【脱魂魔術】

Last-modified: 2020-03-26 (木) 01:03:58

ダイの大冒険

漫画【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】の劇場映画三作品目「ドラゴンクエスト ダイの大冒険 ぶちやぶれ!!新生6大将軍」に登場した【デスカール】の呪文。
正式名称は『暗黒闘気脱魂魔術(あんこくとうきだっこんまじゅつ)』である。
 
名前の通り人の魂を抜き取ってしまうというものであり、魂を戻さない限りは目覚めることができない。
しかも対象となった人間は24時間以内に魂が戻らなかった場合、死亡してしまう。
【マトリフ】も1度だけ見たことがあるという究極の呪文だと語っていた。
復興中の【パプニカ】に強襲した際に、気を失った【マァム】に放ち彼女の魂を人質にした。
人質にするならパプニカの王女である【レオナ】の方が価値がありそうなものの、【ガルヴァス】の策では人質にするのは誰でもよく、あくまでも【ダイ】が必ず来るように仕向けるために使用させたようだ。
……ただし、作中ではマァムの命の危機に誰よりも深く反応した【ポップ】が「俺はマァムの為なら死んだっていいんだ」と述べた上で、ガルヴァスが送り付けた神魔水を飲み干して単身で助けに向かおうとしていた。
結果的にはそれを寸でのところで力づくで(ポップを殴って意識を奪って)止めたダイが神魔水を飲んで【ベルナの森】に来てくれたからよかったものの、やはり「誰を人質にしようと必ずダイが一人で助けに来る」というのはやや強引な策である。
メタ的に考えると作中の舞台的(バルジ島決戦直後)に、レオナを人質にしても直前にやったばかりで展開的には二番煎じなので、囚われのヒロインとして栄えそうなキャラが、マァムくらいしかいなかったためだと思われる。
ちょうど【魔弾銃】が破損して戦力的な見せ場を作るのが難しくなったのも大きいか。