【藤澤仁】

Last-modified: 2024-01-04 (木) 19:31:56

概要

読みは「ふじさわ じん」。
【エニックス】(後に【スクウェア・エニックス】)元社員。
DQ7~DQ10の開発に携わり、DQ9・DQ10オンライン(Ver.1期間まで)ではディレクターを務めた。
一時は「【堀井雄二】の後継者」と目されたものの、現在はドラクエから離れ、同社も退社している。

エニックス~スクウェア・エニックス時代

『週刊ファミ通』に掲載されていた「堀井雄二のアシスタント募集」に応募し採用されてエニックス社員となる。
【ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち】で新人シナリオスタッフとして【ウッドパルナ】【ダイアラック】などのシナリオを担当。
【ドラゴンクエストIV 導かれし者たち】のPSリメイク版で追加された【第六章】のシナリオを担当。
【ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君】ではシナリオに加えシステム面を担当し、【ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー】のシステムも担当した。
その後、『ドラゴンクエストX オンライン』の初期開発に携わるも、一旦チームを離れて、難航していた【ドラゴンクエストIX 星空の守り人】の指揮を執ることになる。
発売後DQ10に戻り、発売からVer.1開発終了までディレクターを務める。Ver.1完結をもってディレクターを退任した。
なお同作での活躍についてはこちらを参照のこと。
 
DQ10ディレクター退任後はドラクエを離れ、スマホアプリ「予言者育成学園 Fortune Tellers Academy」を制作、同作でプロデューサーデビューを果たした。
2017年11月に行われたFTA運営の体制変更によりシナリオ執筆のみ担当となる。
2018年4月、FTAのサービス終了告知と同時に、自身のTwitter上でスクエニを既に退社していたことを明かした。

スクウェア・エニックス退社後

2019年6月、新会社「ストーリーノート」を共同で設立し脚本等の執筆を請け負う一方、MIXI(旧・ミクシィ)の社員としてスポーツ関連の事業にも携わっているとのこと。
2022年には『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 魂の絆』主題歌「Invisible」の作詞をしている。
2023年発売の【ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅】ではシナリオを担当した。

逸話

好きなモンスターは【ナスビナーラ】で、DQ10ディレクター時代に公式HP等で多用、Twitter壁紙にもしていた。理由は「ウッドパルナの子だから」とのことで、DQ7で最初に書いたシナリオとの関連で思い入れがある模様。
DQ7に登場する【フジッサ】という神父の移民は、彼がモデルと考えられる。
DQ10オンラインプレイヤーからは「フジゲル」の愛称で呼ばれる。理由はVer.1ラスボス【冥王ネルゲル】と彼の容姿が似ていることから。これは【鳥山明】が意図してデザインしたものと目されるものの、鳥山に未確認のため真相不明となっている。