天上院聖

Last-modified: 2017-08-14 (月) 00:01:33
キャラシート

【名前】天上院 聖(てんじょういん ひじり)
【容姿】背の高い金髪の神父
【願い事】ニューヨークからの脱出/この世、全ての救済
【バッドエンド】省略
【グッドエンド】省略
【令呪】 2 / 3
【HP】 5 / 5
【筋力】E:1
【耐久】E:1
【敏捷】E:1
【魔力】D:2
【幸運】A:5
【スキル1】使い魔(蛇):任意のタイミングで真名看破が可能となる。
【スキル2】落涙の式:自身のサーヴァントの最大HPを10増やす。移動フェイズ時、サーヴァントのHPを(1d6)回復する。
【その他】
属性:中立・悪 
 古今東西の神話を蒐集し、「人類の救済」を目指す神父。
 名前は日本人っぽいが本当に日本人なのかは不明。
 人類を救うためなら大虐殺も大淫行も容認する。
 いつかビーストになりそう。

 

以下泥

 

                『私は神になどなるつもりはありません。
               私は、人類にとってのメシアになりたいのです。』

 
 
 

 彼の求める「この世、総ての救済」とは「全人類を一つの理想郷に閉じ込めること」である。
 全人類が各々の欲望を自己の中で満たし続けることができれば、世界は平和になるのでは。と考えた彼は、「各々の理想が実現する世界」の構築を渇望する。
 つまり、彼は70億の理想郷を作ろうとしている。それも、空想具現とも言えるべきものを。 
 彼はそれこそが世界を救う方法だと確信している。それ故に聖杯を求めるのだ。
 ちなみに、彼が大虐殺(に加担する事)も大淫行(の対象になること)も容認するのは、勿論「人類を救うため」である。

 

 以前まで「アダムの光」という宗教団体の教祖をしていたが、「この団体は人類を滅ぼすものになる」と見限った。
 見限るまで彼は「人類を救うため」にあらゆることに手を貸した。
 あらゆる性欲のはけ口になったし、あらゆる殺意の加担者になった。
 あらゆる食欲を満たしたし、あらゆる害意の協力者になった。
 しかし人間の欲望は果てないもの。
 いくら手を貸しても信者は求めることを止めない。
 その時彼は一つの結論に至る。
 「彼らの理想が実現する世界が彼ら一人一人に与えられたとしたら、彼らの欲望は彼らの内側のみで完結する」と。

 

 ──それからの行動は早かった。
 欲望の沼にどっぷりとつかった信者たちはもはや人類を救うためにならない。
 そう理解した彼は、まず「信者全員をつなげた」。
 一つの巨大な肉の塊にして、放置してその場を後にした。
 後のことは知らない。
 だってあれは、「人ではないから」。

 
 

 そんな彼は或る日、いつもの日常を過ごしていたところ奇妙な出来事に巻き込まれる。
 狂乱の絶影都市ニューヨーク。そこで彼は、とある無神論者と出会う。その出会いと、そこで起きた数々の騒乱は彼の思想を固めるに至った。
 彼は数多の人類の為、そして──『彼』の為に、「人間による人間の救済」を目指している。

 
 

 ──彼の願う『70億の理想郷』。その実現まで、あと幾許か。

 
 
 

【マテリアル】
身長:183cm 体重:82kg
属性:中立・悪/隠し属性:獣
イメージカラー:黄金・紫
好きなもの:人類、甘いもの
苦手なもの:激辛麻婆豆腐
 人類の救済を願う神父。その愛はただただ人類へと向ける献身。
 糖尿病患者予備軍。コーヒーは白いもの。

 
 

魔術属性:『火』『水』
魔術特性:『隔絶』『遡行』

 

魔術回路
量:C 質:B+

 

 ──その根底に在るは、無神論の獣の兆し。

 

関連人物

アンチキリスト
 無神論者。救済者絶対殺すマン。
 ふと目が覚めた都市で、たまたま私に話しかけてきた物騒な青年。
 結局のところ、彼も人類が大好きなだけなのだろうと個人的に思っている。
 『70億の理想郷』が実現したら、彼の理想郷も作らなければ。

参加歴

狂乱絶影都市ニューヨークランサー/アンチキリスト