トルネコ3
トルネコ3における【モンスター】の成長タイプの一つ。
モンスターは8つの成長タイプに分かれており、能力の上昇値は成長タイプによって固定されている。
ステータス上昇値
対象モンスター
この成長タイプに属するモンスターは以下の通り。
【スライムブレス】【ドラゴスライム】【ドラゴメタル】【ファーラット】【ケダモン】
【ゴースト】【メトロゴースト】【ヘルゴースト】【リリパット】【アローインプ】
【ベビーサタン】【ミニデーモン】【つかいま】【どろにんぎょう】【パペットマン】
【さそりかまきり】【キラーマンティス】【メダパニシックル】【タマゴロン】【ワンダーエッグ】
【ストローマウス】【ちゅうまじゅう】【あめふらし】【アイアンタートル】【ランドアーマー】
【ガニラス】【じごくのハサミ】【ぐんたいガニ】【タップペンギー】【岩とびあくま】
【つのうしがい】【しびれマイマイ】【あんこくつむり】【おどるほうせき】【メガザルロック】
【おおなめくじ】【バブルスライム】【マージスター】【エビルポット】【ドルイド】【メイジキメラ】
また、GBA版で追加された【メタルライダー】【フレイム】【ブリザード】もこのタイプに属する。
解説
早熟タイプだが、【普通・早熟】や【攻撃・早熟】と比べるとややレベルアップが遅い。
防御・早熟という割には、防御力の伸びがLv17(経験値8000)までは普通・早熟より低い。
Lv17で防御力は追い越すが、HPの伸びは普通・早熟にかなり負けているので、総合的な耐久力はまだ劣る。
Lv10(経験値3000)までは攻撃・早熟にすら防御力の成長が負けており、序盤での成長率がパッとしない。
逆に攻撃力は、最初のうちは何故か攻撃・早熟より伸びがいい。
その後もしばらくは順調に伸びていくが、残念ながらLv18の攻撃力+40で頭打ちになる。
それ以上は【ドーピング】をしてやらないと一切攻撃力が上がらないため、終盤では攻撃力不足に悩まされる。
【防御・晩成】と比べると最終的な防御力は劣るが、攻撃力はこちらの方がかなり早い段階で上がり切るため、中盤では防御・早熟の方が使いやすい。
レベルが上がりにくいので序盤はやや使いづらいが、経験値を稼ぎやすくなる中盤以降では、普通・早熟に次ぐ戦力として運用できる。
普通・早熟に比べると若干物足りないが、それでも十分にステータスは育つし、役立つ特殊能力を持ったモンスターもいるので、使い勝手はまあまあ良好。
攻撃力がさほど伸びないのは、混乱等による【裏切り】のリスクが低いというメリットにもなる。
とはいえ、高レベルのメダパニシックルに裏切られてポポロが2回殴られるとさすがに危ないが。
この成長タイプに属するモンスターは【おおナメクジ】を除いて、いずれも何らかの特技もしくは特性を持っているのが特徴。
【異世界の迷宮】では、【タップペンギー】【スライムブレス】【ヘルゴースト】【メイジキメラ】【ぐんたいガニ】【おどるほうせき】【メガザルロック】等、仲間にしなくても何とかなるが、仲間にしておくと便利なモンスターが多い。
ぐんたいガニは【2ダメージ化能力】が優秀で裏切りの心配がなく、シナリオ編でも異世界でも活躍できる。
特に【ドラゴメタル】は、基本防御力の高さや爆風耐性も相まって非常に人気が高く、【竜ゾーン】で多くのプレイヤーが勧誘に挑戦している。
異世界の迷宮には出ないものの、【キラーマンティス】と【メダパニシックル】は2回攻撃を繰り出せるためかなり強い。シナリオ編や【封印の洞くつ】で活躍するため、是非仲間にしたい。
また、【ガニラス】【エビルポット】【パペットマン】はシナリオ編ではあまり使い所がないが、封印の洞くつ素潜りなら結構活躍できる。
【つかいま】とGBA版で追加された3種は、このタイプの中ではトップクラスに初期能力が高い実力者。
メタルライダーはこのタイプの中でLv1での防御力が最も高い(55)。彼も仲間になれば頼もしいだろう。
防御・早熟タイプのLv99時の防御力上昇量は+91。
HPや攻撃力をフルドープすれば、不思議の宝物庫深層のモンスターともある程度戦える数値と言える。
防御・晩成(+158)に及ばないのは仕方ないにしても、実は万能・晩成(+107)にも負けている。
しかし、万能・晩成は微妙な初期ステータスのモンスターばかりなので、実際にはそこまで防御力に差は開かない。例を挙げると、万能・晩成でLv99の【アークデーモン】(134)よりも、Lv99のドラゴメタル(141)の方が防御力が高い。
このように、成長タイプの差を初期ステータスでカバーできるモンスターもいる。
関連項目
【普通・早熟】
【攻撃・早熟】
【万能・晩成】
【攻撃・晩成】
【防御・晩成】
【攻撃・特殊】
【守備・特殊】