死難のハサン・サッバーハ

Last-modified: 2017-01-26 (木) 21:23:58

【クラス】アサシン
【真名】死難のハサン
【容姿】無闇に自信に溢れた態度の少女。申し訳程度に髑髏の面を付けている。
【英雄点】40:令呪2画消費
【HP】10 / 10
【筋力】E :1
【耐久】D :2
【敏捷】EX:8
【魔力】E :1
【幸運】EX:8
【スキル1】気配遮断:先手判定時、補正値5を得る。同盟を組んでいない場合でも相手前衛に対し、奇襲攻撃を行える。
【スキル2】概念改良:宝具1つ、または乗騎の使用回数を2回に増やす。
【スキル3】無銘の翁:奇襲攻撃時、補正値5を得る。相手サーヴァントの攻撃対象変更を無効にする。
【宝具】妄想被骸(ザバーニーヤ) 2/2
【ランク・種別】D:対人宝具
【効果】HPが0になった際に発動。HP1で耐え、次の奇襲攻撃に補正値10を得る。
【その他】
静謐のハサン死亡後、次の山の翁が選定されるまで暫定的に教団を纏めていた人物。
なので当然、厳密には山の翁ではない。自称しているだけである。
その態度ゆえ自己顕示欲の発露と思われがちだが、実際には一時とはいえ教団を預かった者としての責任の顕れとして名乗っている。
また実力は相応にあり、高度な自己改造の果てに極度の“死に難さ”を得ている。
傷が再生するわけではなく、死なないわけでもない。ただどれだけ大きなダメージを負っても致命的にならない、それだけの秘技。
実も蓋もない言い方をすれば“凄い上手い死んだふり”からの奇襲を得意とする。
最期は教団の存続のため敵地に単身突撃し捕らえられ、ありとあらゆる拷問の果てにも口を割らず死亡した。
その能力の性質上、静謐には一方的に懐かれていた(が、当然無駄に苦しむ羽目になるので彼女は邪険にしていた)。

 

真楽使佐と契約し、小聖杯戦争に参戦。勝利。
なんでも聖杯戦争処女だったらしく、それで勝利したことにいたく感激。使佐をマスターとして見込み、自らの真の願いが叶うまで彼の下に居座ることにし、受肉した。
なお、彼女の真の願いとは“晩鐘の音を聞いて死ぬこと”である。
どれだけ教団のために壮絶な死を遂げようと、本当の山の翁になれなかった彼女の元に彼の始まりにして終わりのハサンが現れることはなかったのだ。

 

生きていなければ死ぬことも出来ない。
己の目指す願いのために受肉したアサシンだが、しかしこの現代において具体的に“どうすれば山の翁足りえるのか”は彼女にも解らなかった。
ひとまず中東で信仰のために暴れ回っては見たものの、神秘の秘匿ゆえにその活躍は誰にも知られることがない。
やはり聖杯戦争しかない、ということで再び小聖杯戦争に参加。
晩鐘は聞けぬままに再び死にかけるが、使佐の献身により辛うじて命を繋いだ。
なお、この際に仮面が割られたため現在はばんそーこーで応急修理している。

 

再度小聖杯戦争に参加。
自分のせいで使佐を聖杯戦争に巻き込んでいることを気にし始めているが、しかし願いを捨てられるでもなくそのまま勝利する。

 
絆レベル

【キャラクター詳細】
髑髏の仮面の被った暗殺者。
暗殺教団の教主「山の翁」を務めた歴代のハサン・サッバーハのひとり「静謐のハサン」の補佐を務めていた人物。
山の翁の候補にまで挙がったほどの実力者だが、時代は彼女の能力を必要としていなかった。

 

【パラメーター】
筋力:■■■■E 耐久:■■■■■D
敏捷:■■■■■A+ 魔力:■■■■E
幸運:■■■■■EX 宝具:■■■■■D

 

【絆Lv1】
身長/体重:152cm・31kg
出典:史実
地域:中東
属性:秩序・悪 性別:女
本業は暗殺者ではなく能吏である。

 

【絆Lv2】
教主「山の翁」を目指し研鑽を積んだ暗殺教団の一員。
非才ながら身体の頑健さに優れていたため、徹底的な“死に難さ”の追究により秘技に至った。
しかし結局時勢に合わなかったことから次代のハサンは別の者となる。
失意に塗れるも、彼女は以前に増して教団のため我が身を捧ぐようになった。
最期は教団の存続のため敵地に単身突撃し捕らえられ、ありとあらゆる拷問の果てにも口を割らず死亡したという。

 

【絆Lv3】
仕えた静謐のハサンが潜入と毒殺の名手であった関係上、その補佐には教団の実務を取り仕切る能吏が求められた。
部外者を捕らえ暗殺者に仕立て上げたり、歴代翁の事績の編纂なども行っており、要するに一般世界における“山の翁”のイメージに合致する仕事を行っていたのが、厳密には英霊ですらない亡霊である彼女が座に召し上げられた理由と思われる。

 

【絆Lv4】
○無銘の翁:B
“何らかの理由で座に名を刻んだが、ハサン・サッバーハになれなかった”者が持つスキル。
厳密には真名を持たない霊基であるため確立しにくく、このスキルを保有するサーヴァントはスキルランクが高いほど召喚成功率が低くなる。
また、その存在密度の希薄さからランクに応じて気配遮断に+の補正がつく。

 

【絆Lv5】
『妄想被骸』
ランク:D 種別:対人宝具
レンジ:1 最大補足:1
ザバーニーヤ。
一時は山の翁の候補とまでなった彼女が編み出した、唯一の秘技。
自己改造の果てに得た極度の“死に難さ”。
身体機能の単純化により、体の如何なる部位が欠落しても即座に他の部位で機能を補い、残った部分だけで生体機能を完結させる。
戦闘続行系スキルの極致とも言える宝具。
また、彼女はこの宝具がために身体がどれだけ欠損してもむしろそれを活かす身体駆動法を編み出しており、この宝具で虚を突き奇襲を行うことを得意とする。要するにとても凄い死んだふり。
復元呪詛のような再生力は伴わないため、欠損した部位は後で別の手段で補わなければならない。
この宝具の代償に、彼女は出産能力など本来の生体機能の幾つかを喪失している。

 

【「晩鐘は遠く」をクリアすると開放】
尊大で自己顕示欲が強く見えるが、一方で努力家で自己犠牲的。
相反する二面性を持つが、しかし別段彼女の内面はそう複雑なものではない。
要は、彼女は必要とされたかったのだ。
誰かに頑張ったことを褒めてもらいたかったのだ。払った代償を労ってもらいたかったのだ。
しかし――彼女の壮絶な死に、ついに晩鐘は鳴り響かなかった。

 

●関連人物
真楽使佐
 マスター。
 いや、ぶっちゃけこんなハサンの成り損ないで聖杯取っちまうんだから実際スゴくね?

 

劉雲樵
 けひひひっ、何でも打てば死ぬって前提に立ってるようじゃまだまだだな。
 ……ってかオレ様の時代は死徒なんかも相手にすることが多かったからそれじゃやってけなかったんだけどよ。
カークモニ
 愛愛うるせー!!