【竜皇帝バルグディス】

Last-modified: 2023-12-21 (木) 17:42:28

概要

ソードで初登場した巨大な三つ首のドラゴン。三つの首はそれぞれツノと目の色が違い、前から見て右が青、左が赤、真ん中が黄。
直立姿勢、三つ首、大きな翼…と、大まかなフォルムはキングギドラを思わせるが手のないあちらと違って短いながらも腕がある他、こいつの尻尾は1本。
 
【魔王ジェイム】とは同じソード出身だが、モンスターズ出演は彼に先を越された。しかし同じドラゴン系SSランクとして登場している。
 
どういうわけか【キングリザード】のカラーリングはこいつに似ており、さらに大きな翼、「首は1つで尻尾は3本」と丁度逆立ちでもさせたかのような格好をしているのが印象的。

テリワン3D

ドラゴン系のランクSSに属し、同じく複数首の竜の【キングヒドラ】に、【魔戦士メイザー】を配合することで生まれる。
配合で魔戦士メイザーを使う関係上、通信手段を使わない限り手に入れられるのは【ジュヒョウの国】に平和をもたらした後になる。
ついでにキングヒドラを作るまでに【わたぼう】【ワルぼう】も必要になるため、仲間にする難易度はかなり高い。性別は基本♂固定。
 
特性は【ギガボディ】【れんぞく】(2回)、【炎ブレスブレイク】【いてつくはどう】、+25で【スタンダードキラー】、+50で「タメキテボディ」が加わる。
 
【AI2~3回行動】のためステータスは低めだが、時々いてつくはどうで敵の強化をかき消してくれるし(弱体化も消してしまうが)、炎ブレイクとスタンダードキラーを持つためしゃくねつや火炎竜はなかなか強烈。
さらに属性耐性も高く、ベタン系こそ弱点だが【最強VS体技】の穴であるギラ・ドルマ・ブレスには耐性を持つので(最強)VS体技さえつければがんせきおとしなどのベタン系や物理攻撃以外には鉄壁を誇る。
そのため物理を誘いやすく、殴られると時々テンションを奪うタメキテボディとの相性もなかなか。だが打たれ弱いのでそのまま殴り倒されるケースも少なくなく、主戦力として使っていくには工夫が必要。 
 
どうしても使いたい場合、カスタマイズはしゃくねつや火炎竜でも覚えさせて体技型にするのが基本。相性自体は良好なれんごく斬りも、肝心の攻撃力が低いので話にならない。
ならばと無理に補強しても素直に体技メインにするのと大して変わらないので、わざわざ底上げに割くくらいだったらその分状態異常撒きとか魔神斬りがあるスキルを入れてやるといい。れんぞく持ちなので状態異常付与と会心の期待値は2倍だ。
 
ただし彼の得意とする炎ブレスは【マダンテ】と属性が被っており、対戦ではこれを警戒して炎ブレス耐性を上げまくっているケースもザラ(よりによって1個でブレス4段階アップという【魔壺インへーラー】?があったのも大きい)。
あつらえ向きに火炎竜はメラ系、オーロラブレスは吹雪ブレス系を持っているものの、これらではさすがに分が悪いので別の体技も入れておこう。

大ボス繋がりということか【ヒヒュドラード】との配合で【凶魔獣メイザー】ができる。奇しくも彼も攻撃力が低く息や体技がメインになりがちなやつである。
 
戦力的にはキングヒドラで止めておくのも手だが、既にこいつにしているならばスキル増殖か凶メイザーの素材に活用しよう。
呪文や体技主体の相手や炎耐性のない1枠相手など強い相手には強いのだが、同じ体技攻め主体のモンスターならばHPと賢さ以外のステータスで上回る凶メイザーの方がより使いやすいだろう。
 
所持スキルは固有の【竜皇帝バルグディス】
リスクの少ない【ちょうはつ】【オーロラブレス】などが使える優秀なスキルである。

イルルカ

引き続きドラゴン系SSランク。今回は錬金カギの報酬で手に入れることもできる。
キングヒドラとメイザーの配合で生まれるのは変わっていない。
今作では【新生配合】で新たに【ブレスのコツ】を習得する。
所持スキルは同じく「竜皇帝バルグディス」。

ソード

CV:不明(加工ボイスなので特定不能)
 
クリア後、剣神度1000で戦えるようになる【裏ボス】として初登場。一人称は「余」。
首を1つずつ倒しながら戦うことになる。
1つ目の首は口から氷のブレスを複数回吐いて攻撃する為回避し辛い。
2つ目の首は火のブレスを吐き、斜め一列、縦1列、横1列に攻撃判定がある。
3つ目の首は広範囲に灼熱の炎を吐き、尻尾を巻きつけて上空に持ち上げて来る。
この行動は斬り続ければ脱出できるものの、脱出できなければそのまま捕食されて強制的に全滅してしまう(【せかいじゅのは】を持っていれば復活可能)。
DQでは珍しくどのように死んだのか簡単に想像できてしまう。それにしたって惨い死に方である(後に、DQ11で【ヤヤク】【人食い火竜】に食べられるという似たような場面が登場した)。
胃の中にいるのにもかかわらずせかいじゅのはで復活できるのはかなり不思議である。(仮にバルグディスの体内で戦ってアニサキスのように暴れまくって脱出するというイメージなら想像できるが)
 
一度倒すとHPを回復して復活し3つの首で一斉に攻撃を仕掛けてくるようになる。その上本気を出すと、特殊な範囲でブレスを吐いてくるようになる。
 
初戦のみボイスがあるが、ノンクレジットの上に加工されているため最早特定しようがない。
声優や俳優であればわざわざボイスチェンジャーを通したような音声にする必要もないだろうから、スタッフの誰かだったりするのだろうか……?
ちなみにCV起用でノンクレジットなのは他には3DS版DQ8の【エジェウス】【なげきの亡霊】がいる。前者は加工されてはいないのでまだ特定可能な範囲だが、後者もバルグディス同様加工されているので特定不可能。
 
なお仲間会話や状況等からして、元々は古代人が「魔王と戦える人物」を育てる試練/修行の相手として生み出した存在ではないかと言われているが、彼自身はそれらについて一切語らないため真相は不明。
 
英語版での名は"Valgirt"と、他の裏ボスと違って逆さ読み無しのオリジナル版に近い名と思いきや、アルプスにはその逆さ読みであるTriglavという山が実在する。
また、身体が黄金色の(それこそ「更なる裏ボス)である)【グランドラゴーン】と似た強化版が存在する。そちらの名は"Vagirt Nedlog"と、"golden"を逆さ読みした単語が付け足されている。