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原子力ネットワーク

Last-modified: 2017-10-22 (日) 00:26:46

原子力ネットワークとは、ver0.15から追加されたウラン鉱石を採掘・加工するためのネットワークである。
基本的な加工および利用は、原子力発電の技術を研究することで利用可能になる。
発展的な利用は、派生技術である劣化ウラン弾、核燃料再処理、Kovarex濃縮プロセス、原子爆弾の研究後にアンロックされる。
tech-nuclear-power.png

ウラン鉱石を加工するとウラン-235とウラン-238ができる。この二つがあれば強力な発電設備と戦闘用装備品を使用することができる。
原子力テクノロジーは製造ネットワークと電気ネットワークの2つに係るテクノロジーで、発電設備では蒸気機関より上位の発電量を、戦闘用装備では弾丸・ショットガン・ロケット弾・砲弾より上位のダメージ量を持つアイテムを生み出せる。

Kovarex濃縮と核燃料再処理には生産力モジュールを利用できない。

テクノロジーとしてはロケットサイロ建設のために必要ではないため、クリアに必須というわけではない。

主要素材アイテム Edit

アイコン名称入手方法備考
uranium-ore.pngウラン鉱石
(Uranium ore)
ウラン鉱石を採掘資源
uranium-235.pngウラン-235
(Uranium-235)
ウラン鉱石を加工原子力に必要
uranium-238.pngウラン-238
(Uranium-238)
ウラン鉱石を加工原子力に必要

採掘 Edit

マップ上に存在する緑色の鉱脈が「ウラン鉱石」の鉱脈。
手堀りや燃料式掘削機では採掘できず、電動掘削機と硫酸が必要となる。


ウラン鉱石の上に電動掘削機を設置すると流体の投入口が出現し、そこに硫酸を投入すると採掘できる。
そのため採掘の為には液体ネットワークの用意が必要。電動掘削機の同士は口を合わせて配置すれば互いに流体が流れていくため、用意した硫酸のパイプは端の1つに繋げればいい。
遠い場所ならドラム缶で持ってくるのがベター。(流体消費は採掘10回で流体10、ドラム缶1個250で採掘250回分)
ウランの鉱脈や硫酸が貴重な場合は採掘時に生産力モジュールを使うと良い。
factorio wiki 3.png


なお採掘速度は遅く通常の鉄鉱石銅鉱石に比べ2倍の時間がかかり、その上精製は1回10個消費と大量のウラン鉱石を必要とする。ウラン関連の生産を進めたい場合は早めに採掘を開始してウラン鉱石を確保しておくとスムーズに進めやすい。

精製:濃縮処理 Edit

アイコン名称レシピ生成数設備備考Time
centrifuge.png遠心分離機
(Centrifuge)
concrete.png*100, steel-plate.png*50, advanced-circuit.png*100, iron-gear-wheel.png*1001assembling-machine-2.pngassembling-machine-3.pngウラン関連の処理に使用4

ウラン鉱石の精製はいつもの溶鉱炉で焼くのではなく、
遠心分離機で「ウラン濃縮処理」を行って「ウラン-235」か「ウラン-238」を取り出す。
なお遠心分離機は基本精製以外のウランの処理、後述するKovarex濃縮プロセスや核燃料再処理にも用いる。

レシピ施設・処理生産物備考
uranium-ore.png
*10個
centrifuge.png遠心分離機
uranium-processing.pngウラン濃縮処理
13.33秒
(10秒/補正0.75)
uranium-235.pngウラン-235
0.7%
ウラン鉱石10,000個から
7個の確率で生産
uranium-238.pngウラン-238
99.3
%
ウラン鉱石10,000個から
993個の確率で生産

