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【精霊ルビス】

Last-modified: 2017-11-19 (日) 00:21:56

概要 Edit

【ロトシリーズ】を中心にドラゴンクエスト全般に関わる重要人物。
劇中では明言されていないものの、おそらく性別は女性であると思われる。
 
DQ3よりも昔に【アレフガルド】の地とその周りの海を創造。
DQ3からDQ1までの間に、アレフガルドのほかの大地を創造した。
大地の精霊であるらしく、そう名乗るからには『大地』以外のものを司る精霊がいるはずだが、ロトシリーズでは彼女以外の精霊は登場しない。
また、作品によって大地の精霊だったり炎の精霊だったり山の精霊だったりして、設定がよく定まっていない感がある。
 
CDシアターでの声優はDQ2、DQ3両方とも潘恵子。

DQ1 Edit

設定ができていなかったのか、FC版では名前すら出てこない。
DQ3発売後に世に出た【公式ガイドブック】ではコラムで紹介されている。
 
リメイク版では【エンディング】でほこらの【老人】のセリフに名前のみ登場する。

サテラビュー版 Edit

老人に扮して、放送に合わせてルビスの導き(【ロト】の力を呼び覚まし【会心の一撃】を連発する、【HP】【MP】が全回復する等)が展開された。
エンディングにて老人の姿から正体を表し、ここでは「時を超えて旅をする者」を名乗った。
なお、結果に応じて掛けられる言葉が変わっていた。

小説版 Edit

「精霊神ルビス」と呼ばれているが、名前が登場するのみ。
彼女の使いだという白い鳥が登場し、【マイラ】の道化師マヌエルに【キメラのつばさ】を授け、【ドムドーラ】で生まれた赤ん坊に渡すよう告げた。
 
なお、同じくドムドーラに古地図を届けた魔道士は妖精からの、【いのちのいし】を届けた僧侶はミトラ神からのそれぞれの言葉に従っている。
神ごとに担当が違うのか、それとも単に神同士の連携が取れていないのかは不明。

DQ2 Edit

初登場。ただし、声のみの出演。
【5つの紋章】を揃えて【海】の真っ只中にある【精霊のほこら】に行くと、突然どこからともなく話しかけてくる
主人公たちがロトの子孫であることを一瞬で見抜き「勇者ロトとの約束を果たす」と言って【ルビスのまもり】をくれる。
主人公たちの祖先であるとする説もあるが、少なくとも彼女は【ロトの子孫たち】としか呼んでこない。
なお、FC版等では主人公たちを「おまえたち」と呼び、持ち物がいっぱいの状態で精霊のほこらに行くとお茶目な一面も見せてくれる。
リメイク版では「あなたたち」という優しめの呼び方に変わっている。

小説版 Edit

ルビスの守りの入手シーンには登場しないが、【シドー】との最終決戦時に主人公達3人の走馬灯(?)の中に登場。
また【盲目の魔女】の3姉妹に、それぞれ夢の中で使命を授けている。

DQ3 Edit

ついにその姿を現す。
大魔王【ゾーマ】によって石にされ、【ルビスの塔】に封じられており、【ようせいのふえ】で彼女を助けるとお礼に【せいなるまもり】をくれる。またお守り?
その後「大魔王を倒してくれたらいつかその恩返しをする」と言う。DQ2の王子たちへの助けが恩返しなのだろうか。随分先の話だが。
なお「聖なる守りはルビス様の愛の証ですわ」という話を聞けるが、これによってルビスは勇者ロトの妻となったと唱える人もいたりする。
『精霊ルビス伝説』の設定が「有り」ならば、とっくにロトはルビスの夫なのだが。
あと、女勇者の場合はどうするのかという点が気になる。まあ普通に考えるなら「家族愛」や「隣人愛」といった意味での「愛」の意味だろうが。
 
FC版では封印を解いた際、アイテム枠に空きが無いと「もてるようになったら、またきてください」と言い残し、ご丁寧に再び封じられてしまう。好きで封印されているのだろうか?

