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【主人公(DQ6)】

Last-modified: 2017-12-02 (土) 17:13:42

 パーティメンバー:DQ6
【主人公】―【ハッサン】【ミレーユ】【バーバラ】【チャモロ】【テリー】【アモス】【ドランゴ】

概要 Edit

【ドラゴンクエストVI 幻の大地】【主人公】。17歳。
鳥山明の絵ではお馴染みの逆立った髪型の青い髪と背中に背負った剣が特徴的。
イラストではかなりの軽装かつガタイが良く(さすがにハッサンよりは小柄だが)、やんちゃな表情をしている。また、両耳にイヤリングをつけている。
 
前作ではシリーズで初めて「【勇者】ではない主人公」となったが、【堀井雄二】によれば、ファンからは「次の主人公はまた勇者がいい」または「勇者になりたい」という意見が多かったという。
そこで今回はまた勇者にしようとも考えたのだが、そのままでは面白くないという理由で、一捻り加えてみようということで以下で挙げるような設定となった。(【月刊Vジャンプ】1994年8月号)
 
ちなみに初期デザインではもう少し着込んでいてクールなイメージだったようだが(現在のテリーに近い)、無色透明のドラクエ主人公のイメージから外れていたので没になった。(なお、こちらにはイヤリングがない)
【鳥山明】によると、そういうキャラクターは脇役にして生意気なことを言わせたりしたほうが面白いのだという。
 
髪の色はゲーム中グラフィックなどでも基本的に青色だが、漫画版や『4コママンガ劇場』などでは、青紫に近い色で描かれることもあるほか、青色の濃淡も定まっておらず、描く作家による彩色のばらつきが大きい。
 
CDシアターでの名前は「ウィル」で、声優は関智一。
漫画版【ドラゴンクエスト 幻の大地】では「ボッツ」、小説版での名前は「イザ」、DQMBやDS版以降の公式媒体では「レック」の名が使われている。

DQ6 Edit

魔王【ムドー】に挑むべく旅立った勇敢なる若者。
【ハッサン】【ミレーユ】を供とし魔王ムドーに挑むも力及ばず、幻術によって石化された

彼の旅路 Edit

……という夢を見た、ただの【むらのしょうねん】
高原の山村【ライフコッド】で、妹【ターニア】と2人で慎ましく暮らしている。
服装はノースリーブ・半ズボンなのだが、山の上で暮らすには寒すぎるのではなかろうか。
ある日、麓の町まで村祭りのお使いに行った彼は、ひょんなことから「幻の大地」と呼ばれるもう1つの世界の存在を知る
その夜の村祭り、ターニアに精霊が乗り移り、お告げを受け、主人公は旅立つことになる。
 

武闘家【ハッサン】、謎の女性【ミレーユ】、記憶喪失の少女【バーバラ】を仲間に加え、魔王ムドーを倒すも、
倒したムドーの正体は、幻術により魔王としてこの世界を侵食していた【レイドック王】であり、まだもう一つの世界に居座る本物のムドーを倒さなければ、世界は依然危険なことを知らされる。

 
真実を知った彼らはゲント族の後継者【チャモロ】を仲間に加え、現実の世界に存在するムドーの城へと突入し、現実のムドーを倒し、
未だ行方の分からない主人公とバーバラの実体を探すため、彼らは旅を続ける。

彼の真実 Edit

彼の正体は、【レイドック王】と王妃【シェーラ】の息子、ムドー討伐に旅立ったのち行方不明となっていた【レイドック王子】である。
ムドーに敗北した彼は、精神を夢の世界に、肉体を現実世界に分離させられてしまった。
つまり、プロローグでの敗北は、夢でもなんでもない(分離された夢の世界側の主人公が「夢と錯覚」していた)。現実での出来事だったのだ。
精神から切り離された肉体は、いつしか石化が解けて動き出し、記憶喪失のまま彷徨って行き倒れ、現実のライフコッドに住む少女ターニアの看病により回復、彼女のもとに身を寄せていた。
「ライフコッドの村人でターニアの兄」という精神側の彼の記憶は、実の兄を欲しがっていたターニアが見た夢、そして実の妹を幼くして亡くした彼自身の見た夢に過ぎない。
 