ウラン鉱石をウラン濃縮処理にかけると、ウラン-235とウラン-238が0.7%:99.3%の確率で生産される。(一度の精製にウラン鉱石10個が使われるので濃縮処理1,000回=ウラン鉱石10,000個からウラン-235が7個:ウラン238が993個の確率)
なおどちらが生産されるかは確率、ランダムであるため実際に濃縮処理1000回で、必ず7:993の比率になるとは限らないウラン238が142個排出された後にウラン-235が1個出るというものではない。つまり極端な話1000回分やってウラン-235が1〜2個しか出ない可能性もありえるし、多い場合もありえる。ウランガチャ
もしウラン鉱石が貴重なら生産力モジュールを使ってより多くのウランを生産したい。

大量に出るウラン-238は大量に消費できる弾薬(劣化ウラン弾薬・劣化ウラン砲弾・炸裂ウラン砲弾)の生産に使うことができる他、燃料棒やKovarex濃縮プロセスで消費できる。
希少なウラン-235は原子力発電用の燃料棒や原子爆弾に必須の材料であり、原子力発電の長期的な稼働や原子爆弾の生産をしたい場合は、大量のウラン鉱石を処理する必要がある。
ただし、もし急いで原子力発電を稼働させる必要が無いのならウラン-235は先に使わず後述の「Kovarex濃縮プロセス」の為に貯蔵しておいた方が良い

Kovarex濃縮プロセス Edit

上記のようにウラン-235は生産量が非常に希少かつ不安定であるため、
ウラン-235を大量に消費する場合、濃縮処理のみで賄おうとするのは現実的でない。
そのためKovarex濃縮プロセスを使用することになる。
(ちなみにKovarexという名称は科学的な専門用語ではなく「factorio製作スタッフの名前*1から取られている。)
factorio wiki 4_0.png

アイテム消費素材生産素材総計備考
uranium-235.png
ウラン-235
40個→41個+1個処理時間
基本50/補正0.75
66.66秒
uranium-238.png
ウラン-238
5個→2個-3個

Kovarex濃縮プロセスでは

  1. ウラン-235を40個・ウラン-238を5個を用意し遠心分離機に入れると
  2. ウラン-235が41個・ウラン-238が2個生産される。
    • 実質的には「ウラン-238:3個を→ウラン-235:1個」に変換する
      これを繰り返せばウラン濃縮の際に大量に出るウラン238から貴重なウラン235を量産できる。
    • ただし生産したウランを再度Kovarex濃縮へ使う場合は一度取り出してから改めて入れる必要がある。
      またうっかり増やした分のウラン-235だけでなく用意したウラン-235まで他の生産に消費してしまうと改めて40個用意しなければならない
      • ※確実に濃縮を循環させつつ増やした分を他のラインへ流すにはインサータの設定か回路がほぼ必須。
        安易な設計だと用意した40個の分まで下流へ流れていってしまうこともある。
        設定・回路が全く分からないならウラン-235を消費するラインへの移動は手作業で行うべき。設定は最低限覚えたい。
      • Kovarex濃縮はウラン-235を40個用意するまでがとても大変→*2
    • なおカテゴリは中間生産物だが生産力モジュールは使えない

ウラン-235を消費する原子力発電・原子爆弾ではほぼ必須のテクノロジー
最初はウラン-235を使わずにKovarex濃縮ができるまで貯めてからが本番、できれば念のためさらにKovarex濃縮の遠心分離機2〜3基分程度確保して、安定して生産できるようになってから増やした分を他へ使うようにしたい。

Kovarex濃縮の40:1分配システムについて・簡易版&高度版



なおウラン-235を消費しない劣化ウラン弾薬・砲弾類の生産ラインにはKovarex濃縮は必要ない。
それどころかKovarex濃縮とは反対にウラン-235からウラン-238へ変換して増やすことはできない*3ため、調子に乗ってウラン-235へ変換しすぎているとウラン鉱石が枯渇した時にウラン-238の生産も止まり、ウラン-238を材料とするライン全てが停止してしまう。
弾薬だけでなく原子力発電の燃料棒にも(235)1:(238)19とウラン-238を多めに使うため適度に分けて確保しておこう。

