【泥のワナ】

Last-modified: 2021-02-14 (日) 10:52:03

概要

トルネコ2以降に登場する、【不思議のダンジョン】シリーズに登場する「ワナ」の一種。
操作キャラクターが今現在所持している【パン】が全て【くさったパン】になってしまうという恐ろしいワナ。
但し壺に入っているパンはこのワナの影響を受けない。なお【黄金のパン】のみ、このワナの効果を受けない。
このワナの存在により、食糧は可能な限り【保存の壺】の中に入れて保存して携帯するのが鉄則となっている。
このワナの登場により、【餓死】による【死亡】(冒険失敗)によるリスクが大幅に上昇したとも言える。
 
元ネタは『SFC版風来のシレン』からの輸入ワナ「デロデロの湯」が該当する。
なお元ネタの風来のシレンシリーズでは、モンスターをこのワナにわざと掛けて、食糧を大量生産するテクニックを「デロライズ」と呼ぶ。

トルネコ2

このワナの効果をまともに受けると、持っている全てのパンがたった30しか【満腹度】が回復しない、くさったパンになってしまうのが恐ろしい所。
可食できる部分が減ってしまうのか、満腹度の回復量の多い【大きなパン】【きょだいなパン】等も満腹度の回復する量が一気に減少してしまう。
便利な追加効果の発生する【魔法のパン】【オニオンブレッド】は、満腹度の回復量こそ変わらないものの、効果は正反対のものになってしまう。
但し、今作では何故か【くさりきったパン】もこのワナの効果でくさったパンになるので、一応利用できる場面はある。設定ミスの可能性もあるが。

トルネコ3

くさりきったパンがこのワナの効果を受けてもそのままになった。ある意味順当と言うか妥当とも言える。
そして一番大きい仕様変更として、モンスターがこのワナに掛かると「必ずくさったパンになる」という仕様が追加された。
またモンスターをワナに掛けられる仕様となった今作では、このワナは「一撃必殺のワナ」として猛威をふるう。
よって 【ふきとばしの杖】【重力の石像】等の効果で、このワナ自体を有効活用できる状況が増加した。
但しそのままずっと泥のワナが存在するとゲームバランスを崩すからか、くさったパンを生成する効果が発動するとランダムでこのワナは消滅する。
 
シナリオの【トルネコ】編では【ロサ】を仲間にした際の「温情措置」からか【バレイナのほら穴】以外のトルネコ編のダンジョンには出現しない。
 
【異世界の迷宮】の20F以降では、このワナが出現しなくなるが、リスクは伴えど比較的浅い階層では食料稼ぎに重宝する。
余談だが、実はこのワナ絡みで「とじこめの壺の中にアイテムが入ってしまうバグ」が存在する。

少年ヤンガス

トルネコ2とは逆に、くさったパンがこのワナの効果を受けると、普通にくさりきったパンになってしまう。
ダンジョンの最序盤等の、特に食料に余裕が無い状況下であれば、たとえくさったパンでも、何かの壺の中に入れて保存して携帯した方が良いだろう。
今作では【毒】の仕様の変更により、特に冒険の最序盤では、くさったパンによる毒のダメージすらも侮れないからだ。