贖罪軍のアジト

Last-modified: 2017-01-20 (金) 19:59:44

贖罪軍のアジトは、ポスパリータ同君連合のどこかにある贖罪軍の根拠地。主人公たち一行は同じ村の仲間を助けるために、アジトの場所を突き止めて殴り込みをかけることになる。固定イベントで、ここをクリアしないとエンディングに辿り着けない。

贖罪軍のアジト・外部

特にややこしい仕掛けもなく、真っ直ぐに突き進んで真正面から建物に入ればOK。本作で最も単純な構造のダンジョン。「好戦」スキル持ちのメンバーがいる場合は、入ったところにある立て札を調べると怒りの声とともに立て札をブッ壊す。修復不可。

ザコ敵

シャドウバタフライは、このダンジョンに入れるようになった段階ではもはやザコ以外の何者でもない。イゾルダが仲間にいれば開幕早々に始末してくれるが、たとえ彼女を仲間に加えていなかったとしても秒殺できることには変わりないだろう。

ワイバーンは、全体攻撃の雷(いかずち)を吐いたり、突進して来たり、こちらの防御を低下させたりと、何かとアグレッシブな敵である。弓使いが仲間にいないとそれなりの脅威になるのだが、ヘンリクが仲間にいれば初手で「猛毒」にしてくれる。鬼畜だ。

ウォームは、ここでしか登場しないレアな敵。たまに「猛毒」にする液体を吐くが、通常は大して強くもない通常攻撃を繰り出すだけの木偶の坊だ。ダリアやヘンリクであれば、その「猛毒」すらも無効化する。水属性と土属性に耐性があることだけが面倒。

スコーピオンは、素早い動きで「猛毒」と「攻撃低下」の効果のある「毒針」を放ってくる、厄介きわまりない敵。幸い、あまり打たれ強くないので、サッサと畳み掛けてしまおう。ボグミワかエルヴィラがいれば、「リフレッシュ」で「猛毒」などを回復してくれる。

ジャーティピは、回復と魔力強化に長けた霊体の敵。光魔法に頼る冒険者をあざ笑うかのように、初手で魔法「マギヤガン」で全体の魔力・魔防を強化し、水魔法や睡眠魔法を操る。退霊魔法「レスト・イン・ピース」の使い手がいれば、簡単に倒せる。

マラナンピは、強力な闇魔法「チムナター」や無慈悲な闇魔法「チムナガン」、即死魔法などを自在に操るイケイケドンドンな敵。防御面は意外と脆く、「レスト・イン・ピース」などの退霊魔法だけでなく光魔法でも簡単に倒せる。但し、生殺しは危険。

宝箱

途中の分かれ道で左へ行くと、神官装飾と魔法使い装飾の二者択一の宝箱が、分かれ道で右へ行くと戦士系と冒険者系の装飾の二者択一の宝箱がある。いずれも、店売り2000ジナールの装飾よりは高性能で、店売り20000ジナールの装飾よりは性能が低いといった具合。NPCの仲間も含めて誰かの装飾の装備欄に空きがあるなら、取りに行く価値は充分あるだろう。

贖罪軍のアジト・内部

差し当たっては、先程と同じく何も考えず真っ直ぐに突き進めばOK。相手が要求を飲まないなら、ロシア式に解決してやろう。

ボス戦: アオート、ワイバーン×4

アオート。HP2400。
ワイバーン×4。HP420。

お供のワイバーンを最初の1~2ターンで始末できるかどうかが、決定的に重要。イゾルダとヘンリクを同時に仲間に加えているか、もしくはイゾルダにランクの高い冒険者装飾を装備させて攻撃力を強化させてやることで、開幕早々にワイバーンを蹴散らしてアオートを丸裸にしてやれる。誰か一人でも全体回復できる仲間がいるなら、3人目以降はこの二人を指名するべきだ。

回復役にボグミワを入れておかなければならない場合は、イゾルダの初手に被せる形で全体攻撃してやると攻略しやすくなる。ルスランかパーヴェルなら炎魔法、ナターシャなら水魔法、リュドミラなら全体対象の物理魔法「ウシルバーハ」あたりが効果的だ。最初の1~2ターンでワイバーンを討ち漏らさなければ、ボグミワの回復に頼りながら、普通に押し切ることができるだろう。