原子力発電 Edit

アイコン名称レシピ生成数設備備考Time
nuclear-reactor.png原子炉
(Nuclear reactor)
concrete.png*500, steel-plate.png*500, advanced-circuit.png*500, copper-plate.png*5001assembling-machine-2.pngassembling-machine-3.png燃料棒消費40MW
最大1000度の熱生産
4
heat-boiler.png熱交換器
(Heat exchanger)
steel-plate.png*10, copper-plate.png*100, pipe.png*101assembling-machine-2.pngassembling-machine-3.png熱(最低500度)+水消費
蒸気(500度)生産
0.5
heat-pipe.pngヒートパイプ
(Heat pipe)
steel-plate.png*10, copper-plate.png*201assembling-machine-1.pngassembling-machine-2.pngassembling-machine-3.png0.5
steam-turbine.png蒸気タービン
(Steam turbine)
iron-gear-wheel.png*50, copper-plate.png*50, pipe.png*201assembling-machine-2.pngassembling-machine-3.png最大出力 5.8MW
蒸気(500度)消費60
0.5
uranium-fuel-cell.png燃料棒
(Uranium-fuel-cell)
iron-plate.png*10, uranium-235.png*1, uranium-238.png*1910assembling-machine-2.pngassembling-machine-3.png原子力発電の燃料10

原子力の利用法のうち大きな地位を占めるものが発電である。原子力発電を用いることで、ボイラーと蒸気機関を用いた火力発電やソーラーパネルによる太陽光発電と比較して非常に大きな出力を得ることができる。

ちなみに燃料棒は中間生産物カテゴリ、生産力モジュールで増やすことができる。ウラン-235を大事に使うため可能な限り上位の生産力モジュールを用意しよう。

メリット
大規模な発電が可能
発電所からは一切汚染を出さない
デメリット
発電所の建設・発電開始まで、諸々の手間とコストが非常に大きく、準備がとても大変
燃料棒の消費が電気の消費量に関わらず一定でうまく管理しないと無駄に消費する

派生研究なども済ませて施設の準備さえできれば継続運転に必要な資源消費は少ないが、消費する資源自体は有限なもの。

原子力発電のセットアップ Edit

  1. 汲み上げポンプ・原子炉・熱交換器・蒸気タービンを最低1個ずつ設置する
  2. 原子炉と熱交換器間をヒートパイプで接続する
  3. 汲み上げポンプと熱交換器間、熱交換器と蒸気タービン間をそれぞれパイプで接続する
  4. 原子炉に燃料棒を投入し、温度を上げる。
  5. 原子炉・ヒートパイプ・熱交換器が500℃以上になるまで待つ(必要なら追加の燃料棒を投入する)
  6. 熱交換器が500℃以上になり、蒸気を生産し、その蒸気が蒸気タービンに届けば発電が開始される
     
    • 投入された燃料棒の熱量を使い終わると「使用済み燃料棒」が生産され適時取り出す必要がある

原子力発電の仕組み Edit

  1. 原子炉へ「燃料棒」を投入して「熱」を生産する
  2. 「熱」は繋がっている他の原子炉・熱交換器・ヒートパイプへ伝わって広がる
  3. そうして原子炉から生産した「熱」を熱交換器へ伝える
    ヒートパイプを使うとより多くの熱交換器を繋げられる
  4. 熱交換器が(500℃を超えた分の)「熱」と「水」を消費して「蒸気(500℃)」を生み出す
    「水」は汲み上げポンプから
  5. その「蒸気(500℃)」を蒸気タービンへ入れて消費させることで発電をする

隣接ボーナス Edit

燃料棒が入った稼働状態の原子炉がピッタリと隣接していると「隣接ボーナス+100%」が発生する。ボーナスのある状態で稼働させると出力が上昇し、2つを並べて+100%なら2倍、さらに繋げて+200%なら3倍の出力を得られる。
上がるのは出力だけで燃料棒の消費速度は同じ。多数並べるほど出力は高くなるが燃料棒の消費は常に一定のため過剰出力・余分な消費に注意。


