【DQ KIDS!! ドラゴラ村の子供たち】

解説

【月刊Ｖジャンプ】に1994年3月号から2000年まで掲載されていた、DQシリーズファンページ。「DQ KIDS!!」の読みは「ドラクエ キッズ!!」。
　
イラストは【かねこ統】が担当。「ドラゴラ村」を舞台とし、少年ラント、少女クエス、ドラゴンのドゴを中心とした村人たちが登場するギャグマンガを中心に構成された。
監修であった【堀井雄二】も「ホリー」としてマンガに登場し、新作についてのコメントも掲載された。
この他の登場人物は道具屋のオヤジ、詩人のサライ、弱気の男の子ビック、泣き虫女の子ナッキーなど。なおラント・クエス・ドゴの文字をシャッフルすると「ドラゴンクエスト」になる。
読者からのゲームに関する質問やハガキイラストコーナーも設けられていた。
　
マンガは連載開始時に開発中だったDQ6をはじめ、DQシリーズ新作のシステムや予想をネタとしたものが描かれ（例：ダーマの神官を無理矢理仲間にして村人みんなで【お楽しみダンジョン】に突入、など）、初期の頃はDQ5のマップチップを使用したドラゴラ村の全体図も描かれた。
表紙にはDQ最新作のワンシーンをかねこ統が様々なタッチで描いたイラスト「DQルネッサンス」が掲載された。
1997年にはDQ6までのキャラクターとイベントの人気投票企画も行われた。
　
1999年9月号からはリニューアルが行われ、タイトルは「DQ KIDS!! モンスターマスターへの道」と変更。舞台はそれまでのドラゴラ村の過去という設定となり、主人公はモンじい（【モンスターじいさん】）の少年時代の姿である「モンジー」にバトンタッチし、キャラクターは粘土、背景は紙工作で描写された。
そしてDQ7発売を前にした2000年8月号の「移動中」と称した回で本コーナーは終了し、後継コーナーの「DQ RUSH」へ引き継がれた。