【神の民】

Last-modified: 2020-08-20 (木) 16:48:54

DQ11

【ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて】に登場する【種族】
人間とは明らかに異なる容姿をしている。
人間の子供くらいの丸っこい背格好に、頭髪はなく、頭にツノのようなものが1本ある。
まん丸い目、たらこ唇、短い筒状の耳を持つ。鼻はない。
その顔は、どこか【スライム】を連想させる。
英語版ではWatcherと訳されている。海外版の彼らのセリフは全て大文字で表され、ボイスは加工音声(日本ではプライバシー保護の目的でよく使われるタイプ)である。
 
【ロトゼタシア】よりも古い歴史があるとされている。
真エンディングによると【聖竜】【邪神ニズゼルファ】に敗れて命を落とした際、神の民が起こした奇跡で聖竜が【命の大樹】に変わり、ロトゼタシアを築いた。
 
極めて長寿命で、勇者【ローシュ】一行が活躍した時代から存命の者がいる(大体100歳で大人らしい)。
ただしローシュ達がいた具体的な年代は明らかにされていない(いにしえの時代、神話の時代などの表現)。
数百年程度では古だの神話だのとまではいかないだろうから、1000年~数千年は前だろう。
 
人間との交流はほとんどなく、天空の【神の民の里】で暮らしてきた。
とはいえ人間界を知らないというわけではなく、中には人間に変装してこっそりカジノへ遊びに行く者も。
いにしえの戦いでは活躍したようだが、現在は戦闘力は皆無となっている。

世界に異変が起きた後

【魔王ウルノーガ】によって【命の大樹】が落とされた後に魔王の軍勢の襲撃を受けたため、神の民の里はほとんどが住民の命もろとも失われ、太陽の神殿が残るのみとなっている。(DQ11Sでは【邪竜軍王ガリンガ】が襲撃の指揮を執っていたことが明かされた)
【聖なる種火】に守られて難を逃れた子供1人だけが生き残っている(厳密に言えば【ネルセンの迷宮】内にも生き残りがいるが、この時点では登場しない)。
ちなみにこの子供には「ボラ」という名前があるのだが、名乗るタイミングがなかったため、PS4版もしくはDQ11S(3Dモード)の【まめちしき】を見ないと分からない。

過ぎ去りし時を求めた後

邪神ニズゼルファ復活後、【預言者】の助言で神の民の里に来た【主人公(DQ11)】一行を歓迎し、知識を授けることなどで協力する。
前述のボラは名前こそ表示されないが健在であり、公式台本集では「新たなチカラの目覚め」の場面で名前が記載されている(異変後の場面では「神の民のこども」表記)。過ぎ去りし時を求める前と思しき世界のことを「夢で見た」と語ってくれる。
 
また【試練の里】にも少数の神の民が暮らしている。