【女王】

Last-modified: 2024-04-20 (土) 07:57:52

概要

その国を治める女性の【国王】
通常は、先代の国王に男児が生まれず、王女しかいないなどの事情で王位を継ぐことが多いが、ドラクエ世界では代々女系で王位継承している描写のある国もよく登場する。
DQ7の【グレーテ姫】のように、王位を継承していない場合は基本的に【王女】と称され区別されるが、彼女の場合は王位を継承していないだけで、権力的には実質女王みたいなものである。
かつてエジプトを支配した女王クレオパトラ7世のイメージからか、DQシリーズでは長らく【砂漠】の国は女王が治める(かつ奇数ナンバリングに登場する)のが伝統となっていたが、DQ10で男性の国王が治める【アラハギーロ王国】が登場してその伝統は終わった。
男の王と比べると【人間】以外の異種族の女王が多いのも特徴である。
 
また、女王の王配(夫的存在の男性)は長らく登場しなかった。 DQ7の【ハディート】は女王の【フェデル】と結婚して砂漠の王となっているが、作中ではその事実が記されているのみに留まる。DQ10では女王の夫として【メルー公】【ラーシド】が登場する。
 
2Dの作品では【王女】【貴婦人】とグラフィックが統一されていることが多かったため、王様になると老けてしまうのとは逆に年齢不詳的な外見になっている。
 
女王を名乗るモンスターには【クイーンスライム】【クイーンモーモン】【ブラバニクイーン】【紅蓮のクイーンビー】といったものが登場。

DQ1

登場しない(そもそも本作に登場する国家は1つだけ、登場する国王も【ラルス16世】ただ一人である)。

DQ2

本編には登場しない。
だが、「【ムーンブルク】の初代国王は女性」という設定が、公式書籍では数多く見られる(特にFC期)。
【主人公(DQ1)】の娘である王女が、ムーンブルクの地を与えられて【ローレシア】から独立したとされている。設定だけではあるが、DQシリーズで初めて登場した女王といえるだろう。
しかし、CDシアター等ではDQ1主人公の王女が古代から存在したムーンブルクに嫁入りしたことでローレシア・【サマルトリア】と姉妹国になったという設定だったりするのでこの辺りは曖昧である。

DQ3

人間の女王としては砂漠の国【イシス】【イシス女王】【ジパング】に女王【ヒミコ】が登場。
異種族では【エルフの隠れ里】【エルフの女王】【竜の女王の城】【竜の女王】がいる。ゲーム内で初めて登場した「女王」はエルフの女王である。
FC版では、イシス女王と竜の女王は「じょうおう」表記である。
 
この4人のうち、クリアするために必ず会わなければならない女王はヒミコのみ。
ただしヒミコは、実は【やまたのおろち】が化けた存在で、本物はすでに殺されて死んでいる。しかし【すごろく場】が登場するSFC・GBC版では、本編クリア後に行けるすごろく場で会うことができる。
また、【ひかりのたま】は竜の女王から授かるため、彼女に会うのは必須ではないとはいえ、会わない場合は難易度が大幅に上昇してしまう。
 
イシスの女王は本シリーズの女王の中で、【冒険の書】への記録の役割を担う最初で最後の女王である。
【勇者】が女性であれば、【ロマリア】にて一時的に自らが女王になることもできる。FC版では見た目は髭面の王様であるが、SFC版では専用のグラフィックになる。

DQ4

ほぼ女性だけの国【ガーデンブルグ】【ガーデンブルグ女王】がいる。【さいごのカギ】を所持しており、今作では【アバカム】も廃止されたので会うことは必須である。

DQ5

人間では砂漠の国【テルパドール】【アイシス】が登場。こちらは【てんくうのかぶと】を所有しているが、DQ4と違い天空の装備はクリアに必須というわけではないので、会わなくても問題はない。
また、【妖精の城】には【妖精の女王】【ポワン】とは異なる)が居り、こちらはクリアのために必ず会う必要がある。
敵としては【妖精の世界】【氷の館】【ゆきのじょおう】が登場し、彼女とは一戦交えることに。

DQ6

王国が多く登場するにもかかわらず、意外にも今作に女王は一人もいない。

DQ7

やはり【砂漠の城】は代々女王が治めている。
【過去の世界】では女王【フェデル】が、【現代の世界】では女王【ネフティス】が国を治めている。
また、砂漠の城の地下には歴代女王のものと思しき【墓】も存在している。
 
なお、現代の【マーディラス】に居るグレーテは、立場的には実質女王である。
また、「ジェシカ・マーディラス1世」の言葉が石碑として残されており、名前からして女王であった可能性が高い。

DQ8

キャラクター自体は登場しないが、会話の中で出てくる【ミーティア】の祖母が該当するかもしれない。
彼女は【トロデーン】の王女であったから、自ら女王として即位したと考えることができるが、婿に即位させて自身は【王妃】になったとも考えられる。実際の世界史ではそういった例がある(マリア・テレジア)ため、何とも言えない。
具体的なことは明らかにされていないが、とにかく女王だった可能性があることは確かである。
もし彼女が即位していたとするならば、元国王にも該当することになる。
というのも、彼女はミーティアの小さい頃まで存命だったとのことであり、ミーティアが生まれる前にはもう息子の【トロデ】がトロデーンの国王に即位していたからである。

DQ9

今作でも砂漠の国の【グビアナ城】を女王【ユリシス】が治めている。今のところ「砂漠の女王」は彼女をもって最後となっている。

DQ10オフライン

ヴェリナード王国の女王【ディオーレ】が登場。

Ver.2

偽りの【セレドの町】の子供達を束ねる【リゼロッタ】が女王と呼ばれている。

DQ10オンライン

【ヴァレリア】は女性【魔王】
季節イベントでは【ポワン】【サンディ】がそれぞれ異なる妖精の国の女王として登場。
アマラーク王国の先王も女性だったようである。

DQ11

人間では【クレイモラン王】の後継としてクレイモラン王国の女王【シャール】が登場。ただし当初は【リーズレット】の化けた偽物であり、本物は封印されている。
他に【人魚】の女王として【海底王国ムウレア】【セレン】が登場。【女王の愛】というアイテムもある。

DQM2

イーストリアの女王に【ヘレン】がいる。

DQM3

古代エルフの王国【エルゼトの女王】が登場。CVは大原さやか。
緑の長髪でかなりの巨体。常に目を閉じている。
【エビルプリースト】の呪いで【流神殿の魔界】に変化させられており、エビルプリーストに勝利した直後に呪いが解けた。
エルフ及びエルゼトの過去を語ったのち【ピサロ】【ランディオル大帝】の所に行きたいという願いを聞き入れ、白の【トラベライト】を作る。
そして流神殿の魔界に住んでいた魔物達のために【クロノライト】の力で流神殿の魔界の時間を巻き戻して再生し、ピサロ達に別れを告げた。

ソード

【アルソード王国】【女王ヒルダ】が登場する。

ヒーローズ2

【クレティア女王】がいる。

ダイの大冒険

【カール王国】に女王【フローラ】がいる他、【パプニカ王国】には王女でありながら実質的な統治者で次期女王である【レオナ】がいる。
また、国家を統べているわけではないが、【オリハルコン】の女王(クイーン)の駒から生まれた【アルビナス】が登場している。

アベル伝説

人間の女王はいないが、竜の女王として【モーラ】の女王が登場している。

ロトの紋章

【ジパング】の女王として【イヨ】が存在している。