【冥王ネルゲル】

Last-modified: 2024-03-21 (木) 05:11:18

概要

DQ10の【目覚めし五つの種族のおはなし】における【ラスボス】
あまねく死を司る冥界の王であり、その鎌は魂をも傷つけるという。
  
名称の由来は古代バビロニアの太陽神にして死を司る神「ネルガル」からだと思われる。
また、中世ヨーロッパにおける死神は道化師をモチーフにしたこともあって、ネルゲルは道化師のような衣装に大きな鎌を持った姿となっている。
 
容姿がDQ10オンラインVer.1のディレクターであった【藤澤仁】に似ているともっぱらの評判で、藤澤自身もコスプレをしたことがある。
 
英語圏では今に至るまでDQ10が発売されていないが、名前だけならDQ11Sの【追憶の神殿】【ネルゲルデーモン】の台詞内でNelgelと述べられ、DQタクトではNelgel the Netherlordとして登場した。

DQ10オフライン

デスピサロ以来のオープニングで主人公の故郷に攻め入って殺しに来、そして実際に主人公を殺すことに成功したラスボス。
実は過去世界にて【守護者ラズバーン】【神殿レイダメテス】で殺した人々の魂のチカラを用いて生み出した存在であることが判明し、崩壊したレイダメテスを【冥王の心臓】として復活させ、拠点にしている。
主人公を死者たちの怨念で編まれた生者では解除できない「冥府の縛鎖」で捕縛するものの、主人公には死者である同名の人物の魂が宿っており、その人物によってネルゲルの糧にされた死者たちを昇天させられたことで解除されてしまう。
そしてそれに驚きつつも、今度こそ主人公を葬るために襲い掛かってくる。
 
最初はネルゲル単体だが、ある程度HPを減らすと【アークデーモン】【ベリアル】を呼び出して玉座に下がり、これを倒すと前線に戻ってくる。
倒すと【大いなる闇の根源】から力をもらい、【冥獣王ネルゲル】に変身する。
勝利すると冥獣王の姿が崩れて冥王の姿に戻るが、ほどなく体内から光が出て爆散する。
 
クリア後は冥王の玉座に戻ると再戦できる。

Ver.2

【紡がれし勇気の絆のおはなし】では、色違いの【恐怖の化身】が登場する。

DQ10オンライン

パッケージ上部に描かれている(ラスボスとしてはデスタムーア以来。オフライン版ではトリミングされている)。
第二段階のアークデーモンの数が2体である。
【強ボス】や恐怖の化身以外にも、【死の道化師】といった色違いが登場する。
詳しくはこちらを参照。

イルルカ

???系のSSランクとして登場。???系だがイオ系弱点でなく、むしろイオは半減。代わりにデイン系が弱点である。
冥界の王ということで「冥の王」たる【ガーディス】と並べてみたくなるが、サイズの都合で共演は不可(ただしサイズ縮小ができるイルルカSPでならどちらかが小さくなれば可能)。
 
10のストーリーに根拠してか【守護者ラズバーン】【神殿レイダメテス】の配合で生まれ、【魔戦神ゼメルギアス】と配合させることで【冥獣王ネルゲル】になる。
当初は配合方法が不明だった。
1.2冊目の攻略本発行時はレイダメテスが配信される前だったこともあって、情報は伏せられていたのである。
最終攻略本となる3冊目では、追加データとしてこれらの情報もしっかり記載されている。
 
特性は【メガボディ】【AI2回行動】、冥界の王らしく【ときどき冥界の霧】【いきなりテンション】
プラス値+25以上で【受け流し(特性)】、+値50以上で【いてつくはどう(特性)】、新生配合で【秘めたるチカラ】
【ギガボディ】化で【超ガードブレイク】
性別は基本的には♂しかいない。
所持スキルは固有の【冥王ネルゲル(スキル)】
 
