燃料精製

Last-modified: 2020-06-19 (金) 18:03:14

燃料を精製しよう!

ビークルを動かすのにも、要塞を維持するのにもエネルギーが必要です。
そしてそのエネルギーを確保するためには燃料を継続的に生産し続けなければなりません。

燃料精製に使用するパーツ群

燃料精製に使用するパーツは5種類。

スクリーンショット (128).jpg

左から順に、「Fuel Refinery(燃料精製装置)」「Fuel Refiney Catalytic Cracker(接触分解装置)」「Fuel Refiney Coker(熱分解装置)」「Fuel Refiney Desalter(脱塩装置)」「Fuel Refiney Flare Stack(フレアスタック)」です。
燃料精製装置が燃料精製装置群の本体となるのでかならず1つ設置し、後の4種を求める性能に応じて設置していきます。
装置は必ず隣接させること。
そして、装置は必ず水面より上に設置すること。

※かつては設置高度が高すぎると精製効率が悪化するというペナルティがありましたが、アップデートで削除されました。

Fuel Refinery(燃料精製装置)

その名の通り、燃料を精製する装置の基幹パーツです。但し、アップデートによりこれ単体では燃料精製は出来ず、接触分解装置を最低一つ接続しなければ機能しなくなりました
燃料を精製するには、原料となるマテリアルとそれを保管するマテリアルストレージ、精製したオイルを保管する燃料ストレージが必要です。
近づくと燃料精製に関する情報が表示されます。

スクリーンショット (129).jpg

色々数字がありますが、注目するべきは2つです。

一つ目は「Converting ~」
これは、どれくらいのマテリアルを消費して、どれくらいの燃料を精製しているか、精製には何秒かかるかを表しています。
精製する燃料÷消費マテリアルの値が精製効率となります。これは「Refinery Efficiency」に表示されている値になります。

二つ目は「Dangerous ~」
これは、有毒ガスがどの程度溜まっているかを表します。
燃料を精製する際には必ず有毒ガスが発生します。有毒ガスは対策が不足していると、燃料精製装置に溜まります。
ある程度溜まると装置の耐久値(Refinery Health)が減少し、0になると・・・爆発します!
これを防ぐためには、「フレアスタック」を設置する必要があります。

Fuel Refiney Catalytic Cracker(接触分解装置)

強化装置その1。精製効率を+50%に、精製時間を+150%にします。
アップデートでこれが無いと燃料精製装置が機能しなくなりました
大量の有毒ガスを発生させます。
メリットは大きいですがデメリットもそれ以上に大きいので考えなしに大量に使用すると大惨事につながります。

Fuel Refiney Coker(熱分解装置)

強化装置その2。精製効率を+30%に、精製時間を+60%にします。

Fuel Refiney Desalter(脱塩装置)

強化装置その3。精製効率を+10%に、精製時間を+20%にします。
フレアスタックの能力を向上させます。
これ一つだけだと精製時間はそのままに効率だけを上げられるので精製速度重視でもこれをつけておけば若干の効率強化を実質時間資源0で得られます。
フレアスタックの能力向上機能は、いくつ設置しても、1つ分の効果しか出ません。
2つ目以降は精製効率、精製時間を増加させるだけになります。 2つ目以降は精製効率、精製時間の増加も無し

Fuel Refiney Flare Stack(フレアスタック)

有毒ガス除去装置。発生した有毒ガスを焼却することで安全に大気中に放出するための装置です。
現実でも溜まった有毒ガスや精製装置から溢れた余剰な燃料を焼却することで精製装置の爆発事故などを防止します。
燃料精製に必須で、有毒ガスを減少させます。
脱塩装置があると減少させられる量が大きくなります。

どれを設置すればよいのか

これらのパーツ、いったいどのように組み合わせればよいのか・・・
まずは燃料精製の注意事項から。
装置は必ず隣接させること
高度は低い方が精製効率が上昇する高度による精製効率ペナルティは廃止されたようです。その代わり基礎的な精製効率が低下しました。
水面下では動作しない
有毒ガスがたまると大爆発する
では、これらを踏まえたうえで、とりあえず必要最低限な「燃料精製装置」と「接触分解装置」、「フレアスタック」を一つずつ設置しましょう。
これで精製が出来るようになりました。
ここからが分かれ目です。
・とにかく早く精製したいのか
・とにかく精製効率を高めたいのか
・精製時間と精製効率のバランスを目指すのか
場合によってパーツ構成は変わっていきます。
いずれにせよ、有毒ガスが増えなくなるまでフレアスタックを設置してください

