【麦がゆ】

Last-modified: 2024-03-04 (月) 01:21:28

概要

文字通り、麦を煮込んで作ったお粥。
現代日本では粥と言えば米をイメージするだろうが、いわゆる雑穀を食べやすくした手段としても20世紀前半まで非常に多様なメニューが全国に残っている。
更には小麦粉の製粉と調理法が確立される以前の古代(紀元前5000~1万年ごろ)から世界各地で食されていた歴史を持ち、ブッダの逸話や聖書、歴史的文献にも時おり登場する由緒ある食べ物である。
基本的には大麦や裸麦といった大粒でそのまま食しやすい物で作られるが、DQ界では一貫して小麦で作られている。
いちおう小麦による麦がゆも無いわけではないが、こちらは大麦に比べて調理時間に時間が掛かるし食べ応えもイマイチなので、麦がゆ全盛期だった古代の頃からマイナーだったようだ。

ビルダーズ1

ストーリーでは2章で作れる料理の一種。
【小麦】3個と【きれいな水】1個で3つ作れる。
使用すると【満腹度】が15%(3/4マス)回復する。
 
お粥といえば病気の時によく作られるイメージがあるが、意外にも治療には一切使用しないので作らないでクリアする人もいるかもしれない。
一方で小麦は農業で、きれいな水は【浄化のふんすい】の隣で水を汲めば無限に採取できるので、実質無限に作り続けることができるある意味反則な料理だったりする。
とはいえこの章は冗談にならないほど食糧事情が厳しいので、長距離探索をする場合はお供に持っていくのもいいだろう。

ビルダーズ2

【水】【ネギ】、小麦で作成することができる。ネギは比較的余りがちな野菜だが、水はプレイヤーのみ使うことができる食材のため、オート調理はできない。
満腹度は30%、【HP】は10回復する。
かかる手間の割に満腹度、HPの回復量はさほど良くなく、【レア作物】1個で簡単に作れる【極上やさい炒め】と全く同じ性能。
というか、水を抜けば【穀物】【野菜】の法則により作れる【パスタ】に満腹度で10%負けており、水を混ぜたために腹持ちが悪くなってしまっている。本来は、水の分で腹を膨らませる狙いもある食べ方なのに…。
一度作って図鑑を埋めた後は、【食器】に入れてのインテリア目的でもない限り二度と作られないだろう料理の一つである。