概要
他のRPGではHP0、つまり「戦闘不能状態」として【死亡】の代わりに採用されたりする【状態異常】だが、我らがドラクエシリーズでは非常に珍しい仕様。
一応、FC版DQ2やDQ5では【ねむりこうげき】の追加効果で「いしきを なくした!」と表示されるが、これは気絶ではなく【眠り】状態にする効果なので混同しないように。
実際に「気絶」の状態異常が登場するのは、今のところDQ5のみである。
一方で、イベントでキャラクターが気絶するシーンはしばしば登場している。
有名なのはDQ4のミニデーモンだろう。
DQ5
主に幼年時代に登場する状態変化。
【HP】0なので基本的には死亡と同じだが、以下の点で異なる。
- 仲間キャラ(【ビアンカ】【ベビーパンサー】【ベラ】)が気絶した状態で戦闘終了するとHP1で復活する。
DS版の【パパス】も同様だが、【ジャミ】と【ゴンズ】に袋叩きにされているとき以外はまずあり得ない。- SFC版では幼年時代のキャラで唯一パパスはHPが0になると死亡する。
- PS2版はジャミ・ゴンズに袋叩きにされるシーンがイベントムービー。
- 【主人公】が気絶すると、仲間が健在でも【全滅】扱いとなる。
【レヌール城】編ではビアンカが【アルカパ】の【宿屋】まで引き摺って帰る。
妖精の国編では【サンタローズ】の自宅で目が覚める。
ただし、パパスが居る場合は全員倒れないと全滅にはならない。
頑張って【メガザル】を覚えてから【古代の遺跡】で唱えても意味がない。 - SFC版では青年時代前半、【フローラ】と【結婚】した場合、フローラはHP0になると気絶するだけ。
ちなみに、データ上は「気絶という独立した状態変化」が存在するわけではなく、キャラクター毎に「戦闘不能になった時に死亡か気絶か」を切り替えるフラグがある。そのため、扱いとしては死亡と全く一緒。
主人公が気絶すると原則全滅になるのは、「主人公戦闘不能という特殊な全滅条件」がセットされているため。
主人公が青年になると、上記の例外を除いてHPが0になるとしに状態になり、しにのまま戦闘終了すると一部のイベント以外では戦闘後もしにのままなので注意しよう。
魂の絆
短時間行動不能の効果。