1マスもズレ無くピッタリ真横に隣接している必要があり最大は1つの原子炉に対して上下左右4つの接続まで。隣接ボーナス400%で5倍の出力が得られる。(温度は他の原子炉にも伝わって広がる)
ただし燃料棒を入れて稼働している状態でなければボーナスは発生せず、上下左右を繋いだ中央の原子炉の燃料棒&使用済み燃料棒をインサータで出し入れすることができない。自動で稼働させるなら1辺を開けた隣接3つずつが限度。*4
また稼働していない原子炉からはボーナスは得られない。


ちなみに隣接ボーナスが発生する状態の設置では原子炉同士の間を歩くことはできない。(というよりズレた状態で一部だけが隣接している場合、その原子炉同士の間を歩くことができる)

核燃料再処理 Edit

アイコン名称レシピ生成数設備備考Time
used-up-uranium-fuel-cell.png使用済み燃料棒
(used-up-uranium-fuel-cell)
uranium-fuel-cell.png*11nuclear-reactor.png原子炉で使用した後に生成200
uranium-238.pngウラン-238
(Uranium-238)
used-up-uranium-fuel-cell.png*53centrifuge.png50

燃料棒を原子炉に投入してチャージされた熱量の消費が終了すると、使用済み燃料棒が生成され適時原子炉から取り出しを行う必要がある。*5
(※もし消費途中の原子炉を撤去してしまうと、残っていた熱量は消失し使用済み燃料棒も獲得できない)
この使用済み燃料棒はいわゆる「ゴミ」なのだが「核燃料再処理」の技術を研究することで使用済み燃料棒を再加工しウラン-238へ戻すことができ、改めて燃料棒の材料に再利用することも、他の材料に利用することもできる。


なお燃料棒の消費ウランは(235)1:(238)19で10本生産、再処理は使用済み燃料棒5本から(238)3個、10本当たりウラン-238が6個戻る。ウラン-235をKovarex濃縮の(238)3個の換算にすれば再処理6/材料22と使用ウランの約27%が戻ってくる計算。つまり原子力発電によるウランの消失量は通常燃料棒10本辺り(ウラン-238)16個分(燃料棒の生産に生産力モジュール3x4枚を刺していた場合燃料棒の生産が1.4倍で再処理で戻る量が1.4倍の8.4個分、ウラン消失量は-2.4の13.6個分となる。※再処理自体には生産力モジュールは使えない。)

しかしそもそもウランの回収率に関係なく、再処理しないと使用済み燃料はただただチェストに保管しておくしかなくなる*6ため核燃料再処理は必須だ。

備考 Edit

原子力施設の配置比率計算 Edit

  1. 燃料棒:一本当たり8GJ(ウラン-235を1個当たり10本80GJ)
  2. 原子炉:燃料消費・熱出力は基本40MW分(燃料棒1本を200秒で消費)
  3. 熱交換器:熱消費・蒸気出力は10MW分
  4. 蒸気タービン:蒸気消費・電気出力は5.82MW分、蒸気消費は60/s
    • 基本は原子炉1:熱交換器4:蒸気タービン約6.9、
      だが原子炉は隣接ボーナスで熱出力が上がるため比率が変化する
    • 2列に隣接ボーナスを稼いで並べた場合
1基
2基
■■
3基
■■
4基
■■
■■
+1(奇数)
■■■
■■
+1(偶数)
■■■
■■■
計算1x40MW2x2x40MW(3+2x2)
x40MW
3x4x40MW←+120MW←+200MW
出力40MW160MW280MW480MW5基で600MW6基で800MW
  • 7基で920MW、8基1120MW、9基1240MW、10基1440MWとなる。
    10基で稼働させれば燃料棒の熱量の3.6倍もの出力を得られる。
  • 4基480MWの場合は熱交換器48:蒸気タービン約82.8
    10基1440MWなら熱交換器144:蒸気タービン約248.2
    また蒸気タービン20基当たり1基の汲み上げポンプが必要(熱交換器11.6基分)、
  1. なお電力消費量が常に原子力による発電量を超えるわけでなければ
    熱交換器〜蒸気タービンは多めに用意しても良い。
  2. ただし消費量が常に発電量を超える場合は流量の問題が発生しやすい。
    最悪、最大発電量を維持できないこともある。

