ローゼン

Last-modified: 2018-10-24 (水) 22:54:31
 

「さぁ行け、若きコヨーテ!お前の旅は始まったばかりだ!」

 

Lozenx2-2.png

 

【クラス】キャスター
【真名】ローゼン
【容姿】物静かな10代前半のネイティブアメリカンの少女
【英雄点】35点(ステ15・スキル20):令呪1画消費
【HP】45 / 45
【筋力】C :3
【耐久】C+:4
【敏捷】D-:1
【魔力】A :5
【幸運】D :2
【スキル1】道具作成:C
10:移動フェイズ時、味方陣営1体のHPを(耐久値D6)回復する。
   交戦フェイズごとに1回まで、味方陣営の任意の判定に補正値5を与える。
【スキル2】守護の獣:C
5:魔術攻撃時補正値2を得る。物理防御時、補正値2を得る。最大HPを+15する。
【スキル3】シャーマニズム:B+
5:魔術攻撃時、補正値5を得る。最大HPを+10する。
【宝具】『大地の小さな妹』(ローゼン・オホ・カリエンテ) 1/1
【ランク・種別】B:対軍宝具 レンジ:1~99 最大補足:1000人
【効果】移動フェイズ、または交戦フェイズに現在地で陣地を作成出来る。交戦フェイズ中に作成した場合、交戦フェイズ終了時に消滅する。
    陣地内では魔術攻撃時、補正値10を得る。
【その他】属性:混沌・善 人属性 処女

 

キャラクター個人データ

真名:ローゼン
クラス:キャスター  
出典:史実
性別:女
身長・体重:145cm・42kg
地域:アメリカ
年代:19世紀
属性:混沌・善
好きなもの:乗馬
嫌いなもの:侵略

ステータス

筋力:C
耐久:C
敏捷:D
魔力:A
幸運:D
宝具:C

クラス別スキル

・陣地作成:B+
 「魔術師」のクラス特性。魔術師として自らに有利な陣地な陣地「工房」を作成可能。
 閉鎖的な工房ではなく、地の利を生かした即席の野営地を作成する。
 ローゼンは大地との交感により迅速にその場を己の領域に認識し直すことが出来る。

・道具作成:C
 「魔術師」のクラス特性。魔力を帯びた器具を作成可能。
 精霊に祝福を与えられた武器などを作成する。

保有スキル

・シャーマニズム:A+
 アパッチに伝わる精霊との対話。契約により、彼らの力を借り受けることができる。

・守護の獣:B
 ローゼンと共にいるコヨーテの精霊。少々好色な点が玉に瑕。

・千里眼:C
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。遠方の標的捕捉に効果を発揮。
 ランクが高くなると、透視、未来視さえ可能になるが、Cランクではその域には達しない。

・大地の声:A++
 シャーマニズムとはまた異なる魔術体系。
 現在に至るまで使い手はほとんど確認されていない。
 シャーマニズムとは異なり精霊と一体と化し、その所作を再現する。
 魔術による直接的な干渉ではなく自然現象を介して行われるため魔術的な防御を突破しやすい。

宝具

 

ローゼン宝具.png

 

『大地の小さな妹』
ランク:D+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
ローゼン・オホ・カリエンテ。
4日間の断食で得たローゼンの霊感。大地と交信し、瞬時に自分の領域へと作り変える。
本来は攻防一体の多目的宝具である。
が、真楽遣児によって初めて召喚された際は逃走補助に使うのが精一杯であった。
特筆すべきは汎用性の異常な高さで、地球上でさえあれば基盤を問題とせず何処であっても如何なる干渉下であっても十全に機能する。

 

『守護獣の欠月牙』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
ティンネ・コヨーテ・タンゴ。
アパッチのトーテム、コヨーテの牙を模したナイフ。
大地の導きによる高い保護効果を対象に与え、陣地内であればさらに効果が高まる。
厳密にはナイフの実体に付与する術式こそが宝具であり、ローゼンが消滅しても残存する。
もっとも、本来おいそれと作成してはいけない類の呪具であるらしく、
「この世界」に存在するのは真楽遣児の所持する唯一つである。

