モレク

Last-modified: 2017-11-29 (水) 05:23:40
新生境域ドリームランド

【クラス】アルターエゴ
【真名】モレク
【容姿】牛の角の生やし、人形を抱えた金髪の少女
【英雄点】40点(ステ20点・スキル20点):令呪1画消費
【HP】25 / 25
【筋力】A:5
【耐久】A:5
【敏捷】D:2
【魔力】A+:6(7)
【幸運】E:1

 

【スキル1】祭壇作成 A+
10点:移動フェイズに陣地「祭儀場」を作成出来る。
    陣地内では魔術攻撃と物理防御と魔術防御と奇襲防御時、補正値5を得る。
    また、遠距離攻撃フェイズで受けるダメージを無効にする。
【スキル2】貶められた神 A-
5点:英雄点を10点増やす。このスキルは神性と同様に扱う。
【スキル3】火鉢の主 EX
5点:キャラシート作成時、令呪を1画失う。
   物理防御と魔術攻撃時、ダイス面数を2増やす。

 

【宝具】『涙国より(トフェト・ハモン)』 1/1
【ランク・種別】EX・固有結界
【効果】陣地内でのみ、任意のタイミングで発動できる。発動後一度のみ、自身の陣地は陣地破壊に耐性を得る。
    発動時、「祭儀場」以外の全ての陣地を破壊する。
    陣地内ではアルターエゴは相手によるデバフを無効化し、
    交戦フェイズ中一度のみ、自身のマスターのHPを(2d6)減少させることで相手前衛全てに魔術攻撃を行うことができる。
    後者の効果を使用する場合、攻撃時に減少させた分の補正値を得る。

 

【その他】属性:秩序・悪 天地人:地 その他:女性、神性、処女

 

以下泥

【キャラクター詳細】

 

 ユダヤ人においては忌避すべき神だとされ、後世の神学者たちによって神格を喪失した存在。
 子どもの肉を貪り、血を啜り、そうして人々に豊穣を齎す業火の牡牛。
 残虐にして無道、残忍にして悪辣。
 彼の男性神は後世において、また別の名前で呼ばれることになる。

 

 ……のだが、何がどうなってか、少女の姿で召喚されている。
 「あなた、わたしのすうはいしゃね! こどもいっぱぁーつ! いっとくのよ!」

 

【パラメーター】

筋力■■■■■A+耐久■■■■■
敏捷■■■■■D-魔力■■■■■A+
幸運■■■■E宝具■■■■■EX
 

【絆Lv1】
身長/体重:141cm・35kg
出典:新約聖書、他
地域:中東
スリーサイズ:B65/W47/H62
属性:秩序・悪 性別:女性(本来は男性)
本人は「一度女の子になってみたかった」と供述しており──

 

【絆Lv2】
古代中東に於いて信仰されていた男性神のサーヴァント。
アモン人からは豊作や利益の神だと信奉されており、その恵みを授かるためにブロンズ像で彼の像を作り出し、そこに七つの生贄を捧げた。
中でも人間の新生児は生きたままの状態で焼かれ、その泣き声をかき消す為に、生贄を捧げる際は多くの楽器が凄まじい音で演奏されたという。
人身供犠を特徴としていたことから、中世以降ではフェニキアの主神「バアル・ハモン」と同一視されるようになり、やがて「モラクス」へと転じていった。
自身の信仰の変遷や神性の降格においては「仕方のないこと」だと割り切ってはいるが、自身と「ソロモン72柱モラクス」とは違うものだと切り離し、自身の神性を最小限まで削ることにより、アルターエゴとして現界するに至った。
ある見識ではサトゥルヌス、クロノスとも同一視されている。

 

現界において自身の性別を(むりやり)変えているが、本来の彼は見間違えようもなく雄々しい男性である。

 

【絆Lv3】
マスターの願い、そして自身の願いを叶える為に行動する。
願いの対価に生贄を求め、それが常に必要なことだと教唆し、残忍かつ非道に振る舞うだろう。
普段は改造した性別にともなって女性口調で会話するが、たまに本来の男性口調に戻る。
女性口調では「~のよ!」という独特の口癖をつけている。
その在り方が人間のものとはかけ離れている為、物事の捉え方が俯瞰的。
子どもを喰らい母の涙を意にも介さない冷徹を見せ、時にマスターでさえも贄とする。

 

──が、それらはすべて、どこか演技じみている。

 

【絆Lv4】
○祭壇作成:A+
 キャスターの有するクラススキル「陣地作成」の上位互換。
 神格として、生贄を捧げられることで自身の神威を底上げする「祭儀場」を作成する。
 この生贄は基本的になんでも構わないが、6歳未満の子どもであればより強力なものとなる。
 アルターエゴは神格として、自身の崇拝者にそれらの行為を誘発させることができる。

 

○貶められた神:A-
 後世の認識・推論・仮定などによって別の存在へと変生したことを示すスキル。
 バアル・ハモン、クロノス、サトゥルヌスなどと同一視された神は、最後に悪魔へと堕とされた。
 その為神性は高いながらも限りなく魔性に近く、その意味であれば無辜の怪物スキルと同種のものである。

 

○火鉢の主:EX
 高ランクの『自己改造』『高速神言』『カリスマ』『怪力』などを内包する複合スキル。
 同一視されたフェニキアの主神や、ローマ神話における農耕神らの存在と同調することによって、筋力・耐久・魔力の数値が上昇していく。 
 また、炎に人身の供犠を捧げるという諸神の性質上、「火炎」に対して強力な対抗を有し、操作することが可能。
 言うなれば複合神性とも言えるべき存在であり、神性特攻スキルの対象となる。

 

【絆Lv5】
「涙国より」
ランク:EX 種別:固有結界
レンジ:0~99 最大補足:1000人
トフェト・ハモン。
「幼い子どもを生贄に求める」という残忍性からユダヤの人々に忌み嫌われ、多くの母親に涙を流させた「涙の国の君主」の象徴。
己の中にある地獄を再現し、純粋たる神格であった状態へと神性を復元させる。
展開されるのは業火に包まれる聖堂。内部では息をするのも苦痛となる業火が大地を焼き、炎に焚べられる赤子の泣き声が木霊している。
結界内ではアルターエゴは自身以外の人物の生命力を吸収することで、それを燃料にして擬似的に権能を振るうことが出来る。

 

あらゆる贄、罪人、屑物。それら一切を燃焼させるゲヘナの業火である。

 

【「新生境域ドリームランド」をクリアすると開放】
その名はかつてヘブライ語で「王」を意味し、現在では「祭儀場」を意味する。
モレクは王族の新生児を生贄に捧げられることで、その王に力を与えるとされていた。
彼が示唆するのは多くの躯の上に成り立つ茨の道であり、それこそが「王」であると論じる。

 

彼は言う。繁栄には犠牲が必要であり、豊穣には搾取が必要であると。
彼の信仰はそれの具現。
力を得たいのならば贄を捧げよ、さすれば汝は王と為るだろう。
願いをを得たいのならば血を流せ、さすればそれは成されるだろう。

 

キングメーカー。

 

ある意味では、彼もそう呼べるかもしれない。

 

参加歴

新生境域ドリームランドマスター/死人沢ひばし