白兎

Last-modified: 2016-10-26 (水) 20:45:38

【名前】白兎(ホワイトラビット)
【クラス】セイバー
【HP】5 / 5
【宝具】 1 / 1
【筋力】E:1
【耐久】E:1
【敏捷】EX:8
【魔力】D:2
【幸運】EX:8
 
【スキル1】『始まり』からの導き手 EX:
キャラクター作成時に令呪を一つ失う。
自身の英雄点に5を加える。
自身のスキル効果を自マスターのものとして扱う。
 
【スキル2】舞台装置 EX:
キャラクター作成時に令呪を一つ失う。
自身に戦闘続行と仕切り直しを与える。
 
【スキル3】『終わり』までの導き手 EX:
キャラクター作成時に令呪を一つ失う。
物理防御と魔術防御、逃走判定時、補正値5を得る。
 
【宝具】時を守るは兎にあらず、嘲り笑うは猫ばかり(アリス・イン・ワンダーランド)
【ランク・種別】EX:対界宝具。補足人数1~∞
【効果】
1:このサーヴァントは後衛にしか置けない。
2:交戦中自身か自マスターが攻撃対象になった場合、一度自身たちに攻撃してきたグループは、
自身たちをそのターンの間攻撃対象にすることが出来ない。(次ターンには再び攻撃可能となる)
この効果の使用回数は従来の宝具回数通り1となる。
3:自マスターに、対母様決戦用魔剣「超重閻劫斬」宝具回数1の使用を許可する。
この効果の使用する際は、時を守るは兎にあらず、嘲り笑うは猫ばかり(アリス・イン・ワンダーランド)ではなく「超重閻劫斬」の宣言となる。
この効果はマスターが中田チノの場合にしか発動できない。
 
【概要】
白兎が常に発生させている、マスターにとって非常に都合の良い空間。
マスターの自意識を高める効果があり、自マスターの願いを叶えるために、必要な内的要素、また外的要素などの様々な要因を彼女のために無意識のうちに利用させる。
例えば明日の宿題を終わらせたいと彼女が心の底から願うなら、白兎は極力彼女のために、彼女の幸せをもって、その願いを叶えるように宿題を終わらせるための段取りを作るだろう。
あくまで自マスターにしか作用しない受け身な宝具なのだが、願いの形によってその性質は相手をも巻き込む攻撃的なものに変化する。
 
【容姿】もふもふした兎のような何か。そもそもサーヴァントなのかこれ。ペットじゃないのか。
 
【その他】「不思議の国のアリス」の白兎。
特段自我があるというわけではなく、あくまでマスターの物語を紡ぐための導き手として、その役割を与えられた舞台装置(マスコット)。
動物的な嗜好や欲求は見られるが普段はぴぃぴぃ鳴くだけである。
自マスターからはミッスィーと呼ばれている。
腹の中に謎の空間が在るらしく、長尺の刀とお菓子等を収納している。
 
 
【追記1】
『始まり』からの導き手EX:基本的に宝具の一部であり、後述の『終わり』までの導き手と対をなす性質をもつ。
内的要因の健全化を図る作用がある。彼女の感情の上げ幅が極端なのはこれが原因。
お陰で毎日ストレスなくぐっすり快眠。
『終わり』までの導き手EX:マスター周りの外的要因の健全化を司る。彼女が物事に当たるに対してのキッカケ作りや、それに至る道程を整える。
舞台装置EX:両スキルの出力調整を行うスキル。
こういうモノはあまりべらぼうに物事がうまく行き過ぎても、行かなすぎても、それはそれでマスターにとって精神的にも肉体的にも健全ではないのだ。
何事も死なない程度に程々に。
 
【追記2】
動物的な嗜好や欲求しかないと書いたが、実はそんなことはない。
この兎の正体はKMN星雲からきたアトリームアンゴラウサギであり非常に高度な知性を持つ奉仕種族。元来は肉体を持たない精神生命体である。
今は無き母星を思い、サーヴァントという殻をかぶって召喚者の手助けに腐心する毎日だが、この生活はこの生活で気に入ってるらしい。
「俺だってやる時はやりますよ!ワカメさん!」
 
【追記3】
彼らは外宇宙の神である■■の眷属であり、故郷をとある理由でなくした後、外なる神達と一緒に少数が地球へと飛来。
以降は人間の精神に寄生し、その感情を餌にしてひっそりと暮らしてきた。
彼に精神を寄生された人間は感情の制御をうまく行うことができなくなるため、
彼らの宿主には妄想の肥大化やうつ病、また軽度の認識障害を患うなどの症状が現れる。
その代わり寄生した宿主の知覚野を肥大化させ、特定の分野、特に芸術方面や文学方面、また武術等に深い造詣を与えることがあり、この事で歴史に名を残す人物も少なくない。
と言っても寄生された人間は感情をうまく処理することができないため、それが原因で宿主が自殺してしまったり殺されたりと、宿主自身を不幸にすることが多い。
彼らの繁殖は宿主の子孫への自身のコピーを寄生させるという形をとるため、
子孫が残せていない宿主を殺してしまえば自身の子孫も残せないし、もちろん宿主の死は自身の死である。
このように宿主も自身も殺してしまう寄生体とあっては、彼らはもはやウイルスに近い存在なのかもしれない。
 
【追記4】
今回サーヴァントとして召喚され白兎という、「宿主をよりより方向へ導く」という形を与えられたことにより、
宿主への一方的な搾取から共存という道を生み出した。
彼がこの姿である限り、彼と宿主の良好な関係は終わらないだろう。
彼の宿主が「物語の終わり」を自覚しない限りは。
 
【追記5】
彼らが飛来した折、関が原に現れた聖杯に引き寄せられた個体が存在しており、
聖杯の中身と一緒に■■■■に接触したのがこの生命体である。
■■■■はこの生命体に寄生されたことによるエゴの肥大化を自覚すると同時に、
個人の精神表面に取り付く彼らより、更に深いところで人間の精神と繋がる存在を確認している。