ワイバーンを倒し切れずにもつれ込んでしまうと非常に危険で、そのまま一方的にやられてしまう可能性が高い。明らかに戦力不足であれば、一旦このイベントは棚上げにして、他の地域で人助けをすることを考えたい。あるいは、単にめぐり合わせが悪いだけだという手応えであれば、そのまま再戦しよう。ちなみに、こことピラウの灯台に限って、再戦時に特別なセリフをしゃべる。

探索

アオートを撃破した後は、ちょっとした探索モードに入る。しかし、これと言って難しい仕掛けもなく、武力行使をチラつかせながら信者たちに少しどいてもらって、怪しい場所を調べることになる。必ず調べなければならないのは2ヶ所で、一つ目は信者たちが囲んでいた場所の床。もう1ヶ所は反対側の小部屋の中で、歩いていると変な音がする場所があるから、その床を調べよう。

ちなみに、アオートのいた部屋にある本棚や玉座、鉢植えなどを調べると、いちいち主人公とパートナーが喋ってくれる。特にフラグなどが立つ訳ではなく調べずとも先に進めるが、セリフを見るためだけに調べてみるのも一興かも知れない。

贖罪軍のアジト・深部

本作の中盤の最後を締め括るに相応しい、ちょっと長めで複雑な構造をしたダンジョン。いよいよ大詰めと言ったところだ。

ザコ敵

クレイゴーレムは、かつてマスコーフ大公国の採石場や塩田で現れたゴーレムの上位種。あの頃と同じように、物理攻撃は効かないから気を付けよう。また、リュドミラが魔法を撃つ際には、うっかり土魔法や物理魔法を撃たないように気を付けたい。

アラームは、全体対象の射撃「乱射」や風魔法「ヴァズドーハ」、攻撃低下魔法「スラマターハ」、防御低下魔法「グラジターハ」など、小粒ながらピリリと辛い攻撃手段を駆使する。雷属性と水属性が弱点なので、ルスランやナターシャだと倒しやすい。

スカルフェンサーは、旧貴族邸に出現するスケルトンの上位種。多彩な剣技を繰り出すのは見た目の通りだが、ごく稀に必殺率100%で先制効果のある全体攻撃の剣技「閃光剣」を放つのは脅威。確実に仕留めるように心がけておくと、安全だろう。

シャドウバタフライは、何とこんなところにも出現する。マスコーフ大公国、ポスパリータ東部、属領プルーシヤに加えて、ポスパリータの西部にも生息しているのだから、その行動半径と生命力には驚かされる。しかし、もはや主人公たち一行の敵ではない。

ネクロマンサーは、即死魔法「スメルチ」や猛毒魔法「スミルチェルニィ・ヤート」、闇魔法「チムナター」、「チムナガン」など凶悪な魔法を駆使する強敵だ。しかし、今の主人公たちであれば、いきなり全滅に追い込まれることはないはず。光属性が弱点。

レイスは、見た目の通り霊体の敵。退霊の「エクソシズム」や霊銃であれば一撃で倒せるのはもちろん、ルスランの光魔法でも一撃で葬り去れるだろう。瀕死になると中級の闇魔法「チムナター」やその上級の「チムナガン」を撃つので、生殺しは危険。

スコーピオンは、素早い動きで「猛毒」と「攻撃低下」の効果のある「毒針」を放ってくる、厄介きわまりない敵。幸い、あまり打たれ強くないので、サッサと畳み掛けてしまおう。ボグミワかエルヴィラがいれば、「リフレッシュ」で「猛毒」などを回復してくれる。

ラットは、スマリエンスクの採石場に出現したものと同じ。この界隈では三馬身差以上つけての圧倒的な弱さだが、一緒にスコーピオンが出現する関係で、「麻痺」にさせられると意外に侮れない。ヘンリクがいれば、「アゴナガン」でこんがり焼いてくれる。

タイガーマスクは、高い攻撃力と機動力を活かして体術を繰り出す強敵。高確率で使う投げ技は必殺率100%で「スタン」状態にさせられるし、三連撃「トリプルブロー」も普通に脅威だ。幸い、防御面はかなりお留守なので、インファイトで殺り合おう。