リメイク版 Edit

【エルフ】と同じ姿だったFC版とは違い、固有のグラフィックが用意された。【オルレラ】同様、人間より大きい。
【みちくさ冒険ガイド】では「意外とご年配な感じ」とコメントされている。
パーティキャラに付けられない13の名前の1つでもある。
 
なお、精霊のほこらの妖精はゲーム冒頭の【性格診断】の際に「全てを司る者」を自称しているが、その彼女より偉いらしいルビスが何を司っているのかは不明である。
GBC版には、彼女の名を冠した【ルビスのけん】という最強武器が登場している。

小説版 Edit

【竜の女王】同様、天上界からやってきた神と明言されている。
かつて1人の老賢者に世界の危機を告げ、4つの塔型要塞を築かせたが、実際に【バラモス】による災厄が訪れたのはその800年も後だった。
塔もバラモスの侵攻に対しては何の役にも立っておらず、なぜそんな昔にお告げをしたのかフォローはまったく無い。
 
ルビスの塔で封印から解放された際、光に包まれた姿で現れ、聖なる守り(と言いつつ実際はルビスの守り)と【ひかりのよろい】をくれる。
しかし、そのご尊顔を見る事が出来たのは勇者アレルのみで、仲間の3人にはただの光にしか見えなかった。
 
全てが終わった後に【主人公の母親】らの夢に現れ、主人公たちはもう上の世界に戻って来られないことを告げた。

ゲームブック Edit

【ラルス王】の夢の中に現れ、勇者たちの助けになるよう命じたり(この結果として各地で魔物の討伐軍が編成され、ゾーマの城が手薄になる)、虹の橋がゾーマの魔力で消されそうになった時に橋を維持してくれたりとさまざまな形で協力してくれる。
理由として、勇者の遠い祖先がルビスに仕え、上の世界を守るために彼女の元を離れた「ムウの勇者」と呼ばれる人物だった事、彼女が自分の力を持ってゾーマと戦えばアレフガルドが一瞬にして滅んでしまうという独自設定が与えられている。
また、勇者たちが彼女を救い出したこと自体がアレフガルドの人々を奮起させる描写も多い。

DQ6 Edit

ロトシリーズとは一切関係ない【天空シリーズ】なのになぜか出演。
強いて言うならば、ロトシリーズのルビスと同一人物であるかは不明だ。
海底にある【ルビスの城】でひっそりと主人公たちのことを見守っていたらしい。
DQ2やDQ3の時とは異なり、シナリオに直接絡んでくることはないので、会わずにクリアした人も少なくないかもしれない。
ゾーマや【ダークドレアム】のように幻影体も登場している。
リメイクでも別に追加要素無し。
 
一応【ターニア】の身体を介して【主人公】に語りかけたり、【チャモロ】【なげきのきょじん】に語りかけたあの謎の声の主であり、【牢獄の町】【学者】の「聖なるチカラがはたらいていて私の千里眼を使っても見えませぬ。」という台詞があるので、影ながら主人公たちを助けているようだ。
後に、牢獄の町は【クリムト】を除いて皆石像にされるか動物にされるかしているが、特にバリアなどを張っていない主人公たちが無事なのも彼女のおかげと思われる。
……そう思いたい。そうでなければ彼女が登場した意味が全くなくなってしまう。
とはいえ【奇蹟のオカリナ】を作ったのは彼女であり、もしこの笛が【ミレーユ】の手に渡っていなければ、この物語は詰んでいたであろう。

DQ7(3DS版) Edit

本人の登場は無いが、ルビスのまもりが一品物で登場。
【ザキ系】【メガンテ】に対して「完全」耐性を持てる【装飾品】
ザキ系の【呪文】【特技】がやたら成功しやすいDQ7においてこの【耐性】はありがたい。
その中でも唯一「完全」耐性を得られるこの装飾品は非常に有用。
 
このように装飾品としては有用なのだが、DQ7にはルビスはDQ6のようなチョイ役出演すらしていないので、3DS版DQ7しかプレイしていない人には「ルビスって誰?」状態になることは請け合いである。
それどころか、ただでさえ伝説の武具一式が人物名なのか地名なのか分からない(一応それなりの外国語知識があれば4属性に関連する単語のもじりであることはわかるが)名を冠しているこの作品、誰?以前にそもそも人物名とすら思わないかもしれない。

DQ10 Edit

イベント【大魔王ゾーマへの挑戦】に登場。
【ルイーダの酒場】からゾーマの城に向かう際に【ひかりのたま】をくれる(断ると闇ゾーマに挑戦することになる)。
ゾーマ撃破後に話しかけることができるが、光っているだけで姿が分からない。
 