ギガボディ化すると一見強そうに見えるが、そうは問屋が卸さない。
やろうとすると【しょうひMP×2】【強者のよゆう】がちゃっかり付くというおまけ付きである。
これは素の特性が非常に強力なため仕方がない。
メガボディ状態で超ガードブレイクを移植した方がいい。
ギガボディ化したこいつを主軸にする場合、特性の関係で既に通常の5倍のMPを消費するようになってしまっている為、呪文特化にも息・体技・斬撃特化にも向かず、通常攻撃で殴るのが基本になるだろう。
あるいは【かえんぎり】のようなコストの軽い属性持ちの斬撃を軸に攻めるのも一手。相手の耐性が無効でない限り等倍以上のダメージを与えられ、またギガボディの特性で全体攻撃にもなる。どちらにせよ【攻撃力アップSP】などで可能な限り攻撃力を上げたい所。
どうしてもコストの重い特技を使わせたいのなら、【メラガード】のスキルなどで【消費MP半減】を得よう。
それでも強者のよゆうは消えないので、相方の1枠モンスターに開幕1ラウンド目に【デメキエル】でも使ってもらわせないと、とてもマトモな戦いはできないだろう。
しかし、不利な特性が2つも付いたこいつを敢えて出している時点で相方のやることはバレバレであり、デメキエルする前に葬られる危険が高い為、結局あまり推奨できない。
デメキエルを使う相方を【スモールボディ】【超こうどう はやい】にでもすれば多少は安定するが、【いあつ】【ギロギロ】【ラブリー】などを喰らうと1枠の方が棒立ちしてしまうのでこれも万能ではない…。
はっきり言おう。2枠のままにおう斬りやステルスアタックを使わせた方が強い。

イルルカSP

当初はレイダメテスが入手できない状態だったため作れなかったが、Ver.1.0.1で可能になった。
新たに可能になった超ギガボディ化で【つねにマホカンタ】を持つようになる。

シアトリズム

DQ10からのラスボスとして登場。
冥獣王は登場しないが、BGMは10の冥獣王戦で流れる「【冥府の王】」である。

バトルスキャナー

第四章で登場。天魔王の地図2でドロップする【冥王の地図】、五章では天魔王の地図3でドロップする冥王の地図2で戦える。BGMはシアトリズム同様冥府の王。
HPは6660(冥王の地図)。
魔瘴弾やあやしい眼光など魔属性の技を多様し、耐性があってもダメージも高い。
あやしい眼光には眠りの効果があるので、眠りに非常に強いモンスターを出しておきたい。
聖属性に非常に弱いが、現在聖属性の技は入手困難なSPチケット、【アルテマソード】のみ。
【超ドラゴン斬り】【ドラゴン・ウー】の竜属性で攻めるといいだろう。
 
魔王としては珍しく闇耐性がなく、【なげきの亡霊】【アスラ王】【ドルマドン】を連発すれば【ウルトラスーパーハイテンション】を発動する前に終わらせることもできる。ドルマドンは暗黒閃光打など優秀なコンボ技のトリガーにできるのもあり、かなり重宝する。
 
【スペシャルチケット】【冥王の大鎌】【猛り狂いし冥獣王】がある。

スキャンバトラーズ

超5弾の得点王決定戦(スコアアタック)に登場。
HPは7500で、攻撃しつつ猛毒や守備力アップ、ちからダウンをかけてくる。
2ターン目に倒すと冥獣王…にはならず冥王の姿のままで真の力を解放し、攻撃範囲が全体化する。
この時のHPは8000。

いたスト30th

CV:近藤隆
DQ10からプレイヤーキャラとして参戦。ランクはB。
「1人で挑戦」でクイックコースをクリアで景品交換所に追加される。
今作ではDQのヴィランで唯一のプレイヤーキャラになっている。
 
改築増資や独占を崩すための5倍買いも行ってくる。
1人で挑戦モードでは、【ダーマ神殿】(闇と大魔王コース)、【死の火山】(伝説の勇者コース)、【カミハルムイ城】(空き地コース)、【古代図書館】(光の戦士コース)の予備枠、で登場する。

DQMSL

???系のSランク。リーダー特性は「全ダメージを8%軽減」。習得特技は【冥王の大鎌】【冥界の門】。特性は【AI2回行動】
究極転生で冥獣王ネルゲルとなり、新生転生で強化版冥王又は冥獣王に転生できる。

膨らんだ肩袖(ジゴ袖)の形状と色合いから、一部のプレイヤーからは「ピーマン」と呼ばれた。

そして2022年7月22日には超魔王版の「冥界の王ネルゲル」→「死を統べる者ネルゲル」が実装。
リーダー特性は斬撃と体技ダメージを20%アップ。
特性はAI3回行動、秘めたるチカラ、斬撃で冥王の構え。
そして常時ドルマブレイク+常に行動停止+毎ラウンド開始時に状態異常解除の「死の化身」。開幕から3ターン被ダメージ半減&変身時3ターン無属性特技&状態異常無効の「無常の衣」。
開幕時に発動し、味方の4番目の特技を「供物をささげる」に変える「闇の供儀」。
「供物をささげる」はネルゲルの状態異常を解除しつつ自分とネルゲルを犠牲にし、魔瘴の暴獣ネルゲルを召喚する。