このように原子炉の設置数に合わせて熱交換機・蒸気タービンの設置数は劇的に増加する。
この仕様上「細かく必要な分を適時増設する」というのが少々面倒。建設は計画的に。

Kovarex前に原子力発電を稼働させたい場合



諸注意

  1. 大規模な原子力発電になるとパイプ流量の問題が表面化しやすい
    高速に流したい場合=遠くの施設まで水・蒸気を届かせるには要所要所にポンプが必須。大型の原子力発電を設計する時はポンプの配置を忘れずに。
    • 特に「蒸気の生産よりも消費が上回る」と言う場合、パイプやタービンの列が長いと
      蒸気が末端まで届かず最大発電量が減少することもある。
      熱交換器の出力以下にまでなっている場合は熱交換器の近くなどで蒸気が詰まっていることもあるため、随所にポンプを用意しよう
    • その前に極大の蒸気生産に必要な水の供給が不足している場合もある。
  2. 熱の伝播速度には限度があり、あまりに長いヒートパイプ・熱交換器の列は問題となることがある
    詳しくは温度と熱量・起動と貯蓄で解説

熱出力について Edit

原子炉の温度は最大1000℃まで上昇するが、最大温度になっても燃料棒の消費は常に一定の速度なため、1000℃近くの原子炉へさらに燃料棒を投入しても余剰分は無駄になってしまう。
燃料棒を無駄遣いできない・したくない場合は安易に過剰な隣接ボーナスを狙わず、燃料の投入を制限し稼働させる原子炉の数を適切な規模に抑えたほうが良い。
仕様上燃料の消費量を微調整することはできないので立ち上がりに必要な分だけ隣接ボーナスを狙い、
あとは電力消費量を上回る最小稼働数にするか、燃料棒の無駄を切り詰めるなら電力消費量を下回る稼働数にして他の発電方法で補填・調整することになる。


また立ち上がりには原子炉そのものだけではなく繋がったヒートパイプ・熱交換器など熱のネットワーク全体を高温にするためにもかなりの熱量が必要で、施設の規模が大きいとそれだけ立ち上がりだけに多くの熱量が必要となる。そのため立ち上がりには少し多めに原子炉を動かして隣接ボーナスを稼ぎ効率よく全体を高温にしてしまいたい。(詳しくは後述)
燃料棒に余裕があるなら後々発電量を増やすことも考え、原子炉施設は予め多めに用意・設置して稼働させ後から原子炉の稼働数を調節すると良い。生産した熱自体は消費や撤去しなければ放置していても無駄にはならない。*7
(燃料投入の制限はインサータの向きを変えたり、回路ネットワークで上手く管理しよう。燃料の出し入れまで手作業でするのは大変だ。)
なお何度も言うが立ち上がりにかかる熱量は非常に大きく、稼働させた原子力発電を撤去すると熱量の損失も非常に大きいので計画的に建造しよう。


温度と熱量・起動と貯蓄 Edit

(熱量の数値は公式wiki(英語)の原子炉などのページからデータを確認できる)

  • 温度の熱量
    原子炉は1℃につき10MJの熱量を、ヒートパイプ・熱交換器は1℃につき1MJの熱量を持つ(原子炉の1/10)。
    原子炉の立ち上げに基礎温度15℃から500℃へするには4.85GJ分の熱量が必要で、
    またヒートパイプ・熱交換器も同様に、1個当たり485MJ、10個当たり4.85GJの熱量が立ち上げに必要。
    • 例えば原子炉4基+ヒートパイプと熱交換器が200個の場合立ち上げに116.4GJもの熱量が必要でそれ以上の熱量の出力からようやく発電を開始することができる。
      原子炉4基同時起動なら熱量出力は3倍の4本1セットで96GJも確保できるため4本1セット+2本同時くらいで起動状態にできるが、単体稼働だと1本8GJで燃料棒を14.5本も起動だけに消費することになる。
      こうした関係で原子力発電は「立ち上げは多数同時に稼働」させた方が良い。
    • なお実際には熱の性質の関係上、立ち上げにはもっと多くの熱量が必要となる
       
