【結界のほこら】

DQ4

【闇の世界】の中央にそびえる【デスキャッスル】を取り囲むようにして建っているほこら。
闇の世界の北西、北東、南西、南東、全部で4つあるほこらにはそれぞれ番人がおり、彼らがデスキャッスルを包む結界を作っている。
彼ら4匹の魔物が1匹でも残っていれば結界は維持される（というより4つの結界が張ってあるらしい）仕組みになっており、結界を解きデスキャッスルに侵入するためには、すべてのボスを倒さなければならない。
これらのボスの共通点は、「終盤になって初登場するザコ敵の色違い」であり、DQ2の【アトラス】、【バズズ】、【ベリアル】を彷彿とさせる。
なお、これらのほこらではボス戦があるだけで、通常モンスターとのエンカウントは発生しない。
　
この結界のボス達はDQ10オンラインにおいては【結界の守護者たち】というコインボスのユニットとなった（似たユニットに【悪霊の神々】、【伝説の三悪魔】、【幻界の四諸侯】、【帝国三将軍】がある）。

南東のほこら

守護しているボスは【アンドレアル】。
地下2階構造で、障害物などは設置されていない。
北西のほこらほどではないが、かなりシンプルな造りとなっている。

南西のほこら

守護しているボスは【ギガデーモン】。
地下2階構造であり、地下1階ではプレイヤーキャラクターとシンクロして鏡面対称な動きをする人形が5体配備されている。
動いている人形の前後左右に立つと強制的にフロアから出されるため、人形をうまく障害物にひっかけて道をあけ、通過する必要がある。
上述の通り、横に立つだけで強制退場になるので通常は話しかけることができないが、実は障害物である石の【テーブル】越しだと話しかけることができる。
また、部屋の入口の床を踏むまでは仕掛けは作動しないため、部屋を抜けた先の階段を下り、もう一度戻ってくれば人形は初期配置から動かず、話しかけることも可能。
話しかけると同じフィールドグラの【どぐうせんし】同様に「ギイ ギギギ……」と言う。
ちなみに、この部屋を一度抜けると、戻っても通り道を完全に防がれてしまうため、帰ることはできなくなる。
ルーラもリレミトも無効なので、ギガデーモンを倒すか負けて全滅するしか帰る方法がない。
　
このほかFC版では通り道に無意味な階段があったり、予備知識がないと一歩目は確実にくらってしまうような【バリアー】があったりする。
4つのほこらの中でもかなり特殊な造りになっているが、やはり引き返せないという罠が最も強烈である。
またFC版ではほこらの外の毒沼の中に【ちいさなメダル】が落ちている。

北西のほこら

守護しているボスは【ヘルバトラー】。
4つのほこらの中、最もシンプルな構造をしている。
内部は1フロアのみで、入ってすぐにボス戦となる。

北東のほこら

守護しているボスは【エビルプリースト】。
4階建ての塔のような構造のほこらで、リメイク版では実際にフィールド上で塔のグラフィックが用いられている。
階段が複数あるが、造り自体はシンプルなので迷うことはないだろう。
また、【ゾンビメイル】が入った宝箱もある。

DQM3

DQ4の闇の世界にあたる【覇王城の魔界】上級において登場。
結界を守護しているのが【守護四帝】?になっているほか、内部がほぼ同一のシンプルな構造に。
ほこらごとに崩れた柱の位置などの細部が微妙に異なっている他、三つある小部屋のどこかに守護者がおり、その位置もそれぞれ違う。
残りの小部屋には宝箱があるが、中には超とつくいずれかの種が3つがある。