DQ11 Edit

ロトシリーズに繋がる物語として彼女も久々に登場…とはならなかった。
ロトシリーズにおいて彼女本人どころか、彼女の名前すら登場しないと言う事態は極めて異例である。
 
しかし、所々ルビスの存在が匂わされているところもある。
例えば【主人公】が育った村である【イシの村】に存在する【神の岩】はルビスと同じく「大地の精霊」を祭ったものであり、その壁に描かれた壁画の紋様はロトを表すマークとどことなく似ている点、また【ロトゼタシア】を産みだした【聖竜】【神の民】なる存在と共に戦い世界を創造したなど、ルビスは登場していなくとも既にルビスが存在しても世界観において矛盾はしないように説明がなされている点などが上げられる。
余談だが、特徴的なロトのマークは既に勇者【ローシュ】の装備の時点で存在していたが、何をモチーフにしてこのマークを作ったのかは不明。
なお、伝説の鍛冶場も上方から見るとこのマークと同様の形状となっている。
ちなみに【勇者のつるぎ】【勇者のつるぎ・真】を鍛え上げた【ガイアのハンマー】も「大地の精霊の力が込められたハンマー」らしいが…。
 
だが、結局のところDQ11において彼女の存在は不明確のまま。
DQ11とDQ3の時代は非常に長い年月が経っているため、彼女がその間に表舞台にどのようにして現れたのか、そしてそれが語られる日が来るのか、気になる所だ。
 

シアトリズムDQ Edit

私は 精霊ルビス―
あらゆる大地に 満ちあふれし
時の間隔「リズム」を 見守りし者。

と、公式サイトの【プロローグ】やゲーム中の【オープニング】にある。
歴代キャラクターは彼女の導きによって集まったらしく「精霊に導かれし戦士たち」という言葉も出てくる。

DQB Edit

アレフガルドの光を司る精霊。闇を司る【りゅうおう】と光と闇のバランスを調整していたが、りゅうおうが力を持ちすぎて光と闇のバランスが崩れたため、新たなる【勇者】が誕生した時の道筋を作るべく【主人公】を伝説のビルダーとして蘇生させた。
せっかちであまり話を聞いてくれない主人公に対して、諦めずに何度も冒険のアドバイスをしてくれるほど心が広い。
口癖は「すべては精霊の導きのままに……」。
 
りゅうおうを倒すと言って聞かない主人公に「あとは好きにすればいい」と半ば突き放すような様子をみせる一方で、最終決戦では命を捨ててまで友人の為に戦う主人公に何か感じるところがあったのか、非常に粋な計らいをしてくれる。
まあ、突き放したと思った直後の「すべてはあなた自身の選択のままに」というセリフからは主人公の背中を押してくれていたのが分かるが。
主人公への反応といい、DQBのルビス様は歴代と比べると人間臭い反応が多い。
 
竜王に対して魂を売った元勇者に対しては「忌まわしい選択をした」など嫌悪していることが会話の節々から滲み出ている。
彼がした選択によって、アレフガルドがあの惨状なのだからそう言いたくもなるだろう。
 
優しいが良くも悪くも「神様然」とした性格であり、やや人間を軽く見ている節がある。
主人公に対して与えた使命は竜王を倒して平和を取り戻す事ではなく「いずれ現れる勇者が竜王を倒すために必要な環境をつくる事」。
言い換えると、竜王討伐までの過程をふりだしに戻す、ただそれだけである。
ゆえに今目の前で困っている人間を救うつもりはなく、数百年すれば勇者が産まれて世界に調和が生まれるということで満足している。
おまけに、主人公に対して常に光と闇のバランスを重視する神としての目線で対応しているため、さんざっぱら「勇者ではない」としつこく繰り返してきたり、いろいろ注文を付けたりと、主人公の意思決定を強引にリードしているような印象も否めない。
特に、終章では計画が大詰めを迎えたためか、しつこいくらい釘を刺してくる。
ただし、それはビルダーの力を使い果たすと主人公が消滅してしまうためで、彼女なりに主人公のことを案じているがゆえでもある(それが心からの心配なのか、単なる「褒美」としてなのかは怪しいところであるが・・・)。
 
いずれにせよ、元勇者があんな現状では子孫は期待できず、ルビスが能動的に勇者をつくれないなら、どうしたら勇者が産まれるかは謎である。ビルダーズの主人公もロトの子孫の一人なので、彼の子孫に期待しているのか、それとも意外と血筋を継ぐ人物たちは大勢いたりするのだろうか……?

