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添付DQ11 
DQ11に登場する【ダンジョン】。世界に異変が起きた後の【ラストダンジョン】にあたる。
ただし、そのいかにもな風貌の割に、DQ11の特殊なシナリオ構成上、従来におけるラストダンジョンと言えるかは意見が分かれる。
英語版での地名はFortress of Fear。
世界に異変が起きた後
【命の大樹】崩壊後、【魔王ウルノーガ】が同じ場所に造り上げた空に浮かぶ暗黒の城で、暗黒のオーラに包まれている。
闇の結界によって終盤まで入ることが出来ず、【勇者のつるぎ】で結界を破壊して初めて進入可能になる。
全体的に黒や紫といった暗い色彩で彩られ、各部は禍々しい手のようなオブジェで支えられている。
入ってすぐに【邪竜軍王ガリンガ】とのボス戦があり、倒すことでようやく探索を始められる。正門付近に【女神像】があり、回復とセーブが可能。何故魔王の城なのに女神像が設置されているのかは謎である。どうでもいいがこの女神像はガリンガ戦でもしっかり背景に写り込んでいる。
基本的には一本道であるが、一度外部を経由して進まねばならないなど、ひたすら長い道程を進むことになる。
各階層の中心部には結晶の詰まった部屋があり、これを【勇者のチカラ】で壊すことにより吹き抜けができ、【ガーディアン】か【ハデスナイト】の【モンスター乗り物】に乗ってショートカットが可能になる。
また、結晶を壊すとそれが下に落ちたのか、1階の大広間に五色の宝石が取れるキラキラが出現する。
…そこそこ大きな結晶が雨あられと降り注いでいるにも関わらず
何故階下のガーディアン達が平然としているのかは詮索してはいけない。
他にも城内ではモンスター乗り物が今までの総まとめと言わんばかりに多く登場し、これらを駆使しないと進めない場所もある。
それ以外にはワープポイントがあり、3DS版ではモンスターに守られており強制バトルになる。この際の戦闘BGMは【ひるまぬ勇気】ロングVerである。
1階正面の扉は4階にあるスイッチで開き、中には【ほしふるうでわ】の入った宝箱がある。
他にも【きしんの魔槍】【ほしくずのつるぎ】といったここでしか手に入らないアイテムが多い。
最奥では【魔軍司令ホメロス】との最後の戦いがあり、倒して先へ進むと魔王ウルノーガとの最終決戦がはじまる。ホメロス撃破後は一度戻ることも出来るので、しっかり準備を整えてから挑もう。
魔王ウルノーガ討伐後は崩壊し、光（大樹の魂）に戻り命の大樹を蘇らせた。
過去作同様、BGMは他の洞窟や塔などのダンジョンとは異なる固有の曲になっており、曲名はそのものずばり【天空魔城】。
DQ7の【迫り来る死の影】のメロディが一部組み込まれている。
初回ED後のデータでは行けなくなってしまう。
【転生モンスター】の【ドラゴントイズ】と【ゴライアス】をはじめとした城内のモンスターとも戦えなくなる。転生モンスターは倒し漏らしても後に【ネルセンの迷宮】内（3DS版のみ、ドラゴントイズは【連武討魔行】最終試練でもリスト登録可能）で戦え、それ以外の雑魚も強verか邪verと出会うことで討伐リストを埋められるが、やり込みで通常verの討伐数を稼ぎたい場合は魔王ウルノーガを倒す前に行う必要がある。
過ぎ去りし時を求めた後
命の大樹の崩壊が起こらない歴史に変わったため、この魔城も出現しない。
ただし、天空魔城で取り逃した宝箱の中身は、【始祖の森・北の高台】に落ちている宝箱（PS4版）かキラキラ（3DS版）から回収可能。ただし【けんじゃのせいすい】4個の宝箱と【パンドラボックス】は除外される。
また、同じマップがネルセンの迷宮の【勇者の試練】で「奈落の冥城」として再登場。PS4版では城全体が再現されており、3DS版では4階部分のみとなっている。スタート位置や進み方が変更されており、当然モンスターと入手アイテムも異なる。
DQ11S
3DモードはPS4版、2Dモードは3DS版に準じる。このため2Dモードのワープポイントで強制バトルが発生する点も同じ。
ウルノーガの直前である魔王の神殿部分に、【神父】をしているという旅の【ヨッチ族】が配置された。話しかけるとHPとMPが全回復したうえでセーブできるので、ウルノーガ戦に準備万端で挑めるようになった（このヨッチ族との会話では【2D/3Dモードにする】がメニューに表示されず、モード切替はできない）。
モード切替での再開場面選択で初回エンディングより後の場面を選んだ場合、取り逃がした時と同様に始祖の森・北の高台に天空魔城のアイテムが出現する。
余談
【天空城】と【地底魔城】を足して2で割ったようなネーミングをしていることなどから、天空魔城が出現した世界が天空シリーズへと繋がるという説もある。
また、前者同様、シナリオ上最終盤の空に浮かぶダンジョンであり、取り忘れたアイテムを後に他の場所で拾えるようになる。
