翻訳/Fuel

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翻訳元DF2014:Fuel - Dwarf Fortress Wiki
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 Fuel - 燃料, 薪

 Dwarf Fortress において、Bituminous coal? (瀝青炭) と Coal (石炭) は異なるものです。
 当該記事を参照のこと。

 Fuel (燃料)、Coal、Refined Coal (精製炭) の三語はいずれも同じ物を指すゲーム内用語であり、Charcoal (木炭) もしくは Coke (コークス) を指します。この二つは高温産業 (すなわち金属加工・ガラス加工・陶器加工) の燃料となります。

 これらの燃料1単位は、従来の(マグマを使わない)Smelter?ForgeKiln?、または Glass furnace でのすべての作業に必要です (訳注:もちろん Collect sand と Collect clay は除く)。これらの設備のマグマ版では燃料を必要としない一方、マグマ供給源が故障した場合、従来の燃料を熱源とすることはできません。燃料は、Pig iron (銑鉄) および Steel (鋼) の製造プロセス(下記参照)において反応材としても使用されます。

 Charcoal と Coke はともに Bar とみなされます。収納されるのは Bar/Block Stockpile[z] -> "Stocks" メニューで表示される項目は "Bar" であり、Vertical bar の建設にも使用できます。燃料の Bar を Stockpile に入れるには Bars/Blocks Stockpile を作るか、カスタム Stockpile の "Coal" 項目 ("Bar" のサブカテゴリの一つ) を有効化します。Stockpile に Coal のみを許可するには、"Bars/Blocks" を [e]nable したあとサブカテゴリを [b]lock everything し、"Bars: Other Materials" 内の "Coal" にカーソルをあわせて [Enter] です。現時点では、Stockpile の設定で Charcoal と Coke を区別する方法はありません。

目次

燃料:木炭とコークス [#Fuel: charcoal and coke]

 燃料には Charcoal と Coke の2種類があり、原材料と名前は異なるものの、ゲーム内ではほぼ同じものです。ゲーム中に "Fuel"、"Refined coal"、"Coal" というときは常に Charcoal か Coke のいずれかを指しています。これらは交換可能で、どの Workshop での生産活動においても燃料として使用できます。燃料に関して使う用語が錯綜していると理解に混乱を来たす可能性があるので、この記事の説明では単純な総称として「燃料」と呼びます。

 繰返しにはなりますが、お間違えなきよう - 名前こそ違え、Workshop での活動において、Charcoal と Coke には何の違いもありません。どちらも "Refined Coal" または "Coal"、あるいは単に "Fuel" です。実際上、この2つの唯一の違いは Elf の商人に関するものだけです - Elf は Charcoal を取引すると怒りますが、Coke では怒りません。

燃料の精製

 Wood を燃やしても燃料として十分には熱くならず、(Dwarf Fortress では) 未加工の Bituminous coal および Lignite (亜炭) は可燃性はあっても燃料として直接使用することはできません。とはいえ、どちらもそれぞれ異なるプロセスを経て燃料に変換することができます:

木 -> 木炭

 Charcoal は Wood Burning (木材焼成) Labor を許可されたドワーフが log を材料に Wood furnace (炭焼窯) で作ります。 Log 1本が Charcoal bar 1本になります。Wood burner スキルレベルはこの活動に必要な時間を短縮しますが、結果には影響しません。
 (訳注:そもそも Bar には品質が存在しないため)

  • 必要な Building - Wood furnace
  • 必要な Labor - Wood burning
  • 必要な材料 - Wood

瀝青炭 / 亜炭 -> コークス

 Coke は Furnace operating (窯焚き) labor を許可されたドワーフが可燃性の石から Smelter (精錬所) で作る精製炭の一種です。Furnace operator スキルのレベルは作業時間を短縮しますが、結果には影響しません。

 Coke は Bituminous coal から9本、Lignite からは5本生産することができます。従来の (非マグマの) Smelter ではこの反応を起こすために燃料1単位を必要とし、実質的な産出量が Bar 1本ぶん低下します。

  • 必要な Building - 製錬所またはマグマ製錬所
  • 必要な Labor - 炉稼働中
  • 必要な材料 - 瀝青炭または亜炭
  • 必要な燃料 - 従来型の Smelter では1ジョブあたり燃料1単位

 (時々商人が持ってくる) Bituminous coal や Lignite の block は燃料として使用することも燃料に変換することもできません。標準の Block としての用途しかありません - もちろん耐火性もありませんが!

 標準的な Smelter で Coke を精錬するには燃料が必要なので、まず Wood furnace で Charcoal を1本以上作るなり、燃料の Bar を輸入するなり、ダイレクトにマグマ熱源まで飛ばすなりする必要があります。

エラーメッセージ

 従来の (非マグマの) Smelter では、燃料なしで製錬タスクを追加すると次のメッセージが表示されます。

No tasks available: Check for raw material access and fuel if necessary

 (注意:このメッセージは Workshop への経路や (燃料を含めた) 必要な材料がない場合、もしくは必要なものがリンクされた Stockpile にない場合にも表示されます)

 従来型 Smelter では少なくとも1単位の Charcoal か Coke アクセスできなければ、どのタスクも追加することができません。 (ただし、未使用の燃料が1本以上あれば好きなだけ生産予約を入れることができますが - まあ次項を参照……)

 複数のタスクを予約していて途中で燃料を使い果たした場合、次のようなアナウンスが表示されます。

"Urist McFuelUser cancels job: needs refined coal."

 Forge (鍛造炉) や Glass furnace (ガラス炉) では燃料がなくてもタスクを追加でき、ドワーフが到着して作業を完了できないと分かった時点でこのアナウンスがなされます。燃料が供給されず完遂できないタスク1つごとに1回のアナウンスです。燃料がなければジョブはキャンセルされます。

 これらのメッセージが表示されたら、より多くの燃料が必要です。Charcoal と Coke のいずれでも同様に使用できます。

マグマ炉

 マグマは従来の燃料に代わるもので、Magma smelter、Magma forge、Magma kiln、Magma glass furnace に用います。これらの施設を使う上で燃料は不要であり、また使用することもできません。Pig iron や Steel の製錬には反応材としての Charcoal・Coke が依然必要ですのでご注意ください (次項参照)。

銑鉄と鋼鉄の生産

 どんな設備で Pig iron や Steel を製錬するにしても、反応過程で炭素源として Charcoal か Coke のいずれか1単位が必要となります。ここでも、炭とコークスの両方がバーの生産に同様に優れています。これは、従来の(マグマ以外の)製錬所で炉に動力を供給するために必要な燃料の単位に加えて行われます。

バグ

  • Charcoal と Coke は耐火性の建築材料として扱われる。Bug:5011
    (訳注:本来耐火建材が必要なはずの Furnace などの建設に使えるということ)
  • Charcoal や Coke (またはこれらの材料で作られたもの) が溶岩に落ちた場合、数ヶ月間煙が発生する可能性があり Bug:5536 (関連:Bug:3437)、通過したドワーフが不幸になる。

関連項目

  • Smelting?
  • Fuel industry?