【背徳の帝王】

Last-modified: 2022-01-06 (木) 04:50:21

DQ11

【ネルセンの最終試練】第3戦目で戦う事になる相手。
英語版での名前はSheer Decadence。
見た目は【妖魔軍王ブギー】と同一。3DS版以外では、【グリーンオーブ】に因んだ緑のオーラを帯びた姿になっている。
ちなみに背徳とは、道徳にそむくことを指す。ブギーの性格を考えれば納得だろう。

戦闘時

ブギーと比べると、能力値が上がっていること・【行動パターン】がランダムになっていること・ブギーの【メラゾーマ】【メラガイアー】に変わっていることが特徴となっている。つまり自身の行動パターンはブギーとさほど変わってはいない。
さすがにメラガイアー直撃は結構なダメージを食らうものの、前回と違ってHP・MPは万全の状態で挑むことができるしこちらは8人揃っている…と一見するとブギー戦より状況は好転しているように見える。
 
が、そうは問屋が卸さない。相方に【戦慄の牙王】がいる。
搦め手や足止めといった技は共に戦う仲間がいてこそ真価を発揮するものであるため、一見不釣り合いな組み合わせと思いきや互いの長所を十二分に生かした戦いを繰り広げてくる。
準備不足で戦いに挑み、こいつの【超さそうおどり】と相方の【ゴールドアストロン】のコンボでターンを無駄に浪費させられるのは最終試練の恒例行事となっている。

さらに相方はゴールドアストロンや【バイキルト】掛けの高攻撃力が注目されがちだが、それ以外にも仲間呼びや【ピオリム】、さらに今回では【スクルト】まで唱えるという、チームワーク戦術が得意なタイプでもある。
そのためゴールドアストロンや第三の目、超さそうおどりで動きを止められている間に戦慄の牙王がバイキルトやらピオリムやらで盤石の布陣をしいてくるため、いざ動けるようになったと思いきや補助呪文マシマシになった二人に苦戦を強いられる羽目になる。
おまけにこいつはピオリム抜きでも素早さが非常に高く、レベル99でも先に動かれることが多い。
【大天使のブーツ】+3や【スーパーリング】+3などで、休み防止対策はしっかりしておこう。
片方だけでも始末が付けば多少は余裕ができるのだが。
ちなみに、ゴールドアストロン状態の仲間にも攻撃を行う場合がある。
 
相方ともどもHPは最終試練のメンバーの中では低い。
どうしても勝てない・手数ノルマを達成できないという場合は【クロスマダンテ】の出番になるだろう。
より正攻法で戦うならば、無属性と雷属性を主軸に据えるとダメージを稼ぎやすいだろう。このタッグの弱点属性は表で見るとほぼ互い違いになっているが、雷だけは例外で両者ともによく通る。主人公の【ギガブレイク】、ベロニカの【疾風迅雷】などが頼りになるはずだ。特に背徳の帝王は雷を1.1倍弱点としており、最大HPが大して高くないこともあって、【ヴォイドアンカー】装備で開幕バイキルトが掛かったベロニカの【雷竜打ち】を喰らわせれば、1ターン目からいきなり瀕死にまで追い込むことも可能。