【天の箱舟】

Last-modified: 2024-03-10 (日) 05:08:52

DQ9

乗り物のひとつで、黄金色に輝く空飛ぶ列車。
英語版では『Starlight Express』。直訳すると『星明かりの急行列車』。
序盤のムービーで登場する時は6両になっているが、なぜか主人公が乗り込むようになってからは機関車を含めて3両編成である。
 
【世界樹】【女神の果実】が実ったときに【天使】たちを【神の国】へ導くと言われていたが、登場するなり謎の波動によってバラバラにされ地上に落下しており、そこで【サンディ】との出会いがある。
これを動かすために各地で良いことをして【星のオーラ】を集めることが序盤の目的。
その後は地上の【青い木】【天使界】・神の国などを結ぶ重要な移動手段としてお世話になり、物語終盤には最後の戦いの地へと運んでくれる。
最初はサンディが運転士と名乗っていたが、彼女はバイトのキャンペーンガールであり、運転士は【アギロ】
 
物語の序盤で早々に姿を現し、多くのプレイヤーが銀河鉄道……じゃなくて「これが今回の【空飛ぶ乗り物】だろう」と早々に考え至る代物だが、本編中では何度か乗る機会はあっても、強制イベントであって自分で動かすことはできない。
なんと自分で自由に操作できるようになるのはゲームクリア後という前代未聞の仕様になっている。
 
手に入れるためには、ゲームクリア直後に【ツォの浜】でクエスト【幻の巨大魚を追え】を受ける必要がある。
このクエストをクリアして【アギロホイッスル】を入手すれば、道具で使用することで自由に空を走れるようになり、各地の高台などに行けるようになる。
相変わらず狙った所に着地がしづらく(そもそも着地出来る座標が決められている)、その上機関車なので小回りがあまり利かないため操作性は正直良くない。
長い船体が着地点を示す影を覆い隠してしまうこともしばしば。
DQ8のような爽快感もない。まあ仕方ないのだが……。
しかし箱舟を使わなければ行けない場所は各地に点在し、クエストや【宝の地図】の洞窟の出現場所などもその辺に配されていることが多いので、利用頻度はそれなりに高くなる。
なお、主人公が死亡している状態でホイッスルを鳴らして箱舟に乗るとHP1で復活する。
また、特に意味はないが、飛行中にRボタンを押すと金色の煙が煙突から出ると共に汽笛を鳴らせる。
 
箱舟3両目には開かずの間があり、実はサンディの部屋であることが配信クエストでわかる。
さらにはこの部屋の旅の扉が【フォロボシータ】のいる所につながって大騒ぎに……。
このクエスト【世界滅亡!?】を受けることで、本編クリア後は【堕天使エルギオス】を倒さないと聴けないと思われていた天使界のBGM【天の祈り】を開かずの間でいつでも聴けるようになる。
 
DQシリーズでは鉄道らしきものとしてDQ5で【トロッコ】が登場しているが、本格的な(?)列車の登場はこれがシリーズ初である。
また、空を飛ぶ乗り物に乗っている時にに襲われるイベントが発生する初めての乗り物でもある。(空中戦は前作の最終戦)

DQ10オフライン

【大陸間鉄道】【大地の箱舟】は天の箱舟の生まれ変わった姿なのだという。

DQ10オンライン

クリスマスイベントでは「聖天の使い」ことテンチョーが、クリスマスの装飾がされた天の箱舟に乗って登場する。

トレジャーズ

模型が【お宝】の一つとして登場。

お宝No.75
レアリティレジェンド
カテゴリープレイメモリアル
コレクション伝説のだいじなもの
標準価格21,040,000G

ウォーク

DQ9イベントとその後のイベント「よみがえれ天の箱舟」で登場。
前者でのイベントはおおむねDQ9のとおり。ギガモンスターの【闇竜バルボロス】戦ではこれでバルボロスのもとまで行く。
 
ウォークのの世界がDQ9とつながりがあるためか、「よみがえれ天の箱舟」ではDQ9のその後から今に至るまでも描かれる。
天使たちが星になった事で乗る者もいなくなり、ネイルアーティストになると言ってサンディも飛び出した事で、アギロ一人だけが残される。
地上の世界を見て回ることを決めたアギロは、去り際に書き置きとキーアイテムである天使の短剣を残し、自動運転化して飛び立たせていた。
 
その後、復活した【暗黒皇帝ガナサダイ】はこれを破壊。箱舟はバラバラになって地上に落下してしまう。
ガナサダイとしては忌々しい天使を無力化するためにこれを行ったのだろうが、彼はこの世界に既に天使はいない事など知らず、
ただ目的無く動いていただけのもぬけの殻を破壊したに過ぎず、あまつさえ自身の不死の力の源を破壊するための天使の短剣の入手までされているため、無駄どころか自身の首を絞める形となってしまった。
イベント中では2章までは手に入るパーツを集めて箱舟を組み立て、3章では塗装や研磨などの仕上げを施して元の姿へと復元していく。