】【リバーサイド】の村は海上から船に乗ったまま入る場所となっている。
本作では海の敵が全海域共通で、前2作のように海上で勝ち目の薄い強敵に遭遇することが無く、船を入手後に遠出するときの負担が減った。しかもほとんどの施設が海岸からほど近い場所にあるのでほとんどリスクもない。
また現在位置を把握できる【地図】システムも今作から登場している。見ながらの移動はできないものの、海上での冒険の手助けとなることは間違いないだろう。
 
【闇の世界】の周囲は海の代わりに【溶岩】地帯になっている。

リメイク版

FC版の没モンスターが正式に登場するようになり、地域によってモンスターテーブルが異なるようになった。
後半に行くような場所付近の海域は強力なモンスターが配置されるようになったため注意が必要。北東海域だと【バラクーダ】【レイギガース】といった強敵が出現する。

DQ5

今作の海はほとんどの大陸間に浅瀬が敷き詰められており、「【サラボナ】【滝の洞窟】」「内海」「外海」とで海域が完全に分断され、さらに「サラボナ~滝の洞窟」の海域の途中には【水門】も設けられている。これらによってシナリオ進行度合いにより移動範囲が制限され、外海にある【エルヘブン】の大陸への上陸は青年時代後半編になってからとなる。
なお今回海の真ん中に浮かぶ孤島は【ジージョの家】があるが、イベントで登場するものの自力で訪れるのは必須ではない。
海から直接入るダンジョンには滝の洞窟と【海の神殿】がある。
 
SFC版では水の流れる方向が世界ごとに違っているという細かい演出がある。【人間界】は西から東へ、【妖精の世界】は東から西へ、【魔界】は南から北へ流れている。
また川でエンカウントした際には、背景に川専用の風景画が表示される。
 
リメイク版では、海上を調べると【ふくびきけん】【すごろくけん】が見つかることもある。

DQ6

【夢の世界】【現実の世界】とでは海の色が微妙に異なり、前者は彩度が高く水色に近い。また夢の世界では船の代わりに【ひょうたん島】を使って海上を移動する。
両世界とも前作と同じく浅瀬や水門によって海域が区切られている。
また夢の世界では南西の海域に【大地の大穴】の一つがあり、【グラコス】を倒すとこの部分に【カルベローナ】の町が出現する。
海上で船に乗ったまま入る場所は【人魚の集う岩場】【不思議な洞窟】
 
現実の世界には【海底】のフィールドマップもあり、海上で【マーメイドハープ】を使うと潜ることができる。海底を経由することによって浅瀬を越えて外海に出られるようになる。
一方で夢の世界ではひょうたん島での内海と外海の行き来はできず、【ルーラ】が必要となる。
 
【はざまの世界】の周囲は【無の海】と呼ばれる空間になっている。

DQ7

本作ではスタート時点で世界に【エスタード島】だけしか陸地が無く、他は果てしなく広がる海があるだけである。シナリオを進めるごとに新たな陸地が増えていくため、そこに赴くために最序盤から船を使い海を移動できる。
【現代の世界】では中盤まで陸上にモンスターが生息していないが、海上に限りモンスターが潜んでおりエンカウントが発生する。また【異変後】は海上の出現モンスターが変化し、従来の海のモンスターは隠しダンジョンである【謎の異世界】で見られる。
海中にある【海底都市】【海底王の家】には海上に出現している渦に船で乗ることで入ることができる。
 
【過去の世界】では地方ごとの問題解決がメインで、海を越えて他の地方に行く展開にはならないのだが、【ハーメリア地方】では洪水によって大陸が海に沈むため、唯一【イカダ】を使って海を移動することになる。
 
【モンスターパーク】には海水公園というエリアがある。
 
今作はストーリー的にも「海」との関わりが深い作品であり【海底王】という人物も登場するほか、最後に物語が幕を閉じるのも海上である。

DQ8

完全3Dになり人物が等身大で表現されるようになった今作からは、地上のフィールドマップと海上用フィールドマップが区別されるようになり、後者の方が縮尺が小さくなっている。
海域は分断されておらず船入手後の自由度は高い。
海上には小さな島も点在し、それらは総称として【名もなき小島】と呼ばれる。世界南西部の沖には【地図にない島】も存在する。
 
海上でイベントが発生する場所もある。【リブルアーチ】直下の運河には【太陽のカガミ】入手のために戦闘が必須の【海竜】が出現するポイントがあり、【聖地ゴルド地方】から南には【隔絶された台地】に上陸するための【ひかりの海図】の発動ポイントがある。
また海上から船のまま侵入するダンジョンとして【海賊の洞窟】がある。
 
