【超連動】

Last-modified: 2024-01-01 (月) 15:17:46

DQ9&バトルロード2・バトルロード2レジェンド

かつてアーケードのバトルロード2シリーズにて2009年9月11日から2010年8月31日の稼働終了まで行われていた、DQ9との連動サービス。
バトルロード側で大魔王との戦いまで進むと、DQ9でもその大魔王と戦えるようになるというもの。
シリーズ内で稀な、ゲーム機の垣根を超えた連動サービスであった。
 
やり方はまず、バトルロード側で大魔王を出現させる(【レジェンドモード】では不可)。
すると筐体のドラゴンの目が赤く光るので、その状態でDSのDQ9の【すれちがい通信】を行うと、DQ9側でその魔王の姿とキャッチコピーが表示され、対応する【大魔王の地図】が入手できる。
このとき、DQ9側で通常のすれちがい客をすでに限界の3人まで呼び込んでいたとしてもそれらはキャンセルされ、強制的にすれちがい通信が終了する。
なお、バトルロードにプレイヤーの名前を登録している場合、そのプレイヤー名が発見者名として表示される。
企画段階では、DSと筐体とを合体させる案や、DQ9のソフトを筐体に挿す、DS側でカラーコードを表示させてそれをバトルロードに読み込ませるなどといった案もあったという(『ファミ通』2009年10月1日号)。
 
このサービスはすれちがい通信の成立が都市部に比べて困難な地方ユーザーの救済を目的としたもので、バトルロードの筐体を中心にユーザーの輪を広めていくことが狙いであった。
しかし、バトルロードのプレイヤーがお金をかけてプレイしているのに対し、周囲ですれちがい通信を行っているプレイヤーはタダで地図をもらえてしまうため、特にバトルロードのプレイヤーも地図狙いだった場合は大きなトラブルの原因になりかねないサービスでもあった。
こういった行為はライオン等の獲物のおこぼれにあずかろうとするハイエナに例えて「ハイエナゲット」などとも呼ばれた。