  • 熱の伝播の速度・熱ネットワークの性質
    熱のエネルギーは温度として繋がった原子炉・ヒートパイプ・熱交換器へ伝わっていく。
    その温度は「温度の低い方へ熱を分け与える」という形で広がっていくが、
    およそ1℃の差では温度の変化がほぼ起きなくなる。比較は熱量ではなく温度の差
    • 二つの施設間の熱の伝播ならかなり速いが、施設が多数並んでいる場合は端から端まで熱が到達するには時間がかかる。温度の差が少なくなると伝播はゆっくりになりやがて止まる。
      特に原子炉が生み出している熱がヒートパイプを通って全ての施設へ行きわたるにも、少しずつしか広がっていかないため、施設の規模に応じてそれなりの時間が必要になる。
      (ただ熱がうまく全体に行きわたれば、そのまま全体の温度を維持できる模様。伝播速度が問題になるのは熱が行きわたるまで?)
    • また熱源が1000℃でも次の施設は最大999℃、その次は最大998℃、次は997℃…と
      熱源から遠いほど到達できる最大温度が下がる」という状態になる
      • この二つの理由から無駄に長大な熱ネットワークは望ましくない
        末端へ熱が到達するまでにかかる時間が非常に長くなる上に
        熱交換器を500℃以上にするという事はその手前のヒートパイプは最低501℃以上、その手前は最低502℃、さらに前は〜とヒートパイプなどが長ければ長いほど増える。
        それはつまりその熱交換器を立ち上げるために必要な原子炉の温度が高くなるというわけで、全体を立ち上げて継続的な稼働に必要な原子炉の温度は500℃よりも高い
        全体の立ち上げ〜継続稼働に必要な熱量は施設の広さ・長さに比例して増加し、原子炉〜全体が全体の立ち上げに必要な温度まで到達した時点から原子炉の出力≒発電能力となる。
    • ちなみにヒートパイプに限らず原子炉同士も繋げていればそれで互いに熱を伝えあい共有する状態になるので「隣接させた原子炉同士をヒートパイプでも繋げる」のはあまり意味がない
      いくつも並べた原子炉の1つだけからヒートパイプを伸ばして発電に使っても繋げて稼働させている原子炉全体の熱量を使って発電させることは可能なようである。
      熱の伝播速度や1000℃の制限に注意は必要だが、実践的には熱の制限以内なら原子炉全てからヒートパイプを伸ばして均等に熱交換器を用意する必要は無く、配置に多少の偏りがあっても問題無いということ
       
       
  • 熱の貯蓄能力について
    原子炉・ヒートパイプを通して熱交換器が500℃以上あれば発電できるわけだが、それぞれは最高1000℃〜900℃以上の熱を保持することができる。(ヒートパイプ・熱交換器は上記の性質上、熱源から遠いほど最高温度は下がる)
    施設に500℃以上の熱があるなら原子炉の一部・または全部が停止したり、(電力消費の増加→蒸気消費の増加&稼働原子炉の不足→)熱交換器の熱消費の増加があっても、「熱交換器が500℃になるまで発電を続ける」ことができる。
     
    つまり「500℃以上は熱量の貯蔵装置として機能する」というもので、原子炉であれば(500℃〜1000℃の)約500℃分の5GJ、ヒートパイプ・熱交換器なら(大体500℃〜900℃の)おおよそ400℃分の400MJ×設置数が、エネルギーを保存する蓄電池ならぬ「蓄熱機」として機能する。
    原子力発電には「余剰エネルギーをある程度まで保持し必要な時に多く放出する」という機能が元々備わっているわけである。余剰エネルギーがあれば稼働している原子炉の出力より多くの発電をすることもできる。ただし最大出力量は熱交換器・蒸気タービンの設置数で決まり、それ以上の出力はもちろんできない。
    (「(消費量が多くなければ)熱交換器〜蒸気タービンは多めに用意してもいい」のはこうした理由)
    例えば原子炉4基・他200基の場合およそ100GJ分の蓄熱容量を持つ事ができ、十分に貯蓄した状態からであればそれこそ原子炉が停止しても最大でおよそ100GJ分の発電を続けることができるし、原子炉4基の最大出力が480MWでもそれより多く600MW分の熱交換器〜蒸気タービンが用意してあれば(蓄熱した分が足りなくなるまで一時的に)600MW分の発電を行うことができる。
     
