パルテノペ

【キャラクター詳細】
ギリシャ神話における海の怪物セイレーンの一人。
ナポリの古名パルテノペは彼女が由来。

【パラメーター】
筋力：■■■■■E　耐久：■■■■■E
敏捷：■■■■■B　魔力：■■■■■A
幸運：■■■■■C　宝具：■■■■■C

【絆Lv1】
身長／体重：165cm・45kg
出典：ギリシャ神話
地域：ギリシャ、イタリア（ナポリ）
属性：秩序・悪　性別：女

【絆Lv2】
セイレーンはギリシャ神話に登場する怪物。スキュラやカリュブデュスと並ぶ海の魔物である。
海神オケアノスを父に、アポロンの侍女である芸能の女神群ムーサを母に持つ。
その歌声で船乗りたちを惑わせ多くの船を沈没させていた。
セイレーンとは所謂種族名であり、文献により様々な名前のセイレーンが知られている。
パルテノペもその一人である。
しかし多くのセイレーンはそれ単体で座に登録されているわけではない。
何故なら彼女らは多くの名が伝わっているものの固有のエピソードがなく、知名度が低い。
つまり（反）英雄として成立するには霊基数値が足りない、せいぜいが幻霊が限度であろう。
座に登録されているのはセイレーンという名前の群体と唯一の例外である女神パルテノぺのみである。

【絆Lv3】
彼女の死因は大きく二つの説がある。
一つはアルゴー船の英雄であるオルフェウス。
彼の神域の竪琴の音色はセイレーンの歌声を超える美しさであった。
勝負に負けたセイレーンは自らを恥じ自害した。
二つ目はトロイア戦争最大の知将であるオデュッセウス。
彼は船員に耳栓をさせ、セイレーンの歌声を聴かせないことで海域を突破した。
自らの歌声を聴かない人間がいた場合セイレーンは死ぬ運命となっていたという話だ。
いずれにしてもセイレーンたちは多くの怪物たちと同じく英雄に倒されたのである。

【絆Lv4】
パルテノペも他のセイレーンたちと同じく死した。
しかしその亡骸は偶然にもとある都市に漂着し、そこの住民によって神殿へと埋葬され
彼女は女神として崇められるようになったのだ。
その都市は彼女の名を取ってパルテノペと命名された。つまり現代のナポリである。
死後に崇められたことによって最下級ではあるが女神の霊基を持つに至り、
彼女はサーヴァントとして召喚される資格を獲得したのである。

【絆Lv5】
○音楽神の加護（真）：B
セイレーンの母はアポロンの侍女であるムーサのいずれかである。
彼女の歌声は時に魅了の魔術、時に物理的な破壊をもたらす魔音となっている。
魔力放出（音）とも。

○神性：B
セイレーンは本来は両親共に神霊であり、本人も神霊としての資格を有している存在である。
しかしその所業により怪物としての知名度が上がるにつれ神性はランクダウンし最低値となっていた。
パルテノペは死後に再び女神として崇められたためにランクアップしている。

○変化：C
伝承による姿の変容によって得たスキル。
神話におけるセイレーンは鳥の身体と翼を持つ怪鳥であるが、中世には人魚の姿として知られるようになっていた。
それはローレライの伝承と融合したためとも、海の生物のイメージが海鳥から魚へと変わったためとも言われている。
パルテノペはスタンダードな人間の姿に加え、鳥人と人魚の形態に変化できる。

『破滅へ誘う乙女の歌声』
ランク：C　種別：対軍宝具
セイレーン・パルテノペ
伝承に伝わるセイレーンの歌声が宝具として昇華されたもの。
老若男女問わずその歌声を聴き美しいと思ったものは魅了され、パルテノペの意のままに行動してしまう。
実はこの宝具は常時発動している。つまり歌声のみならず通常の会話でも、パルテノペの声を綺麗だとと感じてしまったら即魅了されてしまうのである。
対抗するには高ランクの対魔力を持つか、自身がセイレーン以上の音を奏でるか。
あるいは声を聴かない聴けない状態になる、狂化や精神汚染系のスキルを持つか単純に耳栓も有効である。