【まわりくどい展開】

Aという目的を果たすために、Bのアイテムをとるダンジョンに入るには、Cの封印を解くためには、Dというアイテムをとるダンジョンに入るには、、、という展開。
RPGでストーリーを長くしたり、いろんなダンジョンを登場させるために使われる手法。小学生などのプレーヤーは結局目的をよく分からずにやっていたりする。
これを「面倒くさい」といっていると「お前はRPGに向いていない」といわれることになる。でも、RPG好きなプレーヤーも、周回プレイをしているうちに面倒くさくなってきたりする。
同じ目的のために、似た行動を繰り返すこと（FF4でクリスタル奪還のために地下からと地上からと2回バブイルの塔に入るとか、FF7でコレルとコンドルフォートとジュノンでヒュージマテリア回収をするなど）はここでは含まない。あくまで、目的に達するための過程が、もはや目的が分からなくなる程まわりくどいことをあげる。

FF2

皇帝を倒す究極の白魔法アルテマを手に入れる過程がすごくまわりくどい。
フィンの地下で白い仮面を手に入れて、女神像にかぶせてドッペルゲンガーの動きを止める→南の島で黒い仮面を手に入れてドッペルゲンガーを消す→ミシディアの洞窟でクリスタルロッドを手に入れる→ミシディアの塔に近付くとリバイアサンに飲み込まれるので脱出する→クリスタルロッドで封印をといて塔に入る→ミンウの命を犠牲にしてアルテマを手に入れる。
ダンジョン５つ、イベントアイテム３つ、それだけの過程を経て手に入れたアルテマは役立たず。
結果論ではあるが、こんなことせずに最初からパラメキアに攻め込んでいれば、竜巻によっていくつもの街を壊滅されずに済んだことになる。

FF3

土の牙を手に入れる過程。
土の牙は山々に囲まれた暗黒の洞窟にあるからインビンシブルが必要←インビンシブルを手に入れるには、古代遺跡に入らないと←古代遺跡に入るにはウネの協力が必要←ウネを起こすために時の神殿のノアのリュートが必要←時の神殿に入るには飛空挺に潜水機能をつけないといけない←ドーガと共に魔法陣の洞窟へ。
なんかもう、土の牙で巨人像を破壊するのは諦めて、がんばって像の横の山を登山してクリスタルタワーに行けばよかったのでは？
まぁ、この過程でドーガとウネと知り合い、彼らの協力なしでは後にクリスタルタワーに入るシルクスのカギも手に入らないのだから、必要な過程ではあった。

• FF3の世界の山は飛空艇でも飛び越えられない（インビンシブルですら範囲の狭い山しか越えられない）くらい高い超高山みたいだから頑張って登山しろとかそれこそ酷じゃね？
  暗黒の洞窟の魔剣士？知～ラネ！