    原子力発電所の施設が大きければ大きいほど、より大きな貯蓄能力や原子炉の出力を超えた発電能力も持たせることができるわけである。だた、もちろんそれを稼働させるために必要な熱量も増えるため、安易に大きくすればいいわけではないが。
     
    実践的にはこの性質によって他の発電量や消費量に変化があっても、勝手に余剰分の保存・不足分の補填をすることができ、別途蓄電池を用意せずともソーラーパネルとの併用もできる。
    勿論、熱の消費量に対して原子炉の稼働数が多すぎると熱がどんどん溜まっていってしまい、1000℃の状態では蓄熱が上手くできずに燃料棒の消費熱量が無駄になってしまう点にも注意が必要。他の発電と併用する場合は上手く発電量・原子炉稼働数を管理して原子炉が700〜800℃辺りで推移するようにしたい。
    (なお1000℃ではない1000℃近く、999℃辺りで蓄熱が十分上手くいっているかどうかは不明。最高温度近くでは熱の伝わりも非常に遅くなるので十分蓄熱できていないかも)
     
    ただし「蓄熱容量を増やす為だけに原子力施設を大きくする」と言うのは施設が大きくなる分立ち上がりに必要な熱量も増えてしまうためあまり合理的ではない
    もし熱量を保存する容量を増やしたいのであれば、蒸気用の貯蔵タンクを配置しよう。
     
     
  • 蒸気用の貯蔵タンクと回路ネットワーク
    熱量は熱のネットワーク内の温度としてだけではなく、熱交換器〜蒸気タービンの間辺りに「(ポンプ→)貯蔵タンク(→ポンプ)」を配置しておけば熱量を蒸気にして保存しておくこともできる。(蒸気タービンの後ろ側でも良いがポンプが置きにくく少ない量での流量が悪くなりプレイヤーが対処しないと絞りだせない)
    貯蔵タンク一杯25000は熱量にして(25000*(500-15)*0.2kJ)の2.425GJ分の500℃の蒸気を貯蔵でき、原子力施設内の蓄熱と違い100%放出することができる。(施設の蓄熱を増やすとその分立ち上がりに必要な=出力に使えない熱量が増える。)
     
    また蒸気用の貯蔵タンクは効率的な貯蔵容量の確保ができるだけでなく、回路ネットワークで貯蔵量の確認をすることができるという性質がある。
    実は原子力施設の「温度」は回路ネットワークで確認できない情報で、貯蔵タンクを用意していない場合回路ネットワークでは原子力施設内の蓄熱量を把握することができない。原子炉の出力が不足している場合、それこそ「発電量の不足に気づいてようやく対応する」という状態になる。
    しかし貯蔵タンクを使えば回路ネットワークで確認できる形で貯蔵量を確認することができるようになる。それで貯蔵タンクが一定量を下回った場合に回路ネットワークを通じて原子炉の稼働数を一時的に上げると言ったことも可能(ただインサータの管理が甘いと燃料棒を一度に何本も入れてしまい長時間稼働する状態になるので注意。多少余分な出力は原子力施設内の蓄熱能力が保存してくれるが、出力多すぎると無駄になる)
     