現実のライフコッドで真実を知った彼は、襲撃してきた【まおうのつかい】を倒すため、心と体の融合を果たす。
だが、あまりにも長い間心と体が離れていたために、ハッサンと違って完全に元の自分に戻ることができず、「ライフコッドの村人」でも「レイドックの王子」でもない本当の自分自身を忘れた存在になってしまった。
一応は「ライフコッドで暮らしていたターニアの兄」がベースでありながら、レイドック王子としての人格も中途半端に持つという歪な形になってしまう。
結果として、両親やレイドックの住民・ターニアといった親しかった人々と話す際にも、「知っている人のはずなのに何か雰囲気が違う」という違和感をお互いに覚えるようになってしまった。

旅の終わり Edit

後に【テリー】も仲間に加わり、大魔王【デスタムーア】が現実の世界支配のための布石として夢の世界を実体化させたことがそもそもの原因と知った彼らは、デスタムーアが鎮座する【はざまの世界】へと侵入し、ついに全ての元凶たる大魔王を滅ぼした。
だがデスタムーアを倒したということは同時に、実体化していた夢の世界がもとの夢幻となり消えてゆくことを意味した。
 
夢の世界は、最後まで彼を兄と慕っていた夢のターニアや、彼に恋心を抱いたような様子を見せていたバーバラと共に消え去り、王子であることを触れ回られた結果、現実のライフコッド住民とは壁ができ、かつて親しかったはずの人々との間の違和感は最後まで埋まらなかった。
 
「真実を知れば知るほどささやかな幸福が逃げてゆく」という不運を背負っており、最終的な所だけを見ると、DQ5の主人公より不幸だと感じられるかもしれない。
同じ「実は王族だった」【主人公(DQ5)】が「次々に襲い来る不幸に打ちひしがれながらも、最後に幸福を掴む」のとは正反対である。
「第2の故郷の村」のエピソードも、DQ5では【サンタローズ】が焼き討ちに遭うも最後は復興し住民から「この村一番の出世頭」だと歓迎されるが、DQ6では最終的に住民たちと壁ができ安住の地(むろん本来のそれはレイドックなのだが)を失ってしまう。
本作のEDでも「この村一番の出世頭」だと歓迎してくれるが、皮肉にもその人々とは、間もなく彼の視界から消え行く、夢の世界のライフコッドの住民だった…。
両親が最後まで健在だったことも含め、DQ5のそれとは対照的な主人公といえるだろう。
 
しかしそんな中でも「がボロくなってきてるから俺が直してやるぜ!」などと以前と変わらず接してくれる仲間たちの存在は彼の大きな助けになってくれることだろう。
幸い、各地を旅しているテリー以外は定期船で往来ができたり、関所を一つ越えれば行ける場所に在住している。
物語の最期では仲間達がグランマーズの館に集まり、消えていったバーバラの行く末を眺めるところで話は終わる。
現実のターニアと元のように親しくすることも身分の差などが大きな壁となる可能性はあるが、パーティーでの彼女とランドのセリフには救われたのではないだろうか。その後、彼がどうなったかは想像に委ねられるのみだが、なんとか周りの人間と立ち会いながら幸せになってもらいたいものである。
 
なお、時系列的に【天空シリーズ】の始祖である彼の境遇は、同じく【ロトシリーズ】の始祖である勇者ロトが、下の世界に取り残され、二度と故郷の土を踏むことが出来なくなる運命と類似している。

残された謎 Edit

実体の石化が解けた時期 Edit

彼の実体の石化が解けて動き出した時期については、最後まで謎のままである。
基本的にはムドーの死後、しばらく経ってから動き出したと認識されることが多いが、その場合には下記の疑問点が生じる。

  1. なぜ縁もゆかりもないライフコッドの村娘ターニアと兄妹という夢を見たのか
    動き出したのがムドー討伐後であるとすると、物語開始時点では実体とターニアはまだ出会っていない。つまり、全く縁もゆかりもない2人が、お互いが兄妹であるという夢を見ていたことになる。
  2. なぜ石化された実体がムドーの城になかったのか
    彼とハッサン、ミレーユの3人はムドーの城で石化されたはずなのに、ムドー討伐前にムドーの城に置かれていたのはハッサンの実体のみ。彼の実体がなぜそこにないのか、逆にどこに置かれていたのかが全くの不明。この点についてはミレーユにも言える疑問である。

