コンポーネントの設定/Autosave ＆ Autobackup

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目次

Autosave & Autobackup　とは？

設定やプレイリストなどを自動で保存及びバックアップする事が出来るコンポーネント。
バックアップするタイミングや世代管理など、細かい設定も可能。

foobar2000本体は、foobar2000終了時に設定を保存する。
その為、クラッシュした場合はそれまでの変更は一切保存されない。
このコンポーネントを利用する事で、任意のタイミングでバックアップができる。

設定

File → Preferences → Advanced → Autosave & Autobackup

Autosave while playing, every X minutes (0 = off) / 再生時間で自動保存

設定を保存する時期の設定。
どのくらい曲を再生したら設定を保存するか。
停止や一時停止の時間は含まず、実際に曲を再生している時間で計算される。
単位は分、0で無効。

仮に3とした場合、停止や一時停止の時間を除いて3分間再生した時点で設定が保存される。
0:00から3:00までではなく、再生時間が3分。

Autosave when playback stops, after X minutes (0 = off) / 停止状態で自動保存

設定を保存する時期の設定。
どのくらい停止（アイドル）していたら設定を保存するか。
再生している間の時間は含まない。
単位は分、0で無効。

Always, no more than X minutes since last autosave (0 = off) / 自動保存しない期間

自動保存しない期間の設定。
ここで設定した期間内は、上記二項目の設定時間に該当しても保存がされない。
過度なバックアップを防ぐ事が出来る。
単位は分、0で無効

仮に1440とした場合、1,440分＝24時間となり、
前回の保存から24時間が経過するまでは上記二項目の条件に当てはまっても保存はされない。

On startup, after X minutes (backup only, 0 = off) / 起動後に自動保存

foobar2000を起動してから、指定時間後に設定を保存。
単位は分、0で無効。

Every X tracks (0 = off) / 再生後に自動保存

曲の再生が終わったら設定を保存する。
極端に短い曲が続いた場合に頻繁な保存でクラッシュする可能性がある為、前回の保存から30秒間は無効となる。
単位はトラック数、0で無効。

仮に5とした場合、5曲再生する毎に設定が保存される。
しかし、次の保存期間までに30秒が経過していない場合は保存は次回に見送られる。

Files and directories to back up (sep. by ;, relative to profile folder, wildcards supported) / 保存対象

自動保存する際にどのファイル / フォルダーをバックアップするか。
対象にしたいファイルまたはフォルダーのパスを入力する。
パスの指定には、相対パスとワイルドカードが使用できる。

規定値

configuration;playlists;index-data;theme.fth;PlaybackStatistics.dat

Directory where to store the backup .zip files / 保存先

これら全てのバックアップを、どこに保存するか。
フォルダーのパスを入力して設定する。パスは相対または絶対パスで指定する。
フォルダー名だけを入力した場合は、プロファイルのある場所に作成される。

規定のパス（foobar2000 v1.1以降の場合）

• Vista / 7
  C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\foobar2000\autobackup\autobackup.年月日-時分秒.zip
• XP
  C:\Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\foobar2000\autobackup\autobackup.年月日-時分秒.zip

Number of backup copies to keep / 維持する世代数

維持する世代数の設定。

仮に10とした場合。
autobackup.年月日-時分秒.zipは最大で10個まで作成される。
既に10個ある場合は、一番古い物を削除してバックアップを作成する。

諸注意

• 設定した時間やトラックのカウントは、foobar2000を起動する度にリセットされる
  仮に5と設定した項目が4までカウントされても、再起動したら0からのカウントになる。
• バックアップ実行時にfoobar2000及びPCの動作が遅くなる場合がある。
  保存対象やPCのスペックなどにより、動作が遅くなる可能性がある。
• zlib1.dllが必要。
  foobar2000 v1.1以降で使用する場合は、foobar2000に同梱されているzlib1.dllが必要。