【海底】

Last-modified: 2024-03-21 (木) 04:51:48

概要

読んで字の如く、「【海】の底」という意味。
現実でもまだ詳しくは解明されていない点が多いという未知の領域である。
ドラクエの場合、大抵は水棲のモンスターや人魚が潜んでいる。
 
海底には当然空気はないし、水圧が凄まじく光も届かない暗闇の世界で到底人間が生存できる環境ではない。
不思議なことにDQ世界の海底は人間でも平気で活動できることが多いが、その理由がはっきりしていない作品もあったりする。
DQ6では海底の【フィールドマップ】が登場した。

DQ2

【海底の洞窟】という名前のダンジョンが登場する。中は普通の洞窟だが【溶岩】のダメージトラップが登場する。
 
また、本作からDQ5までは海上で【しらべる】を実行するとと飛び降りて潜っていく。
【ふねのざいほう】は海底に沈んでいる設定なので、船上からそこまで潜って取ることになる。といっても、浅瀬の近くなので、深くはないだろう。

DQ6

【現実の世界】における地形の一つ。海底専用のフィールドマップが存在し、海・川と完全につながっている。
海上で【マーメイドハープ】を使うと、神の船が【人魚】の助けで【あわあわ船】となり、潜水して海底のフィールドマップに切り替わる。BGMは【静寂に漂う】
なお海底では【ルーラ】は使えない。
海底でも【ふしぎなちず】を開くことはできるが、地上および海上マップが表示されるのみなので、地図の海上に表示される現在地と地上の陸地の形を頼りに探索することになる。
当たり前と言えば当たり前だが、海底から未踏の陸地に近づいても未踏のマップは表示されない。海上に出ると現在地周辺の隠れていた陸地部分の詳細が表示されるようになる。
 
海底には人魚が暮らしているほか、人魚とは別種族の海底人が各所におり、海底の王【ポセイドン】も存在するが、【海底神殿】に巣食う【デスタムーア】の手下【グラコス】の侵略を受けている。
 
海の中ではなぜか【浅瀬】をすり抜けることができ、これを利用することで海上経由では行けなかった外海の各地へ行けるようになる。また、【ジャンポルテの館】へはその付近の海底にある窪みを通ることでアクセスできる。
この他にも、上記の海底人が住む【ほこら】があり、【宿屋】があったり、【井戸】と繋がっていたり、何かと謎だらけのフィールド。
【沈没船】には【さいごのカギ】が眠っているので、マーメイドハープを入手したらすぐに取りに行こう。
【ポセイドン城】【人魚のすみか】【ルビスの城】【命名神マリナン】などの施設も海底にある。
しかしこのフィールドで有名なのが何といっても、モンストルの東にあるあの【海底宝物庫】だろう。
ここへは、相当にレベルが上がるまでは訪れない方が無難。ハープ入手直後にここへ突撃して、あの【キラーマジンガ】によって海の藻屑と化したプレイヤーは数知れない。
それでも行くならば相応の戦術を用意すること。
 
もちろんエンカウントもあり、出現する敵は海上とあまり変わらないのだが、手ごわい敵がたまに出てきたりする。
特に内海エリアの【キングマーマン】【オーシャンナーガ】は、初めて出会う時点ではかなりの強敵なので、うっかりやられてしまわないように注意しよう。
外海だと【マッドロブスター】の軽減しにくい【いなずま】連発が厄介。不意打ちされてしまうといなずまが来ないことを祈るしかない状況になってしまうので辛い。
生息範囲は、内海、外海、細い通路によって異なっている。
その差異はオクトセントリーかヘルパイレーツが出るか、両方が出ないかで判別可能。
なお水の中という特性上、このフィールドの中では特技の【ひばしら】は使えない(必ず失敗する)。と思いきやブレスやメラ系・ギラ系等の他の炎攻撃は使える。
一方で海中にもマグマは存在するはず(実際、DQ2の海底の洞窟には溶岩が立ち込めている)なのに【マグマ】の特技は使えなかったり、デイン系や【いなずま】が使えるのも不思議な点。
 
また、このフィールドは海上とは違って全域で【熟練度】上昇限界がない(Lv99まで熟練度があげられる)。
ただ、マーメイドハープを入手以降に訪れる地域であればほとんどの場所が熟練度限界がないので特に熟練度上げ目的に使えるというわけではない。どうせなら【はぐれメタル】が出る地域の方がついでにレベルも上げられる。
盗賊の職業に就いているキャラがいれば、【マリンギャング】【のこぎりがたな】(同7350G)、【グレートペリカン】【カルベロビュート】(同9750G)、【オーシャンナーガ】【キラーピアス】(同8250G)といった高値で売れる武具を盗んでくれる。それらを売却していけば、短時間で結構な金を稼げるだろう。
これら全てが出現するのは内海エリアなので、狩るなら場所に気を付けよう。
海底神殿の南の最南端(海上で【おしゃれなかじや】がある島付近)には宿屋を営んでいる一軒家があるので、海底で稼ぐ場合には拠点として利用できる。
SFC版では海上と同じくエンカウト率が非常に低いがリメイク版では上がっている。

DQ7

グラコス一族の潜む【海底都市】や、【海底王】の住む【海底王の家】が登場する。これらへは【イカダ】や船で海上に出現した渦に乗ることで入ることができる。
また、【サンゴの洞窟】という海中を進むダンジョンも登場する。
 
いずれも海中で普通に肺呼吸ができるらしい。会話も普通に可能。
もしかしたら【主人公(DQ7)】の持つ【水の精霊】の紋章の力によるものだろうか?

DQ10オンライン

Ver3.4で【オーフィーヌ海底】が実装。
従来のフィールドのように海底を散策でき、ふわふわとした歩行感や多数の水系モンスターなど凝ったロケーションとなっている。

DQ11

マーメイドハープが再登場したがDQ6とは用途が異なり、海底のフィールドマップは無く、海上の【光の柱】から海中に潜り、【セレン】の治める【海底王国ムウレア】を訪れたり、他の海域に移動したりできる。
海底王国ムウレアには人魚や、半魚人の姿をした海底の民に加え、さまざまな魚類が暮らしている。
やはり人間の姿でも普通に息ができるほか、世界に異変が起きた後は主人公も【魚】になって海中を泳ぐことになる。

DQM2

【かいぞくのかぎ】から行ける【水の世界】には人魚の国が存在し、人魚が海底で生活している。

キャラバンハート

【旅立ちの洞窟】というダンジョンが海底トンネルである。
また、【海底洞窟】という名前のダンジョンが登場し、【ウェバー】が住んでいる。

トルネコ3

トルネコとポポロは【バリナボ島】から遠く離れた【グレートバレイナ島】へと辿り着くべく、海底トンネルに属する数々のダンジョンを攻略していく。
そんな彼らを癒やすべく、【海底の家】【マダム・グラコスのバザー】などといった海中の休息ポイントが登場する。