概要
【ドラゴンクエスト 少年ヤンガスと不思議のダンジョン】の楽曲解説。
ドラクエの不思議のダンジョンシリーズ4作目として、トルネコの大冒険シリーズから多くの曲が流用されているが、主人公がトルネコから【ヤンガス】に変わったことによって多くの違いがある。
まず、オープニングや選択画面ではトルネコシリーズのものではなく、ドラゴンクエストシリーズおなじみの序曲や間奏曲が使用されている。
ダンジョン曲に関してはトルネコシリーズの流用もあるが、元々トルネコのテーマ曲の変曲であるため使用数はそれほど多くはない。
それに変わり新たに「ヤンガスのテーマ」としてDQ8の「【そうだあの時は…】」を変奏した新BGMが大量に使用されている。
すぎやま曰く、この曲は元々ヤンガスのテーマだったわけでは無いが、8の主人公とヤンガスの出会いのシーンに使われていること、ヤンガスのイメージとも合うことから抜擢したようである。
また、ヤンガスが主人公な為か、DQ8からの流用曲も多い。
一方でイベントシーンでは何故かDQ4の「戦闘-生か死か-」が使われていたりもする。
またPS版でのトルネコシリーズでは、トルネコのサントラの音源を流用した生演奏音源を使用していたが、本作ではトルネコのサントラにある曲も含めて全て打ち込み音源である。
ちなみにDQ8と同じPS2のゲームであるが、流用曲は同じ音源をそのまま使っているのではなく全て新規打ち込みである。
編曲もゲーム音源ではなくオーケストラ版を準拠にされており、一番分かりやすいのは序曲の編曲がゲーム音源版のものではなく、オーケストラ版の編曲である「7の序曲→4の序曲」という構成になっている部分である。
本作のサントラが発売されていない為、新曲の曲名の把握が困難になっている。曲名が判明している4曲(【ヤンガス少年】、【少女ゲルダ】、【ポッタルランド(曲名)】、【ならくの洞窟】。JASRACの作品データベースにはこの4曲のみ登録。)はアルバム「金管五重奏による「ドラゴンクエスト」Part.III~ア・ラ・カルト~」に収録された為に判明したものである。
下記の一覧以外にも曲名不明のダンジョン曲などがいくつか存在する。
場面別
オープニング・セレクト画面
町
施設
【そうだあの時は…】
【バー】
【静かな村】
【酒場でブギウギ】
イベント
【大平原のマーチ】
【闇の遺跡(曲名)】
【武器商人トルネコ】
【楽しいカジノ】
【少女ゲルダ】
ダンジョン
【ヤンガス少年】
【ならくの洞窟】
【氷のダンジョン】
【便利なお店】
【とんでもないぞ!】
【モンスターハウス(曲名)】
戦闘
エンディング
本作で使用されているBGMのメドレー。
ME
【アイテム発見】
【勝利】
【レベル・アップ(曲名)】
【ファンファーレ(当たり)】
【死(曲名)】
【仲間(出会い)】
【魔物出現(DQ8)】