究極の高効率原子力発電

戦闘用装備品 Edit

アイコン名称レシピ生成数設備備考Time
uranium-rounds-magazine.png劣化ウラン弾薬
(Uranium rounds magazine)
piercing-bullet-magazine.png*1, uranium-238.png*11assembling-machine-1.pngassembling-machine-2.pngassembling-machine-3.png装備品10
uranium-cannon-shell.png劣化ウラン砲弾
(Uranium cannon shell)
cannon-shell.png*1, uranium-238.png*11assembling-machine-1.pngassembling-machine-2.pngassembling-machine-3.png装備品(戦車用)12
explosive-uranium-cannon-shell.png炸裂ウラン砲弾
(Explosive uranium cannon shell)
explosive-cannon-shell.png*1, uranium-238.png*11assembling-machine-1.pngassembling-machine-2.pngassembling-machine-3.png装備品(戦車用)12
atomic-bomb.png原子爆弾
(Atomic bomb)
processing-unit.png*20, explosives.png*10, uranium-235.png*301assembling-machine-2.pngassembling-machine-3.png装備品
(ロケットランチャー用)
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「劣化ウラン弾」系は精製開始から大量に排出されるウラン-238を使い、既存の弾薬・砲弾の強化を行うというもの。要「劣化ウラン弾」研究。
加工により貫通弾薬(威力8)を3倍の威力にする他、砲弾・炸裂砲弾の威力も大きく引き上げ一発で巣を破壊できるようになる。特に劣化ウラン弾薬はガンタレットを主力として使っているのなら桁違いの破壊力・殲滅力を発揮できる。
ウランの精製を始めるとウラン-238は大抵邪魔になるほど生産されるため余剰分の消費先としても優秀。
Kovarex濃縮プロセスの研究・原子力発電の設置を済ませる前からウラン鉱石の採掘精製を急いでウラン-238を大量に用意しておくと滞りなく劣化ウラン弾薬の量産も進められる。ただしKovarex濃縮プロセスが稼働するようになればウラン-238もそちらでそれなりに必要となるため、弾薬に使いすぎないよう注意したい。


原子爆弾は最終兵器である。
研究コストがロケット技術研究の5倍もかかり原子爆弾そのものも一発につきウラン-235を30個も消費して制御基板まで使い捨てるコストの高さ。
しかし威力は絶大で、バイターの巣の群生地中央へ打ち込めば一瞬で巣を壊滅状態にする。これを量産できるようになった暁には邪魔なバイターの巣を文字通り消していくことができる。
ただし余りに強大な破壊力のため使い方を誤るとプレイヤーも死ぬ。もし、うっかり工場内で誤射してしまうと悲惨なことになる。ご利用は計画的に、マルチプレイなどではそもそも生産しない方が安全。工場壊滅はシャレにならない。






*1 公式ページのメニュー→Game→Teamから見れる、メンバーリストの最初(左上)の人物が「Michal kovarex」という名前
*2 ゼロからウラン-235を40個分確保するためには、期待値が142.857回に1個=1個当たり鉱石約1428.57個分からなので「ウラン鉱石にして約57143個分」が期待値。実際にはそれ以上の場合もあり、鉱床採掘〜ウラン濃縮処理に生産力モジュールをかけたとしても40〜50kの鉱床採掘が最低限必要。しかし通常の設定だと大きいウラン鉱床は少々珍しく、10k〜20kほどの鉱床を2〜4ヵ所ほど掘りつくす必要があり、それにかかる時間も長大
*3 燃料棒化→使用済み燃料再処理は燃料棒10本にウラン238:19個消費→使用済み燃料5個からウラン-238が3個x2回しか回収できないためウラン-238の数が減る
*4 それに5基を十字で並べると16基分の出力を得られるが、10基を5x2で並べた場合は36基分と稼働数にも左右されるが1基当たりでは並列の方が高い最大出力を得られる
*5 1スタック50個まで留めておけるが、50個ある状態だと次の燃料を消費することができない
*6 あるいは入れたチェストを壊して消す
*7 例えばヒートパイプを原子炉から伸ばして熱を伝播させた後、原子炉からの接続を切り熱の供給を止めて放置しても熱が自然に消えることは無い。生産した熱が消えるのはほぼ施設を撤去した時と熱交換器で消費した時だけ。