概要
料理をする人。シェフ、コック。
一目で料理人と分かる見た目を持つ【NPC】はDQ7から登場した。
また、キャラバンハート、もっと不思議のダンジョンMOBILEには職業として登場している。
トルネコ2の【パン屋の青年】も一種の料理人であろう。
DQ5(小説版)
【グレン】という名の料理人が登場。元々は主人公のリュカが冒頭で乗っていた船の料理人として登場していた。その後【ラインハット】、【ポートセルミ】で主人公と再会する。
DQ7
序盤にシナリオ上会話が必須の料理人NPCが続けて登場。(グランエスタード城の厨房の人とフィッシュベルに停泊している船の専属コック)どちらのキャラもシナリオが進む度に新しい会話が発生するので印象深い。
ちなみに【移民】として料理人は登場しない。
DQ10オフライン
クエストの依頼人としても何人か登場するが、【オレの料理を食えばいい】では普通の料理とはいえないような素材を要求する。
【美容師たちの祭典】に登場する【ミローレ】はパティシエなので料理人の範疇に入るが、オフライン範囲ではそれらしい行動はとらない。
DQ10オンライン
料理人と似たような職人として【調理】が存在する。オンラインゲームではおなじみの、一定時間特定の能力値を上げる料理を作成できる。
調理ギルドのマスター・ポシェルは、シリーズ初の料理人らしい姿をした女性キャラである。
キャラバンハート
彼らが作るのは「【MP】を回復する料理」。料理を食べさせてガードモンスターのMPを回復する。料理人のランクが高ければ、出される料理と回復するMPの量が増えていく。究極連携はMPを200ポイントも回復するという豪華なものである。
蘇生手段に【メガザル】を使うガードモンスターの場合は是非とも入れておきたい。
この他に、料理人を馬車に乗せているだけで日々の食事が効率化され、【食料】の消費率が低くなるという恩恵がある。いずれの能力もキャラバンの継戦能力に大きく貢献する。長旅には欠かせない。
【フィールドイベント】では、木を見つけると【おおきなりんご】やステータスアップ用の種系アイテムを取ってきたり、行き倒れの冒険者を料理で助けて職業の心を手に入れたりといった恩恵もある。
また、馬車に乗せずとも料理人がキャラバンに加わった時点でベースキャンプに【酒場】が開設されるのだが、残念ながらこれにはゲーム的な機能は何もなく、純粋に気分の問題である。ストーリー本編中で仲間にできるのはテパの村の【リカード】と、ガライの町の【ベイク】の二人。
クリア後は重さの低い子供の料理マスターを仲間にするため、【転生士】を引き連れて究極連携しながら【ギズモ】を倒し続けて厳選しよう。
ランク | ランク名 | 戦闘特技 | 特殊効果 |
1 | 料理人 | マジカルスープ(ガードモンスターのMPを10回復) | 食料消費率が低下 |
2 | 大料理人 | マジカルシチュー(ガードモンスターのMPを20回復) | 食料消費率がランク1より低下 |
3 | 料理マスター | マジカルステーキ(ガードモンスターのMPを40回復) | 食料消費率がランク2より低下 |
シナリオではラスタンの弟子と隠居中の元料理人【ラスタン】が登場する。
もっと不思議のダンジョンMOBILE
プレイヤーの職業として登場。満腹度の最大値が大きく上がるほか、状態異常やデバフ、即死の技を覚える。
備考
意外にもドラクエに登場するプレイヤーキャラの中で料理の腕について言及された事のあるキャラはほとんどいない(結婚後の【フローラ】が【仲間会話】で少し自称するぐらい)。食いしん坊キャラである【ガボ】も主人公や【マリベル】など仲間に食事の世話を頼む素振りは見せなかった。
DQ8の【トロデ】は旅先では缶詰を食べていたが、制作側は道中での食事関連の描写はなるべく排除しているようだ。
ドラクエ4コマでも仲間キャラクターが料理の腕を披露する、というネタはあまりない。
(馬車の中で料理をしていた所を出されるビアンカ(そのとき相手をしたキラーシェルは「自分が料理される」と勘違いして逃げ出す、というオチが付く)位である)
「モンスターを食べる」など、「ドラクエ4コマのルール」に反するようなネタにつながりかねないためか。