逆に、ムドー討伐前、物語開始前の時点ですでに実体は動き出しており、すでにライフコッドでターニアと暮らしていた可能性も否定出来ない。
しかし、ハッサンの肉体が石化したままだったのに、それよりはるか前に主人公の肉体がひとりでに動き出したというのはやや不自然である。
これは、主人公が1人だけ伝説の武具を装備出来たり、勇者になる素質が高かったため、特別な能力を持つという論理で説明できるが、なぜレイドックの王子がそのような特別な存在だったのかはやはり不明。
もしかすると、主人公の「妹が欲しかった」「レイドックの王子としてでなく、山奥の小さな村の青年として生まれたかった」という夢が奇跡的に叶えられた結果、現実の肉体がライフコッドに現れたのかもしれない。

天空の勇者の祖先? Edit

天空シリーズは、リメイク版が登場するまでは、ロトシリーズのように時系列が明言されていなかったため、解釈がプレイヤーにゆだねられ、様々な解釈や憶測を呼んだ。
6→4→5という時系列が明言された現在でも、DQ6の主人公と【天空の勇者】の関係についての考察は絶えない。
 
彼と天空の勇者との繋がりを考察する上で重要な点として、まず、他のキャラよりも【勇者】になりやすい素質をもっている事が挙げられる。
実際、本作と同じような転職システムが採用されている次作『DQ7』では、特別に勇者になりやすい素質をもつキャラクターは登場しておらず、たとえ物語の主人公であっても、他のキャラクター達と転職条件が同じなのである。
 
そして、後の【天空シリーズ】と思われる伝説の武具、【ラミアスのつるぎ】【スフィーダのたて】【オルゴーのよろい】【セバスのかぶと】を身につけることができる唯一の存在ということだが、その理由は今ひとつ不明。
「勇者でなければ装備できない」ということなのだが、勇者は誰でもなれる。「勇者の素質がある」とか「あなたが伝説の勇者なのか?」とかそれっぽいことは言われるのだが、あくまで素質の問題。
大魔王の存在をゆるがす者が現れる」と【大賢者】に予言されているのが主人公のことを指すのではないか?と【なげきのきょじん】に言われるが、勇者と明言しているわけではない。
オルゴーのよろいが安置されていた【グレイス城】地下に「このよろいを身につけられるのは真の勇者のみ」との書置きがあるため、職としての勇者とは別個の扱いをされていることはわかる。
リメイクでそれ以上のエピソードが語られることも期待されたが、結局何も付け足されなかったため、各自が脳内で補完するしかない。
 
次に、彼が本体と融合する際にライデインを「思い出す」こと。
周知の通り、本編シリーズ、とくに天空編においてはライデインを筆頭とするデイン系の技は勇者の専売特許である。
思い出す=本来の力を取り戻す、と考えれば、ムドーの幻術を受けて肉体と精神を分割されるまでは彼はライデインを使えたということである。
本来は勇者の技を元々使うことができた、という事実を勇者の素質があると受け取れる。
 
このほかに、彼が天空の勇者の祖先である説の根拠としては、

  1. ゼニスの城=後の天空城ということから、天空人=夢の世界の住人ではないか
  2. 後の天空の勇者は天空人の血が混じることでのみ誕生する
  3. DQ6のパーティメンバー中、本体と夢の世界の精神体が独立して別の人格を持ったのは主人公だけである
      

などの点も挙げられる。
以上のことから、本体と融合した主人公は後の時代でいうところの「天空人と地上人のハーフ」と似たような状態になっており、天空の勇者の条件を満たしていたのではないか、という説。
もしそうであるなら、主人公だけが伝説の武具一式を装備できるのも納得がいく。
ただ、融合する前でも伝説の武具(【さびたつるぎ】を含む)を装備できるのは主人公だけ、という点で矛盾が残る。
夢の世界の住人=天空人なら、融合前は天空人と同じで、装備できてもおかしくないとも考えられるが、それだけだと、バーバラも装備できないとおかしい。
 
