【魚】

Last-modified: 2024-03-27 (水) 18:41:12

概要

誰もがご存知、水中に住む代表的な生物。
モンスターとしてはDQ4の【とつげきうお】系が最古だが【NPC】としての登場は遅く、【海底】世界が登場したDQ6でも純粋な魚のキャラは登場していない。
DQ7で突げきうお系統が再登場したことと、【モンスターパーク】の登場に伴い、モンスターのための魚のフィールドグラフィックが作成された。そしてDQ9でようやく魚のNPCが登場した。
 
DQ10の釣りの対称およびキャラバンハートの食料アイテムとしての魚は【さかな】を参照。

DQ9

クエスト【水…… 水を……】の依頼主が、樽の中の魚である。人間の言葉で話せる。
樽の中にいるので姿は見えないが、これがシリーズ初の魚のNPCといえる。

DQ10オフライン・オンライン

【ウェディ】はその外見や種族特性などで魚の要素を持ち合わせている。
ミニゲームとして【釣り】があるため、その対象として多数の(実在する)【さかな】が登場する。

DQ11・DQ11S

【海底王国ムウレア】に魚のNPCが登場。形は細長い魚(実在の魚で言うと【リュウグウノツカイ】に似ている)、【チョウチンアンコウ】、サメ、海ガメ(正確には魚ではないが)の4タイプがいる。
しかし初めて訪れたときは「言葉がわからない」と言われ話すことはできない。
ちなみに細長い魚は、【鳥山明】によるDQ10の【ウェディ】デザイン原画に描かれているものが元ネタである(【ノチョーラ】と同じケース)。
 
世界に異変が起きた後のシナリオ開始直後は、【主人公(DQ11)】が女王【セレン】によって【魔王ウルノーガ】から身を隠すために姿を魚に変えられている。
この時の姿は背鰭に肩掛けカバンを引っ掛けており、腹に勇者の証の痣と同じ模様があるという独特なもの。元の姿とはかけ離れているが、目だけは人間の姿のものと同じである。小魚のような顔に留まらず本当に小魚になってしまうとは誰が予想できただろうか?
肩書きも【さすらいの魚】に変化する。
魔王の誕生・【命の大樹】の崩壊という衝撃の展開を経て、パーティ全員の生死すらわからない状態で海に放り込まれるため、多くのプレイヤーが混乱に陥ったことだろう。
 
この場面では実際に魚の姿の主人公を操作する。ムウレアにはこの魚の状態でしか行けない場所があり、魚のNPCにもこの状態でのみ話しかけることができる。
機種・モードによって操作方法は異なる。

  • PS4版・DQ11S3DモードではR2/ZRボタンで上昇、キャンセルボタンで下降。挙動はドラゴンライダー系の【モンスター乗り物】と似ている。ダッシュはできない。
  • 3DS版3DモードではYボタンで上昇、Bボタンで下降。水流に乗ってのフロア間移動もできる。
  • 2Dモードでは渦に乗ることで、人間が行けない場所へジャンプできる。フロア移動は水流を利用する。

 
一度ムウレアを脱出して人間に戻った後も【覇海軍王ジャコラ】を倒せば、ムウレアのマップ内でのみではあるがセレンに話しかけることで人間と魚の姿を自由に切り替えることが可能になる。
過ぎ去りし時を求めた後は当初は魚になれなくなっているが、セレンからの【デスエーギル】討伐のサブイベントをクリアすれば同様に魚になれるようになる。
魚にならないと受注やクリアができない【クエスト】や、ここでしか買えない装備品もある。
魚になる為には毎回セレンに話しかける必要があるが、元に戻るには【ルーラ】で脱出してもいい(勿論セレンに話しかけて元に戻してもらうこともできる)。
仲間会話はPS4版等ではできないが、3DS版等では普通にできる。DQ11Sで追加された【とうぞくのはな】【カミュ】がパーティにいれば魚の状態でも使用可能。
 
