【人形系】

トルネコ1

明確な系統としては存在しないが、【どろ人形】、【ミステリードール】の特技は【人形よけの指輪】を装備することにより防ぐことができるため、この2種は人形系の先駆けとも言える存在だろう。
特に、地下99階を目指すプレイヤーにとって、ウザい敵の代表格であるミステリドールへの対策としては、この指輪は欠かせないだろう。

トルネコ2

人型の無機物モンスターが属する系統。【ドールクラッシャー】が特効武器となる。
　
該当モンスターは以下の12匹。
【どろにんぎょう】【パペットマン】
【うごくせきぞう】【だいまじん】
【ミステリードール】【いしにんぎょう】【どぐうせんし】
【キラーマシン】【メタルハンター】
【ゴーレム】【ストーンマン】【ゴールドマン】
　
トルネコ2では【ドラゴン系】や【炎系（系統）】が3匹しかいないので、それらの系統と比べれば多めと言える。

トルネコ3

対象モンスターは以下の8匹。
【パペットマン】【どろにんぎょう】
【うごくせきぞう】【だいまじん】
【ミステリドール】【いしにんぎょう】
【キラーマシン】【メタルハンター】
ゴーレム種属は人形系ではなくなり、さらに【どぐう戦士】の存在のせいか【どぐうせんし】が登場していない上、3で新規登場したモンスターで人形系のものはいないため、僅か8種族しか存在しない。
この影響で【爆弾系】よりも更に少なくなり、ついに最少系統となってしまった。
　
今作で新登場したどぐう戦士は何故か人形系ではなく、【無属性】である。上位種の【キラープラスター】も同様である。
キラー「マシン」は人形系なのにもかかわらず、【デスマシーン】種属は人形系ではなく【悪魔系】である。
　
前作同様、【ドールクラッシャー】かその印があれば大ダメージを与えられるが、そもそも頭数が少ないことが原因で恩恵を受けにくい。
【異世界の迷宮】でもより頭数が多く、高火力の敵が多い【悪魔系】や【浮遊系】に対抗するため、合成の優先度は【デーモンバスター】や【ウィンドスピアー】の方が高い。
異世界の迷宮ではメタルハンターやパペットマンは出現せず、ミステリドールなどもウィンドスピアーが効くため敢えてドールクラッシャーが合成されることはない。
だいまじんLv6が例外的に強いが、登場する【爆ゾーン】は【即降り】が基本なので必然的に対峙する割合も減る。わざわざ印を割いてまで使う機会はほとんどない。
せめてゴーレムやどぐう戦士、デスマシーンも人形系であれば、少しはドールクラッシャーの需要も上がっていただろう。
　
ちなみに人形系が使う特技は【技封じの指輪】でなくとも【人形よけの指輪】で防ぐことができる（これに関してはいしにんぎょうの吸収光線が凶悪なので、その配慮かもしれない）。
結果として強力な特技への対処もしやすく、さらに頭数も少ない。敵としては不遇な扱いを受けている系統である。
しかし仲間にすると一転し、強力な3回連続攻撃をもつメタルハンター、戦闘力が高く特技も有用ないしにんぎょうあたりはフルドープする価値が高く、強豪モンスターとなるに違いない。
また異世界では、キラーマシンは貴重な【スモコン】要員であり、腰を据えてレベルを上げたいプレイヤーにとっては欠かせない存在である。
パペットマンは【封印の洞くつ】素潜りで、ワナを利用したコンボによく使われる。