先述の勇者の素質の件もあるので、主人公が元々ある程度特別な能力を持つ人間だったのが大きいと考えるのが妥当だろう。
ちなみに、物語冒頭の村祭りにて、ターニアを介して精霊様が主人公に語り掛けた際には、主人公は「不思議な運命を背負い生まれてきた者」であり、「世界を闇がおおう時あなたのチカラが必要となる」と言われている。
この声、主人公の行く先々で重要な場面に現れ、関わった人々を彼の目的が達成されるように動かす。「伝説の勇者」のような特別な肩書きを持たずとも、世界を魔王の手から救う使命を持った特別な運命を背負った者であることが自然とわかるようにできている。
 
以上のような理由から、未来の時代の天空の勇者である【主人公(DQ4)】は、【天空人】の血だけでなく彼の血をひいている可能性も高い。また、その更に子孫である未来の時代の勇者は、彼と同じ逆立った髪という共通点(さらに髪色まで一致する事もある)をもつため、隔世遺伝と解釈する事もいちおう可能ではある。
DQ5の取扱説明書にも、奇妙な記述があり、議論を呼んでいる。

能力 Edit

Lv素早さ身の守り賢さかっこよさ最大HP最大MP経験値
初期11163572800
最大993502002103301008007008407725

・かっこよさは装備品の補正を除いた数値
 
力も十分高いがある程度なら呪文も扱えるという典型的な主人公タイプ。
ただし、身の守りの伸びが非常に悪く、クリアレベル帯まではバーバラと同等レベル。
とは言え、防具は豊富なので実際の守備力が低く見えることはない。
前作までの、戦士タイプは素の守備力が低いという特徴を受け継いだ形だろう。
また、高レベル帯になると伸びが非常に良くなり、最終的には前衛キャラの平均ぐらいに落ち着く。
 
序盤はホイミで回復を担いつつ剣やブーメランで攻撃という実に主人公らしい活躍をする。
ドラクエの主人公の中では、スカラではなくてルカニを自力習得するのは珍しい。
DQ5の主人公がバギ系を自力習得するのも珍しかったが。
 
真ムドー撃破後は転職システムで自在に特技を習得できるため、好きなように育成できる。
本来ならば【バトルマスター】【賢者】【スーパースター】【レンジャー】を極めなければ就くことのできない【勇者】職に、このうちどれか1つ極めるだけで就けるという素質を持っている。
よって多くのプレイヤーは最終的に勇者を目指すことになるが、それまでの経緯はプレイヤーによってさまざま。
基本的には勇者になるまでも主力として活躍できるバトルマスターか、最速で勇者を目指せるスーパースターかのどちらかが多い。

