【突げきホーン】

概要

DQ7と9に登場するモンスター。突撃ホーン。
名前からは角があることと、突撃することしかわからないが、割と特徴のないサイのモンスター。
色は全体的に黒っぽく、余計に地味である。
両作品とも「突」は漢字なのに「げき」はひらがなというアンバランスな表記のモンスター。
上位種に【ライノキング】が居るがこっちも影が薄い。

DQ7

【砂漠の城】周辺、【魔王像】内、【ダーマ神殿】内部に出現。
力を溜めたり、突き飛ばして攻撃してくる、パワータイプのモンスター。
が、普通に戦えば問題なく倒せる。
こんなやつがダーマ神殿にいたわけだから、ダーマ解放直後は神殿はぼろぼろになっていただろう。
　
実は、彼の突き飛ばしは絶対に効かない。
厳密に言えば、敵が使ってくるつきとばしに「しかし○○はふんばった」と表示される以外のプログラムがされていない。これは【ダッシュラン】も同じ。
ただでさえ弱いのに無駄な行動を背負いこまされているとは悲しいモンスターである。

リメイク版

PS版と違い、敵のつきとばしが成功するようになった。
それでも、大した脅威ではないだろう。
一応、成功すると戦闘終了まで復帰できないため、「蘇生できないザキ」と思うと効果自体はかなり凶悪なのだが、そもそも根本的なスペック自体が足りていない。1人突き飛ばされたぐらいならそのまま押し切れるケースが大半だろう。
ラスト1人が突き飛ばされると強制的に全滅になることだけは注意。

DQ9

【カルバドの集落】周辺と【アルマの塔】などに登場。
強化攻撃の他、効果の変わったつきとばしで1ターン休み状態にしてくることも。
落とすアイテムは通常枠が【まじゅうのツノ】、レア枠が【うしのふん】。
　
ライノキングもそうだが、アルマの塔に登場するものは、通常のものよりもパラメータが高く設定されている。
強化して再登場させるモンスターとして、敢えてこの系列を選ぶセンスには脱帽。
強化と言っても(育成にもよるが)体感上はそこまで強くなっていないうえに、3～4体での同時出現も多く経験値もそこそこで稼ぎには悪くない。