なお、竜王との最終決戦の際に「闇の世界の半分を○○○○に与えよう」という竜王からの誘いに対して、主人公が最終的に「はい」と答えると、1章で目覚めた最初の穴倉に戻され、主人公はオープニングで目覚めたのとは逆に【墓】の前で倒れてしまい、画面が暗転すると共に死亡時の音楽が流れてゲームオーバーとなる(その後、タイトル画面に戻る)が、その際にルビス様は嘆きの言葉を発する。
ビルダーズものがたりでは割とフランクな口調である。

知られざる伝説 Edit

【知られざる伝説】では【ラーミア】【しあわせのくつ】のエピソードに彼女が登場する。
前者は【レイアムランドのほこらの巫女】の視点から語られ、後者は【道具屋】の主人の家に伝わる話として「魔物が人間と共存していた頃に、彼女が【はぐれメタル】にしあわせのくつを与えた」と語る。
挿絵では緑色の髪の女性として描かれており、これは後発のモンスター物語・アイテム物語でも同様。

モンスター物語 Edit

【モンスター物語】では【スライム】のエピソードに登場。
心優しい【バブルスライム】が彼女に身を清められ、はぐれメタルとなって天上界で暮らしたという、知られざる伝説に繋がる話となっている。ただし、既に魔物と人間が争っている。

アイテム物語 Edit

【アイテム物語】では「精霊ルビス」とも「精霊神ルビス」とも表記されているが、複数のエピソードに彼女が登場する。
このうち【ラーのかがみ】のエピソードによると、鏡が作られる少し前に神々の列に準じられるようになった新しい神となっている。
精霊から精霊神になったという意味なのかもしれない。
しあわせのくつのエピソードでは創造したばかりのアレフガルドに人間が太刀打ちできない(後に組織化することで克服)魔物が侵入し、能力差から人間がホビットや妖精と不仲になった状況に心を痛めている様子が描かれている。そこで人間に力を与えるために作られたのがしあわせのくつであり、魔物は当初から人間と敵対していた。

精霊ルビス伝説 Edit

【久美沙織】の小説『【ドラゴンクエスト 精霊ルビス伝説】』では彼女の前半生、まだ神ではなく一介の精霊だった頃が語られる。
精霊たちの住む異世界イデーンを支配する五大家の一つで炎を司るカリクティス家の次期当主で、本名は『ルビス・アピスト・カリクティス』。炎の精霊らしく、赤い髪と赤い瞳を持つ。
同じく、五大家の一つで土を司るコリドラス家の係累であるものの、母親が地上の人間であるため継承権を持たない『ディアルト・ケントロピーゲ』――本名『ロト』――とは相思相愛の関係にある。
だが、彼らが結ばれることを暗示した神託『炎と土が共に歩む時〜』を誤解したルビスの叔父でカリクティス家現当主グァモンと、ディアルトの従兄でコリドラス家現当主ダトニオイデスが結託したり、やはり神託を曲解した結果ルビスがそのまた従兄クリプトカリオンと結婚させられそうになり、それに反発したルビスがディアルトと駆け落ちしたり、その他様々なことが起こった結果イデーンは崩壊、地上に邪悪の元となるものがばら撒かれてしまう。
ルビスは地上の神となり、ディアルトは様々な時代でロトの称号を冠される存在へと転生を繰り返して、彼女らが発生の原因の一端を負う邪悪な存在達との戦いに身を投じることとなる。
そしていつの日か全ての邪悪が滅せられたその時、2人はただの女と男に戻り、改めて結ばれるとされる。
 
……ディアルトの転生体には別の女デキてしまう奴や、場合によっては女になってしまう奴もいたりするのだが、彼女の心中はいかに?
もっとも、どちらも助けると愛を渡したり、ローラ姫の愛の力でルビスの愛を探したり発言者がどちらなのかいまいちはっきりしない台詞があったりと、【ローラ姫】とルビスは同一視できそうな面があるので、そこから発想を膨らませてロトも同一という解釈にしたのかもしれない。
後発作品のビルダーズでは精霊ルビスとローラ姫は別に存在しているが、ローラ姫がかつてのルビスのように石化していたり、ローラ姫が復活するとルビスが主人公とまともに交信できるようになったりと、想像できる余地が残されている。