バトルマスター
無難に攻略を進めるなら、豊富な装備品を活かせるバトルマスターを目指すのが最も良い。
DQ2のローレシア王子のような戦い方ができる。
ハッサンやアモスと一緒に目指す人も多く、その場合回し蹴りの連発でほとんどの雑魚戦は片付いてしまう。
基本職中も耐久は下がらないので、最初から最後までパーティの盾としても頑張ってくれる。
MPが大幅に下がってしまうのが難点だが、そもそもこのルートでは呪文など使わないため問題ない。
専用装備のラミアスの剣にはデイン系の追加攻撃があり、これはドラゴン斬りや真空斬りといった剣技にも乗る。
さらに、数々の物理攻撃系特技は、そのほとんどが道具使用でのバイキルトとも非常に相性が良い。
正に青き最強の剣士だ。
そして勇者になれば、一転して潤沢になったMPによる豪快な全体攻撃と、剣技や打撃系特技をこなしつつ、ターン経過や【めいそう】による自己回復で、攻防共にスキの無い最強クラスのアタッカーとして活躍する。
この育て方だと、他者への補助や回復はほとんどできないので、やれることは基本的に攻めて攻めて攻めまくるだけになる。
補助や回復を少しでもできるようにしたいなら、他の職業に一度寄り道する必要がある。
勇者になれるまでの戦闘回数は、4つのルートの中では少ない方だが、それでも下手するとラストバトルに間に合わない可能性はある。
立ち回りの幅を広げようとして他の職業に寄り道してしまうと、尚更勇者になれるタイミングは遅くなる。
しかし、バトルマスターのままでも十分に強いステータス(力・素早さ・身の守り・HPが勇者以上)と特技を得られるため、いざとなればバトルマスターのままラストバトルまで突入してしまっても良いだろう。
ただし、勇者で習得できる特技が無いと、第1形態でつまずく事があるので注意。
また、本作は前衛候補が多く競争が激しいので、パーティーバランスの偏りに注意。
賢者
呪文習得により、立ち回りの幅が広がるのが強み。
強敵にはスクルト・フバーハ後に攻撃に転じ、いざというときのベホマラー・ザオリク。そして素ではホイミ止まりの回復魔法がベホマまで習得可能。
これらの呪文を覚えて勇者になれば、性能的にDQ5の【男の子】に近くなる、と言えばイメージしやすいだろうか。
SFC版では、ハッサンや【ドランゴ】など、鉄板で前衛を任せられる仲間がおり、そんな彼らの前では必然的に主人公はアタッカー枠を奪われ、パーティの3〜4番目で補助や回復担当にされる、という光景も珍しくなかった。
打撃系特技がないからこそ、ブーメランの全体攻撃やまどろみの剣、ラミアスのつるぎの追撃(デイン系)が生きてくる。
後衛キャラと比べ耐久で勝るが、素早さ・MPで劣る。
と言っても、MPはシナリオ中は他の後衛キャラを追うような伸びだが、クリアレベル付近でチャモロやミレーユを超え、素早さもクリアレベルまでならチャモロと同等くらいはある。
バトルマスターやスーパースターにするプレイヤーが多く、MPが低そうなイメージの主人公だが、実は一通りの賢者としての仕事もできるのだ。
中盤で覚える【ライデイン】もステータス的にこの職が一番使いこなせるだろう。
ただ極めるのに必要な戦闘回数がバトルマスターより多く、最終決戦までに勇者になれない事態もあり得る。
また【やまびこのぼうし】を装備できないという欠点もある。
そしてスーパースターやレンジャーにも言えることだが、前衛もこなせる主人公をわざわざ後衛にして代わりに誰を前衛にするのか、とパーティバランスを考える必要があるのも悩みどころ。
スーパースター
四つの職業の中で必要な熟練度が一番少ない、勇者への最短ルート。
遅くても狭間の世界〜ラストバトル前には勇者に転職でき、最後の最後で力を発揮する。
しかし下積み期間中は【遊び人】の遊びや【踊り子】のステータス補正に泣かされる。この間は、戦闘に出すのは厳しく、出るにしても活躍はできず、戦力が大幅にダウンしてしまうのは否めない。
スーパースターになっても戦闘向きではないが、引き続き武器・防具の道具使用や途次習得する【メダパニダンス】【いなずま】、そして中盤でイベント習得するライデインで凌ぎつつ【ハッスルダンス】を目指そう。
できれば先手を取りたい特技なので、【はやてのリング】【ほしふるうでわ】で素早さを高めておきたい。
【ムーンサルト】の威力は、職業補正でまだ控えめ。
ところが勇者になると一転、高い攻撃力でのムーンサルトやギガスラッシュといった強力な特技をぶっ放せるようになる。
終盤を重視するプレイヤーや、通常プレイに飽きた周回プレイヤーに好まれるルート。
使い勝手の問題が発生する場合は、一旦別の職業に就いて便利な特技や呪文だけでも習得させる方が良いかもしれない。
メラミ(魔法使いで1回)やまわしげり(武闘家で15回)を習得するぐらいなら、大して遠回りにもならず、戦闘能力はかなり改善される。
もしくは思い切って勇者になるまでは主人公を無理に起用せず完全にスタメンから外しても戦力バランスが崩れたりはしない。なぜなら打撃に関してはハッサンを筆頭とした主人公以上の性能を持つキャラがいるし、魔法に関してもミレーユやチャモロといった主人公以上のエキスパートがいるので、主人公が前線で闘わずとも実際のところ、どうにでもなってしまう。
本作の主人公はバランス良く能力が伸び、どの職業でも無難にこなすが裏を返せば何をやっても最強にはなれないという事。であるならばスーパースターから勇者への最短ルートを進むのは他のキャラとの差別化による活躍の意味では主人公が最も光る進路とも言える。
レンジャー
完全にハズレ。
前提職が下級職三つということもあり、四つの職中で最も時間がかかる。
攻撃技が【いしつぶて】【かえんのいき】と貧弱。レンジャー転職後も【じひびき】【ひばしら】は安定性に欠ける。
職業補正でやや攻撃力が下がっているため物理攻撃もイマイチ。かわりに素早さが高いが微妙だ。
補助としては【おたけび】【だいぼうぎょ】が、意外と優秀なのだが。
盗賊や商人で移動・探索・金策に使えるスキルが充実するが、主人公で行う必要性は薄い。
攻略本に書いているレンジャーの公式イラストも主人公というのもイヤらしい。

