コンポーネントの設定/foo_custominfo

Last-modified: 2010-07-02 (金) 19:42:01
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目次

 

これは何?

外部データベースに情報を保存するcomponent。
タグに直接データを残したくない場合や、 CUEシートのRating付けなど、直接残せない場合に使いましょう。

できること

  • コンテキストメニューから情報の保存
  • 外部データベースのフォーマット選択

できないこと

  • PropertiesやTaggingからの編集*1
  • Replaygainの保存

導入方法

http://foobar2000.xrea.jp/up/files/up370.zip からdllをダウンロードし、componentsディレクトリに入れます。
Preferences>Tools>Custom Info>Storage method selectionでnone以外を選択します。

設定

General

  • Active storage
    • Clear contents
      外部データベース内のデータを消去します。
    • Remove dead entries
      デッドリンクを削除します。
  • Strage method selection: none / Foobar2k config file / Text file / SQLite database
    • none
      保存しません。この場合コンテキストメニューにもCustom Infoは出てきません。初回起動時はコレになっています。
    • Foobar2k config file
      foobar2000.cfgに保存します。データベースのロード、読み書きが共に高速です。
      クラッシュなどでcfgファイルが壊れた場合データも失われます。
    • Text file
      fb2k\custominfo.txtにUTF-8で保存します。読み書きは高速ですが、ロードに時間がかかります。
      txtはfb2k終了時に保存されるのでクラッシュした場合データは失われます。
    • SQLite database
      fb2k\custominfo_sqlite.dbに保存します。読むのは高速ですがロード、書き込みは遅いです。
      しかし、データを.dbに即保存するので安全です。
  • Enable field...
    Context menu commandsで定義したfieldを%field%で挿入できるようにします。チェックを外すことによりパフォーマンスの向上が望めます。
  • Enable function...
    Custom Info独自の関数を使えるようにします。チェックを外すことによりパフォーマンスの向上が望めます。
  • Store information...
    Media library内のファイルのみデータを保存します。Media libraryにないファイルのデータは次回ロード時に消去されます。

Context menu commands

  • Add comtext menu items
    コンテキストメニューに追加します。
  • Import
    .qtgファイルをロードします。
  • Export
    設定を.qtgファイルとして保存します。
  • Tag items
    • Sort
      ソートします。
    • New
      新規にitemを作成します。
    • Remove
      選択したitemを消去します。
    • Reset
      初期状態に戻します。
  • Details
    • Display name
      コンテキストメニューで表示されるitem名です。'/'で階層を作れます。親を移動させるのはPreferences>Display>Context menuから。
      また、同じ名前のitemを複数作っても最後に作ったものしか機能しません。
    • Field name
      定義するfield名です。Title Formattingでは%field%で挿入します。
      • '|'でfieldを区切ることにより、複数のfieldを同時に設定することが可能です。その場合、Valueにも対応する値を'|'で区切って入れておきます。
        RATING|SKIP
        1|1
      • '#'をfieldの先頭につけることにより、そのfieldに新たに値を追加するようにできます。
        STYLE|#STYLE|#STYLE
        Post-Punk|Alternative Pop/ Rock|Alternative Metal
        また、「%field% = $cinfo(field,0)」なので、%field%だけでは追加した値を挿入できません。挿入するには$cinfo(field,n)$cinfo_sep()を使ってください。
    • Value
      上で定義したfieldの値いれます。値には
      %_system_year%, %_system_month%, %_system_day%, %_system_dayofweek%, %_system_hour%, %_system_minute%, %_system_second%, %_system_millisecond%
      が使えます。
      通常のメタデータと違い、Preferences>Advanced>Multivalue FieldsにField nameで定義したfieldを書き足した上で、ここに値を';'で区切って入れても複数の値とはみなされません。fieldに複数の値を持たせたい場合は'#'を使って追加してください。
  • Use value string...
    Valueに関数やfield(%artist%や%rating%など)を使えるようにします。
  • Instead of writing...
    Valueが空白の場合、そのfieldを消去します。

関数

$cinfo()

$cinfo(X,n)

$meta(X,n)と似たような機能です。X という名前のCI field*2の n 番目の値を挿入します。

$cinfo_sep()

$cinfo_sep(X,Y,Z)

$meta_sep(X,Y,Z)と似たような機能です。X という名前のCI fieldの複数の値を任意のセパレーターで分割してから挿入します。

1988Y1989Y1996Z2005

$cinfo_list()

$cinfo_list(あ,ん)

外部データベースに保存されているすべてのfieldとvalueを「ん」でつなぎ、「あ」で分割してから挿入します。

RATINGん3あGENREんROCKあSTYLEんPUNK

その他

  • Track Info Panel Modでボタンを作るには
    $button2(0,0,0,0,10,10,5,5,'Rate 5',)
    のように、コンテキストメニューのitem名をコマンドに指定します

外部リンク

公式
半公式wiki
公式Forum

 


*1 Guess value from other fieldでも使用できません
*2 Custom Info field