特技は次に行動するまでの間、敵の攻撃に対しみがわり&反射無視の無属性斬撃固定ダメージで反撃し、くじけぬ心を解除する「冥王の構え」。
全員にみかわし不可の無属性斬撃を与えつつ確率で即死。みがわりに対し威力3倍の「冥王の奪命鎌」。

SSランクだとランダム9回攻撃力依存で無属性の斬撃ダメージを与え、蘇生封じにするうえ反射無視の「ソウルハーベスト」。
単体に攻撃力依存でドルマ属性の斬撃ダメージを与え、先制かつみかわし不可の「暗黒閃」。
1度だけ使用可能。1ターンの間、単体を封印状態にして永続的に解除不可の蘇生封じにする「黄泉の封印」。
 
4コマ劇場ではどういう訳か学校に通っているという設定になっており、同じ学校に通う♀の【ひとくいそう】に惚れられている。

ライバルズ

第2弾カードパックにて共通レジェンドレアカードとして登場。
姿は第1形態のものであり、「ネルゲル」名義で登場した。

8/4/6 魔王系
2回攻撃
自分のターン終了時このユニットが後列中央にいるなら
ランダムなネルゲルの配下を1体出す

第2弾を象徴するカードのひとつ。
条件を満たせばターン終了時に指パッチンを行い、3/3におうだち(アークデーモンと同色)または5/5におうだち(ベリアルと同色)のどちらかを1体出す。
ネルゲルを倒すには先ににおうだちを突破してからでないといけないため、盤面が優勢であるか有効な除去を持っていなければ対処が難しく、ひとたび倒せなければ延々とにおうだちが出続けて絶大なアドバンテージを与えてしまう。
本体も2回攻撃を持つため攻撃力も高く、攻防一体の非常に強力なカードである。2弾カードパック環境下では速攻デッキ以外では無条件で採用されたほど。
ただしどちらの手下が出るかはランダムかつ出現はターン終了後。返しのターンに倒せるかどうかにも大きく関わってくるので、両者祈りながらターンを終えることになる。
 
後列中央という条件は、原作において中央奥の玉座に座り指パッチンで手下を呼び寄せたことに由来する。
本作ではこれがネルゲルの弱点となっており、位置を移動させたり後列中央にあらかじめ氷塊などを置いたりすることで対処可能。
 
このカードのおかげで後列中央を玉座と呼ぶプレイヤーが増えたり、指パッチンをするせいでネルゲルが公式でニンテンドースイッチの象徴として扱われたりと、ネタには事欠かないカードでもある。

ライバルズエース

一人用モード「試練の間」のボスの1体として登場。
【スマイルロック】【キラーリカント】などでテンションを回し、後述するテンションスキルによる即死攻撃を狙ってくる。
テンションスキルはネルゲルの配下を1体出し、全ての味方ユニットに「このユニットに戦闘ダメージを与えられたユニットは死亡する」を付与する「冥府より来る者」。配下も攻撃力アップ効果と速攻or2回攻撃を備えた特別仕様になっている。
これによる即死攻撃をいかに防ぐかが肝要となるだろう。
ただし同時に実装された【天雷の勇者アンルシア】がそれまでと次元の違う強さであり、おまけに特攻対象でコストやスタッツが強化されるため、そちらを手に入れられたプレイヤーにとっては試し斬り用のサンドバッグになってしまった。
 
また、この試練の間の報酬で手に入る勇者専用カード「死を統べる者ネルゲル」も同時に実装。

7/4/8 魔王系
(通常版初期の能力)

7/7/15 魔王系
2回攻撃
このユニットの攻撃は他の上下にいる
ユニットにもダメージを与える
召喚時:ネルゲルの配下を1体出し +2/+2する
(プレミアム版最大レベルの能力)

そのままでは何の効果も無いが、育成やプレミア化に伴って配下召喚や2回攻撃、上下同時攻撃を獲得する。
育成コストは多いが、ガチャ運に左右されずに最大強化できるのが強み。
 
また、真3弾ではそのまま「冥王ネルゲル」名義で、共通拡張カードとして実装。変わらず第1形態。

8/4/6 2回攻撃 魔王系
召喚時&自分のターン開始時:後列中央にいるならスペシャルコイン1枚を手札に加える
BET:このターンこの効果で出ていないネルゲルの配下を1体出す

