【山肌の集落】

Last-modified: 2022-04-04 (月) 16:49:11

DQ7

過去の【ダーマ地方】シナリオに登場する地名。
【西の洞窟】を抜けると突如この集落に出ることになり、この先は【牢獄へ続く洞窟】【神殿への地下道】に続いている。
【フォズ】大神官救出にあたっての中継基地にあたる場所。
無料で宿泊できる場所があり、そこに冒険の書に記録してくれる神父もいる。
 
ダーマ神殿が魔物に占拠されたため、かつてそこで働いていた神官たちがここにいる。
ダーマの神官は神殿が魔物に奪われた際に皆殺しにされたというウワサだったが、実際にはこの集落に追いやられている。
また、肌の色が青白くなっている人間は【魂砕き】によって魂を砕かれた犠牲者たち。
魔物に悪意を吹きこまれて操られており、ダーマの神官たちを常に見張っている。
神官たちのほうからは手を出すことができず、集落から出ようとすれば容赦なく彼らが襲いかかってくるため、身動きが取れない状況に陥ってしまっている。
 
主人公たちはここであの【フーラル】と再会し、彼と【カシム】を加えてフォズ大神官を救出しに行く。
フォズが救出されると集落では歓喜の声があがり、また集落には行方不明となっていた【ザジ】がいるが、
神官長が姿を消しており、ザジと【ネリス】の様子もおかしい。
疑問を抱きつつも主人公たちは【ダーマのカギ】をフォズから受け取り、神殿奪回へと向かう。
 
ここでは道具屋で【ほしのかけら】を購入できる。
戦闘中に使うと敵1体に【メダパニ】の効果があるこの装飾品は、呪文・特技を封じられている状態の主人公たちにとっては非常にありがたい品。
500Gと比較的安価で買えるので、購入しておくとダーマ編が終わった後も結構長く役に立ってくれる。
 
南東にある井戸には【いどまねき】が潜んでいる。
井戸の中のタンスには小さなメダルがあるので、倒して回収しておきたい。
ただし最初は特技を奪われている段階なので、自信がなければ後で取りに来たほうがよい。
なお、井戸の中にはトランプ勝負にムキになっている女戦士と、その様子に呆れる吟遊詩人が住んでいる。
魔物に監視されている状況や、井戸に潜んでいたいどまねきなどの周囲のシチュエーションとのギャップが激しく、ある種のシュールさを感じさせる。
 
なお、ダーマ神殿奪回後にここへ来ると、魂を砕かれ、操られていた人々が正気を取り戻している。
辛い生活を強いられていたダーマ神殿の神官たちも神殿に戻る準備を始め、辛い生活の中で亡くなった仲間たちの墓にお別れをしたりしている。
ふきだまりの町からダーマ神殿を目指そうとしていた者たちもいるが、薬草が足りないとかでダーマには戻れないようだ。
ダーマが解放されたこともあってか、その後には神官たちが生活していたこの集落に観光に来る者もちらほらと。
「神官たちも案外しゃれた所に住んでいた」などとコメントする者もいる。当事者ではないためいい気なものであるが、観光史跡や城跡を眺めに来たようなものなのだろう。
また、昏睡状態に陥った者は後から呼ばれたシャーマンの尽力もあってほとんどが回復したが、一人だけ船乗りの格好をした男だけが事件解決後も寝たきりのままとなっている。
【旅の宿】で彼を待っていた恋人が駆けつけており、男の容態を見て悲しんでいる。切ない。