宝具
宝具とは、各サーヴァントがその逸話や、聖杯により与えられた役目によって持つ、固有の武装のこと。
剣、槍、弓といった武器が多いとされるが、それらに限らず、盾、指輪、王冠といった他のものもある。
主に英霊が持つ、彼らが生前に築き上げた伝説の象徴。伝説を形にした「物質化した奇跡」である。
また、伝説上の特殊能力であったりする場合もある。
- ◆宝具の所持数
- 通常、宝具はひとつしか所持出来ないが、《複数所持》の宝具スキルを取得することで、複数個にわけて作成できる。
ただし、サーヴァントの宝具スキルスロットは、全ての宝具で共有である。
- ◆宝具の系統
- 宝具には『攻撃型宝具』『防御型宝具』『特殊型宝具』『召喚型宝具』の4つの系統がある。
それぞれの系統によって取得できる宝具スキルに制限がある。
宝具を作成する時に、最初にこの宝具の系統を決定する。
- ◆宝具スキル
- 宝具スキルを組み合わせて、そのサーヴァントの宝具とする。
宝具の系統によって取得できる宝具スキルに制限がある。
宝具スキルごとにカウンター消費量と効果が異なり、同じ宝具スキルを2つ以上同じ宝具に取得させることは出来ない。宝具スキルによってはこの限りではない。
宝具スキルは全て同時に発動するが、もし宝具スキルの発動する順番を選ぶ必要が生じた場合、発動したPLがその都度選択して発動する。
効果が矛盾する場合、矛盾しない様に効果を選んで(あるいは破棄して)から発動する。
- ◆合計宝具カウンター
- それぞれの宝具に取得された宝具スキルのカウンターの合計。
それぞれの宝具が発動する場合にこの数値の分のカウンターを消費しなければ、宝具は発動出来ない。
例え発動していない宝具スキルがあったとしても、宝具を発動する場合は必ずこの【合計宝具カウンター】分のカウンターを消費しなければならない。
- ◆宝具の発動
- 同じ宝具を同じタイミングで使うことは出来ないが、別の宝具同士を同じタイミングで使うことは出来る。
- ◆宝具名
- 宝具名は自由に決定してよい。ただし、その英霊の逸話や伝説に沿った形であることが望ましい。
宝具作成の手順
宝具作成の手順は、次の番号の通りとなる。
- 宝具カウンタースキルの取得
- 〈複数所持〉の取得の確認
- 宝具の系統を決定
- 宝具スキルの取得
- 宝具名を決定
- 宝具の完成の確認
以下に詳しい手順を記述する。
- 1.宝具カウンタースキルの取得
- 宝具カウンタースキルを取得し、宝具カウンターのチャージ方法を決定する。
宝具カウンタースキルは取得しなくても構わないが、令呪か【ラック】によってしか宝具カウンターをチャージ出来なくなるため、取得することが望ましい。
- 2.〈複数所持〉の取得の確認
- 〈複数所持〉を取得するかどうか決定する。
〈複数所持〉をひとつ取得する毎に、宝具スキルスロットを1消費して宝具をもうひとつ作ることが出来る。
つまりあなたの所有する宝具の数は、『〈複数取得〉の取得数+1』となる。複数取得 系統:なし 消費スロット:1 制限:なし 効果:あなたは宝具をもうひとつ作成できる。ただし、宝具スキルスロットは全ての宝具で共有となる。この宝具スキルは宝具の種類に関係なく、複数取得できる。 解説:宝具を複数持っている。
- 3.宝具の系統を決定
- 宝具の系統は『攻撃型宝具』、『防御型宝具』、『特殊型宝具』、『召喚型宝具』の4つ中から1つを選択すること。宝具の系統によって取得できる宝具スキルの種類が変わる。
- 4.宝具スキルの取得
- 宝具スキルを取得し、宝具の効果を決定する。
宝具スキルは、宝具の系統によって取得できる種別に制限がある。
『攻撃型宝具』ならば『攻撃型』、『防御型宝具』なら『防御型』、『特殊型宝具』なら『特殊型』、『召喚型宝具』なら『召喚型』の宝具スキルのみを取得できる。
- 5.宝具名を決定
- 宝具の名前を決定する。その英霊の逸話に沿った名前であることが望ましい。
- 6.宝具の完成の確認
- 宝具名を決めたら、その宝具は完成となる。
〈複数所持〉を取得している場合、効果によって作成できる数の宝具を完成させるまで3.に戻り、続けて宝具を作成する。
宝具を作成可能数の限界まで作成し終えたら、宝具作成は終了となる。