精製時間型

とにかく早く精製するならこれ。
燃料精製装置と接触分解装置、フレアスタックの3つの組み合わせで大量設置しましょう。
但し、このセットは「とにかく効率はどうでもいいからすぐに燃料精製する」というコンセプトなので1セットだけでもかなり消費マテリアルが多いです。
脱塩装置を一つ追加すると僅かですが効率を強化できるので出来れば脱塩装置もセットで。

バランス型

精製効率を上げつつ精製時間も伸ばしすぎず、というラインを狙うならこれ。
脱塩装置を1つ設置し、接触分解装置:熱分解装置の比率は1:1から3:4位が良いです。

精製効率型

精製効率を最重要視する場合はこれです。
脱塩装置を1つ設置し、接触分解装置:熱分解装置の比率は4:3から5:3位が良いです。

最高効率を求める条件:ガスの蓄積による爆発をしない事、高度0-4m以内、接続可能上限数は101個。
 装置本体1、脱塩装置を2、接触分解を8、熱分解を13、フレアスタックを77取り付けると爆発が起きない最大効率数となる。
『変換:1178fuel/4material*137second、変換効率269.5』 (参考 一つづつで組むと効率21.4)

脱塩装置 1, 接触分解 14, 熱分解 8, フレアスタック 77 (本体込み 101 個):
(接触分解+熱分解計 22 個では接触分解 12, 熱分解 10 が最高効率 (308) だが, 効率が良すぎて必要なフレアスタックが上限を超える.)
"Converting 4 material to 1172 fuel per minute. Batches take 153 seconds"
"Refinery Efficiency: 299.2"
"Current Temparature: 153131"
"Dangerous Gas percentage: 41"

精製 fuel が 1172 と上記 1178 fuel より少ないのに効率で上回っているのは, 消費マテリアル, 精製 fuel が整数値で表示されているが小数点以下の値も存在するため.

計算式のお話

精製効率倍率及びの計算式は以下の通りです

精製効率倍率(1+脱塩装置x0.1)x(1+熱分解x0.3)x(1+接触分解x0.5)
精製時間倍率(1+脱塩装置x0.2)x(1+熱分解x0.6)x(1+接触分解x1.5)

脱塩装置はフレアスタック数節約のために一つ設置し、そこから熱分解と接触分解で表を作り、目標値を探すと良いでしょう。

変わった置き方、繋げ方

各パーツは壁や天井に張り付けた状態でも正常に機能し、フレアスタックは繋がってさえいれば横倒しでも逆さまでも、閉鎖空間に放り込んでいても正常に機能します。
また、フレアスタックを間に挟んだ先に別のアタッチメントパーツを繋いでも接続さえ成立していればちゃんと機能します。
そのため、画像のように三次元的に設置することも可能です。水上判定は燃料精製装置が基準なのでそれだけ海面上に配置、残りをフレアスタックなどを介して上下に立て積みするというのもアリです。
現在はアップデートで接続用の専用パイプパーツが追加されましたが、小技としては今でも有効なので頭の片隅にでも入れておくと何かの役に立つかもしれません。

20180609075458_1.jpg

一見滅茶苦茶に見えてこれでもちゃんと全て接続が成立している。

 

古い精製機(Oil Processor)

今の燃料精製装置が生まれる前に存在した旧式の2ブロックサイズの精製機で、一度一覧から削除されたのですが、アップデートにより復活しました。(アップデートで燃料精製装置が複雑化したためそれに対応できない人への救済措置かもしれません)
「海抜の影響を受けずに精製可能」、「有害ガスが出ないので管理の必要が無い」、「コスト55と非常に安く場所も取らない」、「爆発はするがその規模は小規模」と非常に扱いやすいのですが、その代償として「変換効率が悪い」という欠点があります。
変換効率そのものは「Fuel Refinery」単品と同じですが、アタッチメントによって変換効率を強化することができないので考えなしに使うとマテリアルがあっという間に消し飛んでしまいます。


  • 接触分解14 熱分解8 脱塩1 フレア77 にすると変換効率299.2、ガス蓄積が40%で安定する爆発しない構成にできました。 -- Bar? 2017-07-24 (月) 17:04:25