ジャーティピは、回復と魔力強化に長けた霊体の敵。光魔法に頼る冒険者をあざ笑うかのように、初手で魔法「マギヤガン」で全体の魔力・魔防を強化し、水魔法や睡眠魔法を操る。退霊魔法「レスト・イン・ピース」の使い手がいれば、簡単に倒せる。

ジャラーピは、魔法「トピターハ」を使ってこちらの魔力・魔防を弱体化させてから、氷魔法や混乱魔法で殺しにかかってくる。但し、退霊の「エクソシズム」や「レスト・イン・ピース」、霊銃の威力は下げられないので、これらを使えれば狩りの対象となる。

ビャーディピは、風魔法と多彩なステータス異常の魔法を使いこなす何かと面倒な敵。退霊で一撃なのはもちろんだが、ジャーティピやジャラーピよりは魔防が低いので、比較的、光魔法でも倒しやすい。初手には混乱魔法「プータチ」を撃つことが多い。

マラナンピは、強力な闇魔法「チムナター」や無慈悲な闇魔法「チムナガン」、即死魔法などを自在に操るイケイケドンドンな敵。ビャーディピよりも更に打たれ弱く、光魔法でも簡単に倒せる。もちろん、「レスト・イン・ピース」など退霊でも秒殺できる。

デュラハンは強力な槍技を使いこなす上に、自身の攻撃や敏捷、回避を強化したり、こちらの防御や防御、回避を下げたりする強敵だ。打たれ弱い魔法使い系やシスターは、簡単にやられてしまう。光属性が弱点で、退霊魔法でもHPを300削れる。

宝箱

基本的には、プルーシヤの公都キュニークスベルクで売られている下級の武器や、回復アイテムばかりが手に入る。どちらが出ても大差ないので、気軽に目押ししてみよう。気になるなら、エルヴィラとジグムント(またはイゾルダ)を連れて行けばいい。

ここでしか手に入らない貴重品があるのは、「ウイングブーツ」または「ウイングブーツ+」の入った宝箱。+なしは店売りの靴だが、+付きは一点モノ。但し、回避ボーナスがちょこっとあるかないかだけの違いなので、+なしでも気に病む必要はなかろう。

「リヒトシルト」または「リヒトシルト+」の入った宝箱についても同じことが言え、+なしが店売りで、+付きが一点モノ。但し、普通の「防御」が「防御+」に変わることだけが性能の違いであり、より上位の盾があるので、違いに気に病む必要はない。

一つ下がった地下3階には、白い地面に青い岩がゴロゴロ転がっているフロアがあるが、ここの奥にある「★ソニックブレイド」も一点モノ。すぐ近くの女神像を利用できる。しかし、パーヴェルもダリアもいないのなら、普通にお金を選択する方がお得だ。

白い地面に青い岩がゴロゴロ転がっているフロアは、炎魔法の使い手、つまりルスランかパーヴェルかヘンリクの誰か一人でもいれば、氷の岩を全て消し去ることが可能。いなくても普通に押して道を切り開ける。もし詰まったら、何度か決定キーを押そう。

ボス戦: ミミック

ミミック。HP6000。

回復魔法や各上級攻撃魔法を自在に操る上に、強力な肉弾攻撃や麻痺にする噛み付きなども使い、しかも3回行動までするという凶悪な強さのボス。初見ではアッサリやられてしまうかも知れないが、決して珍しいことでも恥ずかしいことでもない。この時点では場違いに強い敵なので、今のところは先に進んでしまい、後で倒しに戻って来るというのも極めて有力な選択である。

まず大前提として、誰か一人は全体回復魔法を使えないとお話にならない。主人公もパートナーも全体回復できないなら、ボグミワを仲間にしておかなければならない。いや、回復役が一人しかいない場合も、ボグミワを連れて行っていいくらいだ。とにかくミミックの攻撃は圧倒的な脅威なので、少しでも連れて行くメンバーに迷いがあるなら、ボグミワを指名しておくのが無難だ。

次。ミミックの何が脅威かを考えると、一番手強いのは上級攻撃魔法なので、魔法防御と属性耐性の両方に優れたヘンリクを指名したい。ヘンリクがいれば、ダンジョン内の岩を魔法で消し去れるというオマケも付いている。しかも、ヘンリクは戦闘AIが賢いので、相手が単体のミミック戦では、雷の上位魔法「グローガン」を連発してくれる。これは、非常に心強いダメージソースだ。