船で移動する海上のマップとは別に、陸上のマップである【リーザス地方】【サザンビーク国領東】などには砂浜があり、海の浅い部分であれば歩いて浸かることができる。
 
【トロデーン国領】の南部の荒野は大昔に海だった土地であり、今作の船の入手シーンは、そこに打ち上げられた古代船を【イシュマウリ】のチカラで一時的に過去の海を呼び戻して現実の海へと運ぶという展開である。
 
今作は海の場所によって出現するモンスターが変わる。
PS2版の【公式ガイドブック】上巻の174,175ページでは、【エンカウントエリア】が「海域A~E」という名称で紹介されている。

DQ9

移動画面が俯瞰視点に戻った今作だが、海上を移動する際には前作と同じく乗り物専用のマップが使われる。
海域は分断されておらず船入手後の自由度は高いが、外海に出ると内海よりも格段に強いモンスターと遭遇することになるので注意が必要である。一部、浅瀬に囲まれた島もあり、訪れるにはエンディング後に【天の箱舟】の入手が必要となる。
海上で戦闘をする必要がある【クエスト】もある。

DQ10オフライン

今作では海上を自在に移動できるできる乗り物は登場せず、【大陸間鉄道】【グランドタイタス号】で海を超えることになる。
【ウェナ諸島】では【渡し舟】で特定の地点まで海上を超えて自動的に移動できる。
【釣り】においては、海に面した場所では海水魚が釣れる。
 
Ver.2では【飛竜】【真のレンダーシア】内の海を超えることができる。

DQ10オンライン

毎年夏には海水浴場で海開きイベントが実施される。

DQ11

【ロトゼタシア】の海は内海と外海に分断されており、【ソルッチャ運河】の水門を開くことで行き来ができるようになる。
海上でもイベントが発生し、【クラーゴン】【覇海軍王ジャコラ】【デスエーギル】とのボス戦もある。
各地の海に【光の柱】が点在し、【マーメイドハープ】を持っていればそこから【海底王国ムウレア】を訪れたり他の地点にワープしたりできる。

PS4版(移植含む)

海専用マップで海上を移動する。従来同様に南北と東西はループしているが、ループする際にはかなりの距離を進まなくてはならず、西端の【白の入り江】から東端の【ナギムナー村】に向かう際にも大陸に沿ったコースの方が短時間で行けたりする。
船の乗り降りは地図に錨(⚓)マークのある地点に限られるが、【ルーラ】で海上3地点に直接移動することができる。
 
【ユグノア地方・入り江の島】【シケスビア雪原・南の島】は大きな島と周囲の小さな島から成るマップになっており、【モンスター乗り物】で範囲内に限って海上を越えられる。
またあおバチ騎兵系のモンスター乗り物では陸上マップ内の湖の上を低空飛行できる。
 
【ソルティアナ海岸】の東岸は砂浜になっており、海の浅い部分に歩いて入ることができる。他にも【デルカダール地方】の川など水深の浅い場所には徒歩でそのまま入っていける。

3DS版3Dモード

乗り物専用マップ(飛行時と共通)で海上を移動する。PS4版同様にループするにはかなりの距離がある。
崖がなければどこでも乗下船できるが、海上へのルーラはできない。
また、こちらでは陸上マップ内で水上を飛んで越えるには、モンスター乗り物で気流に乗る必要がある。

2Dモード

初期シリーズのように陸上と海上のマップが共通であり、障害物がなければどこでも乗下船可能。
またソルッチャ運河では船で橋の下を通り抜けることができる。
こちらではループするときの距離が短いので、白の入り江からナギムナー村へはループを利用した方が早い。
 
あおバチ騎兵系の乗り物ではDQ5などの【まほうのじゅうたん】同様に湖や川の上を飛ぶことができ、これによって湖の上の【キラキラ】も取れるが、浅瀬を超えられないため海に出ることはできない。
 
また、PS4版や各3Dモードにおいてソルティアナ海岸東岸の水上部分に出現するモンスターは、2Dモードではその付近の海上に配置されている。

ビルダーズ1

世界の最下段に壊せないブロックが敷き詰められておらず、最下段より上に2段まで【水】が満ちた地形として登場。
魔物による破壊行為や天変地異のせいでアレフガルドの地は引き裂かれ、それぞれの島は海によって完全に行き来を阻まれている。メルキド地方の壊された橋付近の看板には、「人間の力ではもう 海や川を越えることは できないだろう。」とものづくりの力を奪われた先人の言葉が刻まれている。
自力で海を越えられないのはビルダーである主人公も同様。海の上に橋を作ろうとしても「不思議な力」でブロックが弾かれてしまい、飛び込むと泳ぐ暇もなく海の底まで落ちたのち、元の場所に戻されてダメージを受ける。
海の向こうへ貴重な資源を探しに行くには、【竜王軍バトル】に勝って各色の【旅の扉】を奪う必要がある。
 
