【紅蓮のローブ】

DQ8

発熱作用のある薬草の汁で染めた赤いローブ。襟部分は燃え盛る炎のようになっている。
守備力は82で、【ゼシカ】と【ククール】が装備できる。
【けんじゃのローブ】+【まほうのせいすい】+【ヌーク草】を錬金することで作れる。
ヌーク草の発熱作用の恩恵か、吹雪系のダメージを20軽減する効果がある。しかし最高の防寒具というふれこみでこの性能ではがっかりした人も多いのではないだろうか。
　
このレシピは【メディばあさんの家】という雪国の割と早い段階で知れるのだが、肝心のヌーク草が手に入るのが最速でも【神鳥のたましい】入手後。すなわち最も能力を発揮できそうな雪国での活躍期間は皆無に等しい。
せいぜいこのエリアにとり逃した宝箱があったとか、キラーマシンをスカウトしに来たとか、そのくらいである。
一応【魔犬レオパルド】が吹雪攻撃をしてくるので、敵討ちという意味でもそこで使いたいが、その場合グラッドに嘘をついてヌーク草を調達しなければならない。
偶然か意図的か、レオパルド戦のある【法皇の館】で材料となるけんじゃのローブを入手できる。
　
こんなのを着て砂漠を歩いたら熱中症で死ねると思うが、そういう心配は無用。
もっとも、この装備の効果が発揮される吹雪系攻撃をするヤツが【砂漠地方】には……いるにはいる。
　
パルミドの【闇商人の店】で砂塵のヤリの次に要求されるアイテムになっており、これを渡すことで【大おやぶんの盾】をもらうことができる（2回目以降は12000G）。
通常の売値は11250Gなので、闇商人の店で売った方が僅かに儲けが大きいがヌーク草の希少さやけんじゃのローブの原材料の調達の手間暇を考えると、そこまでして売る価値があるのかどうかは疑問。

3DS版

装備可能キャラに【モリー】が加わった。
また、【白波の装】の材料の一つとなっている。

DQ11

【ベロニカ】、【セーニャ】、【ロウ】が装備可能なローブ。
うち直しに必要な宝珠は20個。

　
【デビルウィザード】のレアドロップ。
【ふしぎな鍛冶】でも作成可能。レシピは【しゃくねつの武具】に記載。
必要素材は、【まほうのせいすい】×2+【ようがんのカケラ】×3+【赤い宝石】×1+【ほのおの樹木】×3。
入手タイミングはドロップ品では過ぎ去りし時を求めた世界、鍛冶レシピ入手もほぼ同時期の【さいごのかぎ】入手後となる。
結局のところ雪国地方攻略時に間に合わないため使い道が無く、8の欠点をそのまま受け継いでしまっている。
一応その後にもクレイモラン地方を訪れる用事はあるが、これならまだ守備力が劣る代わりに全属性耐性の【エンペラーコート】や【エンプレスローブ】のほうがマシである。
そのため錬金の材料や闇商人用に必要だったDQ8とは違い、DQ11では手に入れても売却用にしかならない。
しかも売却価格は14000Gと時期的にはそこまで高額ともいえず、総じて扱いはもっと悪くなっている。