同作のサービス終了が決定した後で実装された、最後の拡張カードの1枚。
天空の花嫁デボラなどの、【コイン】軸を強化する1枚になっている。
 
旧バージョンと同じく玉座に居座って力を発揮する。
スタッツ、2回攻撃はそのままだが召喚はコインによって行うので、事前にコインを確保しておけばランダム性に囚われず即座に2体の配下を出すことが可能。旧版と異なりどちらが出たかを見てから行動できる。

自身の効果で手に入るスペシャルコインは他のBET効果も同時に発動させるので、事前準備をすればするほど爆発力を持つ楽しいカードと言える。【マデサゴーラ】と違って出したターンに即座に使用可能なのも嬉しい。
2回攻撃で火力に貢献できるのも旧版同様。準備や耐久こそ必要だが、それに見合った働きで貢献してくれる。

ウォーク

DQ10コラボイベントで2022年8月8日より登場。
クエスト3章1話でボスとして登場するほか、同日よりメガモンスターとして登場。
討伐推奨レベルは上級職レベル75と【魔女グレイツェル】よりも低め。HPは26万程度。
ギラ系が最大弱点で、次いでバギ、ヒャド系が有効。他は等倍のメラ系とデイン系を除き耐性持ち。
 
1ターン目に冥王の大鎌で全体に500近くの大ダメージを与え、「冥界の門」を使用してくる。
これは効果が切れる3又は4ターンまでの間に一度でもHPを全回復しないと耐性無視で即死するという厄介な状態異常。所謂「死の宣告」。
他は全体に250程度の【ベギラゴン】や単体に580程度の「魔瘴弾」で攻撃してくるほか、ルカナンで守備力を低下させてくる。
メガモンスターとは思えないほどに状態異常が有効で、呪文を封じるマホトーンやぱふぱふによる魅了までも効いてしまう。
封印はベギラゴンとルカナンで攻め手を奪ったり、魅了は行動を封じるのに有効なのでオススメ。
「冥界の門」対策には「アンコール」で好きな時に回復役を2回行動させられるスーパースターがオススメ。
 
こころは青色でコストは131。
青色のこころらしく力と素早さ、器用さが伸びやすく、特に力のウェイトが大きい。
高グレードでは斬撃・体技ダメージ(特にギラ系、ドルマ系)が伸び、ドルマ系や即死に耐性がつく。
 
また、同日よりネルゲルをもとにした「冥王装備ふくびき」が登場。
大鎌はオノ扱いの装備で、仮面、冥界の王装が実装された。

タクト

2022年4月28日開催の「ドラゴンクエストXオンラインイベント」にて登場。「冥王ネルゲルSPスカウト」でスカウト可能。Aランク枠は【メーダクイン】
???系Sランク、こうげきタイプ。
リーダー特性「物理威力+15%」基本特性「魂食い」(敵または自分以外のなかまが倒される度に 倒された敵または自分以外のなかまの数だけ こうげき力・しゅび力・いどう力を上げる 効果2ターン 自分以外のこうげきによって発動した時 効果3ターン)
とくぎは「魔瘴弾」「冥王の獄炎鎌」「冥王の閃熱鎌」
覚醒スキル10Pで「黄泉の霧風」(戦闘開始時、みかわし率・敵に与えるダメージを大幅に上げる 効果3ターン) 30Pで「魂食い・零式」(敵または自分以外のなかまが倒される度に 倒された敵または自分以外のなかまの数だけ 自分のHPを200・MPを50回復する) 50Pで「魂食い・百式」(敵または自分以外のなかまが倒される度に 倒された敵または自分以外のなかまの数だけ すばやさを上げる 効果2ターン 自分以外のこうげきによって発動した時 効果3ターン)等を習得できる。

ドラけし!

DQ10イベント「目覚めし五つの種族」の限定ドラポンから排出される星5ドラ消し。
属性は紫で、スキルは広いの特殊な範囲を物理攻撃する「冥王の大鎌」。
同じドラポンの【ヒューザ】には及ばないものの、攻撃力は329にまで達するので、強敵【キャット・リベリオ】に効果大。
範囲は【イオナズン】に近いが、斜め範囲への攻撃範囲が狭い。その分若干イオナズンより高め。
スキル威力自体はヒューザと同値。こちらは縦横どちらも対応するので、雑魚を一気に蹴散らしやすい。

その後イベント後半ではクエストを進めていくと扉を入手でき、それを使うことで戦える。ただしBGMは【急げ!ピンチだ】
倒すと次は冥獣王ネルゲルの扉が手に入る。

クロスブレイド

DQ10オンラインの10周年を記念して真5弾CPで【シークレット】として登場。