後に発売された主人公のフィギュア(ブリングアーツ)には、魚状態のフィギュアも付属している。

ビルダーズ1

【つりざお】を使って【釣り】をすることで入手できる。
【イワシ】【タイ】【サケ】【マグロ】【銀遊魚】が釣れる。

ビルダーズ2

【釣り】で手に入るアイテムの系統の一つ。
前作から【イワシ】【タイ】【サケ】が続投しており、主に守備力アップの効果を持つ料理の作成に用いる。料理に使う際の高級さはタイ>サケ>イワシ(フナ)の順。
本作ではDLCなしでは若干手に入れづらく、入手手段はモンスターからのドロップか【ビルダーハート】交換のみ。
当初イワシ以外の魚の調達手段は【ザブザブ島】強敵の【マーマン】系からのドロップのみしかなく、入手に手間がかかるため、【かいたくレシピ】の課題の料理レシピ埋めに使う程度にしか使っていないプレイヤーも多かっただろう。
後のアップデートでベビーパンサーがそざい島にてサケを落とすようになり、その後ビルダーハートによるアイテム交換も解禁され、以降は魚の調達難度も初期よりはだいぶマシになった。
 
DLC第二弾【水族館パック】で魚の追加が行われ、DLCを導入すれば既存の物と合わせて40種類の魚を入手できるようになった。
なお、放流される魚のモデリングはいずれもDQ10から流用されているが、イワシに関してはDQ10に存在せず、必然的に放流時のモデリングも存在しない関係から、水族館パックと同時期に行われた無料アップデートにてイワシから【フナ】へと差し替えられている。
 
これらの魚は放流をすることができ、島の景観に彩りを添えてくれる要素にもなっている。
釣りも解禁されたうえ、一部の住人が水辺で釣りを行うようになり、入手難易度も下がった。
魚には食べられる種類のものも多く、フナ・サケ・タイ含め計22種類が食用可能。
料理に使った際の高級さは5段階にランク分けされており、レシピとして「魚」系統を指定する料理の場合、より高いランクのものを使ったときほど高級な料理が出来上がりやすい。
登場する魚の一覧、およびランクは以下の通り。
 

 
食べられるものはサイズが「大」ならランクが通常より+1、「特大」ならばランクが+2される。
ただしランクは5が上限。タイもタイ・特大も魚指定の料理に使った際の高級さは全く同じであり、タイで高級にならない組み合わせではタイ・特大を使っても高級にならない。
しかし例外として、【刺身もりもり】等の特定の魚が名指しで指定されている料理の場合は、最高ランク以上の魚でも、よりサイズの大きいものを要求される場合もある。
また、サケ・大とサケ・特大はちょっとだけ特殊で、同じランクの他の魚ならば【小麦】と料理したとき【高級海鮮丼】となるところ、これらは小麦と料理しても通常の海鮮丼にしかならない。あまり気にすることは無いだろうが…。
 
入手難度や入手時期と、料理に使った際の高級さはあまり比例しないので注意。
ジメジメ島などで序盤から比較的楽に釣れるタイや、魚影が大きく分かりやすいマグロが最高級扱いとなっているため、高級魚料理を作りたいならこれらを狙っていくと良いだろう。
 
放流した魚は近付いて決定ボタンを押すと捕まえることができ、アイテムの状態に戻せる。
家畜と異なり、放流した魚はHPも食らい判定も設定されておらず攻撃で倒されることはないのだが、何故か【デインバリア】【バギバキューム】が反応する(その他の兵器類は一切反応しない)。デインバリアの範囲内に魚を放流するとバリアが作動してダメージを与える音が鳴り続ける。

ライバルズ

第9弾「再会と誓いの世界」にて【セレン】の効果で登場するトークンユニットとして登場。
セレンのれんけい効果で小型ユニットが死亡すると魚(外見はDQ11主人公の魚姿と酷似しているが、鞄はない)が出現する。
本来は1/2/2のバニラユニットだが、セレンの効果で速攻を得られる。
真価の発揮は専用構築ありきとはいえ、シンプルな動物系ユニットとしては【犬】とはエライ違いである。

蒼天のソウラ

魚よりももっと狭い範囲の魚類として「【鯖】」が登場する。
大陸間連絡鉄道である【大地の箱舟】の線路メンテナンスの原因として、荷物車の脱線による輸出用の鯖がバラ撒かれたため、ソウラ一行は海路を進むことになるが、オンラインゲーム特有の「サーバーダウン(通称鯖落ち)」とかけたメタネタである。