 
その他、MPも力もあるキャラということで【パラディン】を目指したり、SFC版の公式ガイドブックに釣られて【魔法戦士】を選んだ人もいるかもしれないが、この2つは勇者になるために必要とされない上級職なので、後回しにするのが無難。
パラディンは良好なステータス補正と便利な特技があるのでまだマシだが、魔法戦士を選んでしまった人はご愁傷様である。

将来的なことを考えると、ベホマがあると立ち回りの幅が大きく広がる。主人公にもいざというときの回復役を担当させたければ、タイミングを見て【僧侶】に就いておくのも良いだろう。
 
彼も歴代主人公の例に漏れず「はい」と「いいえ」でしか感情を表さないタイプなのだが、ハッスルダンスを使うと「そーれ!ハッスル ハッスル〜!」とうっかり口走ってしまう。
スーパースターにされやすい都合上、おそらく歴代で最も喋った主人公は彼だと思われる。

かっこよさ Edit

かっこよさは終盤にテリーが加入するまでは男性キャラで一番高く、装備品が豊富なこともあって、パーティでもトップクラスを維持する。
【ベストドレッサーコンテスト】の高ランクを目指すなら、主人公に出てもらうのが鉄板。
彼だけが装備できる伝説の武具も、【おしゃれなかじや】で鍛え直すことでかなり数値が高くなり、ランク6までなら容易くクリアしてくれる。
また、上述の通り、勇者を目指すにはスーパースターを経由するのが最短であるため、よりコンテスト向きのキャラと言える。
テリー加入後は男性キャラ2位に落ち着くが、装備の優秀さの関係でテリーとの差はほとんどつかない。

習得呪文・特技 Edit

※なおそれまでに勇者になってすでにライデインを覚えていたとしても、なぜかイベントでは「思い出した!」となる

耐性 Edit

デイン系を7/10に軽減(SFC版のみ)。
デイン系攻撃を使う敵は【ダークドレアム】【テリー】のみ。ダークドレアム戦専用耐性と言ってもいいだろう。
また、仲間から外せないという特性上、バシルーラなどのルイーダの酒場へ強制移動させる攻撃を無効化できる。
これはDQ3の主人公と同じだが、あちらと違いクリア後もこの特性は残ったままである。

漫画版 Edit

漫画版【ドラゴンクエスト 幻の大地】の主人公で、前述のとおり名前は「ボッツ」。
一人称は「ボク」。勇者に憧れる心優しい少年であり、変なやつであるがいいヤツと言われたり、お人好しだと言われたりしている。
また、人を襲う魔物に対して怒りを露わにしたり、旅立ちの際や自分の正体を思い出した際に涙を流すなど、少年漫画の主人公らしい、熱血漢な性格でもある。
その性格からか、モンスターである【ぶちスライム】【キズブチ】とも友達となり、ファルシオンを手懐けたりしている。
その一方で年相応なところもあり、ライバル視していたランドや初対面で馬鹿にされたハッサンに対しては喧嘩腰になったり、ミレーユに抱きつかれ顔を赤らめるなどウブな場面もある。
 
最初は剣すらも抜いたことがなかったが、【せいれいのかんむり】を取りに行った際、大穴の向こうに「幻の大地」を見たこと、山の精霊からお告げを聞いたこともあり、旅立つことを決意する。
その旅を通じて精神的にも成長していき、誰もが認める勇者へと成長していくことになる。
 
