『想生の蔵』

Last-modified: 2018-03-01 (木) 18:06:41

想生の蔵とは

黒無逸祇が作り上げた作品の保管された魔術工房
単純に『小屋』と称される事もあるが、地上部分の偽装外郭からそう呼ばれているだけであり地下には縦横90×120メートルの巨大な地下工房が広がっている。
この地下工房は7つの階層により構成され、各階層には黒無逸祇が新しき幻想種の創造を目指し、失敗により廃棄された合成獣が数え切れない程転がっている。
もっとも起動しているモノは極僅かでだいたいは非活性状態で自ら動く事は無い。

 

下層に行くほど魔力が濃くなり起動している合成獣も多くなり個体としての性能も向上していく。これは上から下に増築していった都合でもある。
高位の合成獣となると具体的に、単体でD~A+の宝具が持ちうる特性を保有しており、個体によってはサーヴァントクラスの戦闘力を保有している場合もある。
加えて黒無逸祇の最終目的である『幻想から人間を生み出す』コンセプトを継承している為、容姿あるいは内面の何れかあるいは両方に人間的要素を兼ね備えている。

 

中でも『オブジェクティブ・シンギュラリティ』と呼称される最後に作られた七体は最高位の性能を保有し、
数百年で幻獣クラスの神秘を保有出来ると黒無逸祇には評価されている。
特徴として非常に人間寄りの人格を有しているが、容姿・特徴・性質が既存の幻想種に類している。
故に自身の研究、幻想種作成の特異点《シンギュラリティ》としてこの呼称を名付けられた。
しかし、近年の黒無逸祇――改めクロゥム・シュタインバルトの人類継続者を作成する目的には適さないと判断され、封印されたという経緯がある。

 

現在、黒無逸祇/クロゥム・シュタインバルトが死亡してからは時計塔預かりとなっている。
破壊するという案もあったが、内部に存在する強力な個体がそれを阻害しており、外部からの破壊は不可能と判断された。
内部でオブジェクティブ・シンギュラリティ及び黒無逸祇の作成/収集した魔術礼装が発見された事で探索に本腰が入り、近々探索チームが組まれる話が時計塔で上がっている。

オブジェクティブ・シンギュラリティ一覧

Ⅰ 起動中。「■■■■■■■・■■」種族名:アルラウネ。
Ⅱ 起動中。詳細不明。
Ⅲ 起動中。旧名「ディオモールフ・タルメ」、現呼称は『ケルヴィム』種族名:フェアリー
Ⅳ 起動中。「シェニグア・ミック」種族名:シェイプシフター
Ⅴ 詳細不明。
Ⅵ 詳細不明。
Ⅶ 詳細不明。
etc...

その他

ホロウ:黒無逸祇が黒無家所属時に製造した使い魔。後に制御ユニットを与えられ黒無家の守護に用いられる。