【週刊 Final Fantasy】

Last-modified: 2020-07-01 (水) 18:48:06

FFのネタで、週刊誌の雑誌記事を作ってみましょう。
なお、ネタ項目、ということをお忘れなく。


FF4

”バロン新国王独占インタビュー!ー波乱の半生に迫る!ー“

FFT

衝撃!無二の親友を惨殺! ─現場に立ち会った被害者の父は無表情だった
 
数多の技術士が集い、今日も槌の音が鳴り響く機工都市ゴーグ。そのゴーグにて、非常に衝撃的な事件が発生した。
なんと、何も罪も落ち度も無い若い機工士を、その親友と称する男が殺害したというのだ。時は獅子戦争の真っ只中、どのような猟奇的な事件も慣れているはずの同市の市民達も、今回の事件に大きな衝撃を隠せない様子だ。
殺害現場に立ち会ったというAさん(26)にその事件の話の一部始終を聞いた。
 
─被害者は加害者とは親友だったというが
「ええ、二人は非常に強い絆で結ばれていました。常に戦場で行動を共にしていたようです」
 
─被害者は加害者に撲殺されたというが
「いえ、正確にはマスタード(編集部注:被害者の仮名)がどこぞから引きずり出してきたロボットが手を下したのです」
 
─その時の様子を詳しく
「ロボットが『ご主人様、命令をどうぞ』といって、彼が『えーっ!?ボクが命令するのーっ!?やだっ、怖いよーっ!!』と叫んだのです。それで…」
 
─加害者は本当にそのような言葉を発したのか
「私は確かにそう聞きましたよ」
 
─犯行の様子を教えてください
「彼はロボットに踊りを躍らせた後、『マスタード(仮名)をやっつけろ(はぁと)』と言ったのです。そうしたら…」
 
─そのロボットが被害者に突然殴る蹴るの暴行を加えたわけですね
「はい、その通りです。命令した彼は慌てていましたが、同席していたマスタード(仮名)のお父さんは何ひとつ表情を変えなかったのが印象的です」
 
─そしてあなたも呆然と一部始終を見守っていた
「まあ、どうせフェニックスの尾であの後よみがえらせたのでしょう」
 
話をしたAさんも何が起きたか、未だに信じられない様子で淡々と語る様子が、事件の大きさをあらためて実感させた。
なお、直接手を下したとみられるロボットに関しては、加害者にどのような命令でもつき従うことから実は伝承上の産物とされた魔導アーマーではないか、あるいはメイドロボでないかという、もし本当だったらさらに衝撃を与えかねない噂も飛び交っている。
 
編集部はこの事件に関してさらなる調査を行い、読者諸氏に詳報を届ける予定である。次号に請うご期待。