院蘭一族

Last-modified: 2018-09-10 (月) 00:08:06

所属者

・本流
院蘭艶愛
らいあ。死徒。現在はジェハイル・アルト・フィッツサイモンの「妻」である。
院蘭一族の魔術基盤に手を付けており、一族全ての運命を狂わせた張本人。
男性のタイプは「愛が無尽蔵な人」。
院蘭悦夜
えつよ。艶愛の娘。男性のタイプは「組み伏せてくれるほど強い人」。

 

・傍流
院蘭絢月花
あげは。鳳仙花の双子の姉。男性のタイプは「話してて楽しい人」。
姫野鳳仙花
ほうせんか。絢月花の双子の妹。男性のタイプは「自由に生きる人」。
院蘭絶頂
ぜっちょう。好きな女性のタイプは「潮風が似合う人」。

来歴

日本の魔術師の家系。陰陽道・房中術と西欧の淫魔術のハイブリッド「性魔術」を究め、根源へと至らんとする魔術師。
房中術は古代中国の養生術の一つであり、「陰あっての陽、陽あっての陰、一対であり両儀」を基本と考え、「男女(陰陽)の精が一つになって万物が生まれ出る」という大極への回帰論をベースに考案された男女和合の道(タオ)である。

 
中国の自然哲学である陰陽思想と五行思想が一体化した陰陽五行思想は、宇宙の森羅万象のあらゆる現象は陰と陽の結びつきによって成り立つと説明する。陰陽が平衡を欠けば消長盛衰し、調和すれば秩序が保たれる。天地万物の一つである人間もまた同じ陰陽の原理に従っている。一箇の人間もその中に陰陽があり、陰陽の調和があれば秩序ある生活ができ、平衡を欠けば病となる。男女においては男を陽に女を陰とする。天地万物の陰陽が調和して万物が生成されるのと同様に、男女の交わりが陰陽の規律にのっとることは、自然の理にかなうと考えられた。
(wikipedia「房中術」より)
 

これに加えて西欧におけるサキュバス・インキュバスの強制発情、夢精(ドリームイーター)といった魔術(婬術)も複合されたのが院蘭一族の使用する魔術「性魔術」である。
相手を手篭めにすることで魔術の才能を取り込み、更に「大極」に近い子を成すことで純度を倍々ゲームの方式で高め、一層根源に近い天才を成すという手段で根源を目指す。
だが、艶愛・インモラル・フィッツサイモンが「根源」に存在する性魔術の基盤に接続、法則を改竄してしまったことにより、現在はそのベクトルが自身へと向かうものとなっている。このため、性魔術は保有する魔術回路がそれに寄っているほど、異常な発情に苦しむ呪いのようなものとなっている。

 

(追記予定)