液体としては池や湖の水と性質は変わらないので、水を必要とするなんらかの部屋を作る際に水を引いてくるのに利用することは出来る。

ビルダーズ2

世界の高度制限や液体システムの更新により、前作の「人間の力で越えられない地形」から大きく様変わりしている。
まず世界の最下段から海面までの高さが前作より大きくとられるようになり、それに合わせ「海底があり、上で自由にビルドできる浅い海」が登場している。
前作同様の性質を持つ「海底の見えない、上でのビルド不能の深い海」も存在し、【地図】上では浅い海が薄い水色・深い海が青色で区別されている。
「最下段から数えた海面の高さ」は島の環境ごとに上下する(後述)。
 
一切泳ぐことが出来なかった前作とは大きく変わっており、海水も浅い海・深い海問わずジャンプボタンで泳げるようになっている。
泳いで海を挟んだ対岸へ渡ることも可能だが、深い海中にしばらく居座ると高い能力を持つ【マーマン】系モンスターが出現し、倒されてしまうか陸地へ強制ワープとなる海底へ叩き落されてしまうため、海を強引に渡ることはまずできない。
一旦浅瀬におびき出してから戦うなどすれば、マーマンを倒すこと自体は可能だが、基本的には深い海中から排除するために出現するモンスターという扱いであり、倒しても見返りが薄い上に何度でも再発生するため、倒すメリットはあまりない。
ストーリー中で海を越える必要がある場面では【かぜのマント】を用いることが普通である。
 
この仕様に関しては【からっぽ島】でも同様だが、バージョンアップで追加された設置物である【ロトのまよけ】を設置した場合は全モンスターの出現が抑制されるため、定期的に「気配がする」と表示されるだけでマーマンは一向に出現しなくなる。
この他、海の外側には「これ以上は 進めない!」と表示される見えない壁が設置されているラインがあり、ここが事実上のマップ端となっている。
 
なお、からっぽ島と周辺の島は別のマップで存在しているため、自由に飛べる【超スーパーカー】をもってしても島から島へ移動することはできない。島から島へ移動する際は、大事件が無い限り【ヤス船長】の船を使うことになる。

海面の高さ

ビルダーズ2の世界は高さ96ブロックでてきている。一番底面は格子模様で破壊不可能な平面となっているため、その上に95ブロックの高さで建築物をビルドすることができる。
この95ブロックは地上も地下も含んでおり、基本的にはどこかの高さに海面が存在する。
ここでは、海面の上に建築できるブロック数を記載する。95からこの数を引くと海面下の地下に建築できるブロック数となる。
なお、厳密には海面の高さは整数ではない。
以下の数字は、ブロックが完全に濡れない分だけを数えており、足首が濡れるが普通に走れる高さはカウントしていない。
【からっぽ島】…………64
【モンゾーラ島】………64
【オッカムル島】………30
【ムーンブルク島】……74
【かんごく島】…………未調査
【破壊天体シドー】…未調査(海面は存在しない)
【ジメジメ島】…………64
【フサフサ島】…………64
【ピカピカ島】…………84
【ゴロゴロ島】…………30
【ヒエヒエ島】…………64
【チャポチャポ島】……64
【ザブザブ島】…………21
【ヤミヤミ島】…………64
【マガマガ島】…………64

液体としての海水

【かいたくレシピ】45個を達成したご褒美である【かわきのつぼ】強化以降、かわきのつぼを用いることで、海の水を液体「海水」として汲み取ることができるようになり、海岸地形にも手を入れることが出来るようになる。
当初はデフォルトの海の高さ(1/4ブロック程度の高さ)については、初期状態に存在するものを一度でも壊すと再現することが出来なかったが、2019/5/30のアップデート以降は強化後のかわきのつぼの機能として追加される「あさせまき」で可能になった。
液体「海水」としての性質は通常の水と変わらず、【溶岩】と接触した時の挙動も通常の水と同じものの、基本的に水(きれいな水)とは異なる液体として扱われる。ゆえに水を要求する部屋レシピや、料理には使えず、水田作りに使う事も出来ない。
 
また本作では、DLC「水族館パック」を用いて釣りを行うことが可能だが、海水に対し釣りを行った場合の釣れる魚のラインナップは水とは全く異なっており、さらに同じ海水でも様々な条件によって釣れる魚は変化する。
詳細は【釣り】を参照のこと。

ドラけし!

第四ステージとしてDQ8の内海が登場。
ボスは海竜。レア枠は大王イカで、隠しステージにはデスセイレスがいる。
強ステージボスはクラーゴン。