ボグミワだけで充分、ヘンリクだけで充分、となった場合にはミハウを起用したい。ミハウは魔防が低いものの、HPが高いので上級攻撃魔法であっても2発までなら耐えられる。常にHPを高く保っておけば、それなりに耐えながら戦ってくれるだろう。グレゴリーの方が耐久力はあるが、攻撃面がイマイチで単体回復は微妙なので、総合的に見てミハウの方がミミック戦では役に立つ。

メンバーが決まったら、どうやって攻略するか? もしリュドミラが仲間にいるなら、比較的、攻略しやすい。魔力と魔防を強化する「マギヤガン」をかけることで、大幅に戦いやすくなる。他にダメージソースがあれば、ミミックの魔力と魔防を下げる「トピーチ」を併せて使ってやってもいい。但し、3回行動するミミックは2ターンとちょっとで弱体化が解除されるので、後者はオマケである。

だが、リュドミラがいなくても大丈夫。シメオンかタチアナがいれば、敏捷を強化する魔法「ブイストリ」や「ブイスターラ」を活用することで、厄介な麻痺攻撃を回避しやすくなり、そもそも先手を取りやすくなるので攻めるのにも守るのにも便利だ。シメオンとタチアナがいなくても、先にピラウの灯台をクリアしていれば、「ルーンスタッフ」を装備することで「ブイストリ」を使うことも可能だ。

特に、主人公がナターシャである場合には「ブイストリ」による敏捷ブーストは決定的で、魔法ダメージ無効化魔法「マギチスカヤ・シルマ」が高確率でキマるようになる。また、盗賊系のメンバーであれば、ほぼ確実に先手を取れるようになるので、小剣技「トラップエッジ」や「ラピッドスラスト」で、スタンを狙える。但し、スタンが効くのは低確率なので、「フェイント」は推奨できない。

がんばって倒したら、ご褒美がある。何が手に入るかは、パートナーが戦士系か、神官系か、盗賊系か、魔法使い系かによる。

ボス戦: ギディオン、ガファニール

ギディオン。HP3600。
ガファニール。HP500。

ギディオンは、土魔法や幻影魔法、即死魔法、封印魔法などを操る面倒な敵だ。しかし、ミミックと比べると圧倒的に弱い。それよりも輪をかけて弱いのが、ギディオンの右にちょこんと立っているガファニール。とにかく、気の毒になってしまうくらいに弱い。

3人目以降の仲間で推奨なのは、順にボグミワ、ミハウ、ヘンリク、イゾルダ。とは言え、別に誰を連れて行っても普通に勝てるだろう。報酬があれば3人パーティーでの撃破でも狙いたいというのが正直なところだが、特に報酬が出る訳でもないので、獅子欺かざるの力で全力を出して叩き潰してあげよう。それが、彼らに対する、せめてものはなむけではないだろうか?

ちなみに、ミミック対策での強化などでナターシャがレベル20以上になっていた場合、高確率で全体即死魔法「フシャー・スメルチ」で一掃できる。どこまでも哀れな奴らだ……。

探索

ギディオンたちを撃破した後は、ちょっとした探索モードに入る。とは言え、あからさまに光っている場所があるので、迷うことはないと思う。一応、探索モードなので、玉座や垂れ幕、本棚や机の上の薬瓶、壺などを調べると、主人公やパートナーの会話が発生する。また、ジグムントを仲間に連れている状態で左の本棚を調べると、ジグムントが突如、笑顔で自己主張を始める。

ボス戦: 贖罪軍4人組

四人組と言っても、四天王ではない。戦闘能力で見れば四天王の末席より強いが、細かいことを気にしていたら可哀想だね。

ここでは一人加勢するので、3~5人パーティーでの戦闘になる。加勢してくれるキャラは技や魔法が強力なので、どんな技や魔法が使えるのかを頭の片隅にでも入れておくと、戦略が組みやすくなるだろう。

ボス戦: イェファイ

イェファイ。HP8000。

攻撃と耐久と敏捷に優れている上に、強力な体術や魔法を繰り出す。ハッキリ言って、ミミック以上の強敵だ。気を付けよう。

先程と同じく一人加勢するので、3~5人パーティーでの戦闘になる。あまり高価な回復アイテムは使わない方がいいと思う。