初登場時の武器は【はがねのつるぎ】であり一度も抜いた事がなかったが、【ちんもくのひつじ】との戦いの際、初めて抜いている。
その後、不慣れながらもハッサンのアドバイスも受けたこともあり、使いこなせるようになっていく。
ムドー戦後は、はがねのつるぎが折れ、剣にレイドックの家紋があったことからレイドックの王子であることが判明。
家宝である【はじゃのつるぎ】を引き継ぎ、最終的にはじゃのつるぎを地金として【ラミアスのつるぎ】を手に入れている。 
転職は最初から勇者の道を歩むことになり、ライフコッドのイベントではライデインを使えるようになり、その後はアストロンやギガスラッシュ、ギガデインと勇者の呪文を覚えていくことになる。
【グラコス】戦では【マーメイドハープ】を用いた戦術を思いついたり、【ヘルクラウド】戦では魔法で上昇気流を起こす事を思いつくなど、行動力だけでなく、かなり機転のきくリーダーでもある。
 
妹の名前は【セーラ】。かつて、将来的に魔族にとっての脅威となるボッツを葬り去らんと、レイドック城が魔物に襲撃された事があり、応戦したボッツが魔物の剣を折った際、運悪くその剣の破片がセーラに直撃してしまい死別している。
 
現実のライフコッドにいたボッツの実体は、幼少期より父や兵士長に鍛えられていたため、夢のボッツが驚くほど強いのだが、前述のとおり自身の過失が妹の死に繋がったという自責の念から、戦うことにトラウマを抱えており、ライフコッド襲撃の際にも積極的に戦おうとはしなかった。しかし、夢のボッツやターニアの説得により夢の体と融合、それを乗り越える事となる。
 
終盤でバーバラと恋仲となり、ラストシーンでは夢の世界に帰ろうとしたバーバラに自分の想いを伝え、引き留めたため、世界が平和になった後は現実世界に残った彼女と一緒にレイドックで暮らしている。
また、ダークドレアムを倒しに行く際のシーンではラミアスの剣は再封印したのか持っていなかった。
 
なお原作と髪の毛の色が少し違っており、青色ベースだが、前髪辺りが部分的に紫色となっている。

小説版 Edit

先述の通り名前はイザだが、本名というかフルネームは「イズュラーヒン」という発音しにくい名前となっており、作中でも「舌を噛みそうな名前」だとつっこまれている。

実体はムドーに敗北後ライフコッドに飛ばされ、ターニアの世話を受けていた。
ライフコッドにいる実体は、読者に分かりやすくするためかイーザと呼ばれている。
「ムドーに敗れたのは王子育ちゆえに男として何か足りなかったからではないか」という思いを抱えており、それを汲んだゼニス王の計らいで夢の世界のイザはターニアの兄の田舎青年という境遇になっていた。
なお小説ではハッサンの石化の方が例外的なケースではないかと考えられており、イザもミレーユも実体は独自に活動していたとされている。

原作や漫画版とは異なり、ミレーユを異性として意識しているような描写がある。

DQ9 Edit

再登場したムドー、デスタムーアを倒すこと(or期間限定でWi-Fiショッピング)で、彼のコスプレ装備が手に入り、コンプリートすると、「幻の大地」の称号がもらえる。
コスプレ装備の名前は全て「レイドックの○○」だが、称号の説明はライフコッドの勇敢なる青年である。

いたストSP Edit

DQ6から唯一の出場。(テリーはDQMからの出演となっている。)ゲーム中での髪色は紫になっている。
スフィアバトルトーナメントの大盗賊カンダタコースをクリアすると出現する。
他の主人公キャラと同じく、プレイヤー専用コマとしての登場なのでセリフは一切ない。
スフィアバトルにおける職業は勇者。

DQMB Edit

「勇者レック」の名前で、SPカード「ビッグバン」「ミラクルソード」で登場。
とどめの一撃はラミアスの剣を構えて放つジゴデイン。

シアトリズムDQ Edit

プレイヤーキャラクターのひとりとして「勇者レック」の名前で登場。初期職業は【勇者】
何故か全キャラクターの中で最も幸運のステータスが高い。
前述のように、むしろ彼自身は不幸ともとれる旅路を送っているのだが……