史実上の人物像

アパッチェリアのオホ・カリエンテ出身。
幼少期から乗馬に親しみ、男に混じって荒野で遊んだ。
13歳のころ、4日間断食して祈り、大地と交信する力を得たとされる。
1876年、騎兵隊によるアパッチ族の虐殺が起こり、ローゼンは多数の同胞を喪う。
この後、連邦政府は彼女らをアリゾナへ強制移住させようとしたため、
反発したローゼンら戦士は潜伏しゲリラ戦を開始した。
呪術で敵の位置を正確に把握することが出来たとされるローゼンは政府軍を翻弄した。
1860年、兄が戦死。
知己の出産の手伝いため前線を離れていたローゼンはジェロニモらと合流し抵抗を続ける。
1886年、アパッチ斥候の説得により降伏。
収容所に送られ、後に結核で病没した。享年47歳、生涯独身であった。

聖杯戦争TRPGにおける人物像

真楽遣児が最初に召喚したサーヴァント。
彼女を上手く扱えぬまま脱落させてしまった後悔が、以後の彼を生涯聖杯戦争に駆り立てることになる。
以後も幾度か彼に召喚されているが、基本的に遣児はローゼンに頼ることを良しとしないためほとんどが偶発的な事態である。

 

知名度が低いため侮られることが多いが、実のところかなり優秀な(強力ではないが)サーヴァント。
現界年齢は大地と交信し霊感を得た13歳の姿であるが、性格は妙に大人びており面倒見が良く善性。
キャスターのクラスで召喚される彼女は自分の生涯とインディアン戦争の顛末に後悔はなく、マスターに対しては自分の理に合うと判断すれば協力する。
聖杯に託す望みもこれといってなく、強いて言えば生来他者の面倒を見るのが好きな彼女は「人類史の後輩たち」を見るために召喚されている。

 

遣児のことは「見込みのある若者」程度に認識していた。
再度の召喚時には彼のことを忘れていたが、オリジンの宝具の影響により繋がりが強化され、双葉の記憶を思い出し彼が自分が原因で聖杯戦争に駆り立てられていることを知り、一抹の罪悪感と共に彼の成長を見守りたいと思うようになる。
無事に戦い抜き、彼の成長を「まだまだ未熟」と評しながらも、最後まで自分を脱落させなかったことを誇れ、と言い残して座に還っていった。

 

真楽遣児は彼女を、心の師と仰ぐ。
しかし同時に、ローゼンにとっても彼は心の愛弟子となったのだ。

武器

「無銘・狩猟刀」
幻想種の骨から削りだしたと思しきハンティングナイフ。
無銘ながら接近戦にも耐えうる強力な呪具である。

別側面

アーチャー、及びアヴェンジャーに適合する。

因縁キャラ

真楽遣児:マスター。彼の生涯心の師となったが、彼女にとっても……。
星見冴:共闘したマスター。息災なようで何より

 

ジェロニモ:生前共闘した戦友。

 

パラス:気に入らん。遣児のサーヴァントはこの私だ。

セリフ例

一人称:私 二人称:お前  三人称:呼び捨て、~ちゃん
「大地よ、兄弟たちよ、遠き故郷へ繋いでおくれ。木々の囁きは我等の毛皮に。風の吐息は我等の牙に。故郷の鼓動は、命の泉に」
「……よし、これでこの住宅地は我が故郷、我が城砦だ(ふふん)。大船に乗ったつもりでいろよ遣児」
「とーぜんだ。私がどうやって英霊にまで至ったと思っている」
「私はお前の言うとおり、あのゴヤスレイの友、インディアンの大英雄だからな。一緒にいればお前の生還くらいは確保できる」
「任せろ、この大英雄にな。さぁ、死ぬにはいい日だ。かかってこい!」
「なんとか……街は守れるはずだ。ふふ、今度は役目を果たせただろう、マスター?」