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アニメと原作との相違

Last-modified: 2016-11-12 (土) 23:14:09

【伊丹による帝国兵の殺傷】 Edit

アニメ1話では警官に撃ち落とされた帝国の竜騎兵が警官に襲いかかり、その近くにいた伊丹が帝国兵を投げ飛ばし、首絞めで拘束し帝国兵のナイフで刺殺した。 アニメではその後に警察に皇居への避難を指示するが、web版・原作ともに速攻で避難指示をしていたため、帝国兵の刺殺はアニメオリジナルである。

【自衛隊の特地派兵への期間】 Edit

アニメ1話において、自衛隊は銀座で暴れている帝国兵を殲滅した後に異世界へのゲートを閉じている。そしてその3ヶ月後に派兵している。その前に法案可決や諸外国の反応があったため、さらに期間があると思われる。(ただし8話の国会のシーンで「異世界襲撃から4ヶ月」の台詞があるため、多めに見積もっても1ヶ月未満である)
一方原作では銀座事件の最中に5日で法案が可決し公布まで行っている。そして銀座から追い払った後に休みを置いてる描写は一切無いため、そのままアルヌスの丘まで攻めこんでいると思われる。
なお全部の媒体でも夏コミに帝国兵が銀座に進撃しクリスマス少し前に銀座に戻っているため、その期間が4ヶ月なのは一致している。

【僕って人道的でしょ】 Edit

アニメ3話にて炎龍撃退後に避難民のうち行き場の無い者を受け入れた時の伊丹の台詞。アンチスレではあまりの不謹慎さから完全なアニメオリジナルだと考えられていたが、小説にも似た台詞が存在する。

 

小説1巻上 P74

黒川「二尉ならばそうおっしゃって下さると思っていましたわ」
伊丹「それって、僕が人道的だからでしょ?」
黒川「さあ? どうでしょうか。二尉が特殊な趣味をお持ちだからとか、あの娘がエルフだからとか、色々と理由を申し上げては失礼になるかと存じます」

アニメ3話

黒川「隊長ならばそう仰ってくださると思っていましたわ」
伊丹「えへっ僕人道的でしょう」
黒川「さあ、どうでしょうか。二尉が特殊な趣味をお持ちだからとか、あのこがエルフだからとか、色々と理由を申し上げては失礼になるかと」

 

ただし上記のやりとりは炎龍に村を襲われ独り身となったエルフを救助した際のもので、見ての通り一応は否定されている。そのためアニメにおける避難民の受け入れ時の台詞はアニメオリジナルといっても過言ではない。

【ここで死に場所を求めてきているのか】 Edit

アニメ5話にて城壁を登った野盗を斬り倒した時のノーマの台詞。死に場所を求めているのなら自衛隊に挑めばいいのに、帝国の街に襲いかかった意味不明さからアンチスレではアニメオリジナルと思われたが、原作ではその台詞こそ無いものの、地の文で似た文章が存在する。

 

文庫版1.接触編〈上〉P282〜283

盗賊達……連合諸王国軍の敗残兵達にとってアルヌスでの戦いは戦争ではなかった。

敵の姿も見えず、何が起っているのか理解できないのに、一方的に味方だけが倒れていく。
その凶悪なまでの理不尽さに歯噛みし、自分達が相対したのはこんな敵だと教えてくれなかった帝国を憎悪し、
自分達を無意味なしへと追いやるだけだった無能な将帥達を罵倒しつつ、泥水をすすりしがみつくようにして生き残ったのである。

指揮官を失い、僚友を失い、所属する軍を失って、補給もなく、食料もなく、荒野を彷徨した彼らは、盗賊と呼ばれる身に落ち故郷を失った。

やがて同様な境遇の者が集まって、数を増し、ここにまで至ったのである。

帝国に対する意趣返し、そんな逆恨みにも似た暴力的な思いだけが彼らを駆り立てていた。

要するにこれは八つ当たりなのだ。

これが戦争。剣で敵を切り、矢を撃ち合い、火をつけ、そして馬蹄で蹂躙する。

これこそが、戦い。犯して、奪って、殺して、殺される。

これこそが戦争。血湧き肉躍る戦争を味わおう。

そう、既に彼らは戦争そのものが目的となっていた。

自分たちの戦争。自分たちの満足のいく戦争。わかりやすい殺戮と、わかりやすい自分の死。

死んでいった戦友達が味わうことの許されなかった贅沢な手応え。

刺し、切り、刺されて倒れるという肉の感触に充ちた戦争。

敵の温かい血を浴びて、冷たい大地を抱擁しながら息絶える。

それを味わうためだけに、彼らは前に進んでいた。

これが無ければ、彼らの戦争は終わらないのだ。

このように原作でも野盗どもは死ぬために街を襲っていた。
この文章にも幾つも突っ込み所はあるのだが、そもそもなぜ「故郷を失った」のだろう。
自衛隊が特地の村を襲って略奪などを繰り返しでもしたのだろうか。
そのような描写はないが、それならなぜ彼らは「故郷を失った」のか意味不明である。
しかも短期間に10万以上の諸侯軍が犠牲になっているのだから「食料もなく」というのは不自然極まりない。
詳細は作品に対する疑問点に書いてある。

【ロウリィ、レレィ、テュカの給料】 Edit

アンチスレではアニメ9話において伊丹が公費で一人500円の食事を与えなかった吝嗇家ぶりと
三人娘の豪遊の矛盾が話題になってたが小説版と漫画版ではその三人は日本円で給料を貰ってたことが
説明されている。

 

小説版1巻 P431

ちなみに、買い物の代金はそれぞれ各自が負担している。
以前述べたように、レレイは日本政府から通訳などの業務のために雇われているし、
テュカは森を切り開く際にどの樹を切って良い、どの樹は駄目という指導をしたり、
水源捜索(水の確保は、非常に重要である)といったことで重要な役割を果たしている。
ロゥリィは、アルヌスの北の麓につくられた墓地で、祭祀をしたり、
宗教的禁忌などを避けるためのアドバイザーの役割をしている。
そんなこともあって、三人共特地では使い道のない日本円を結構貯めているのだ。

 

漫画版3巻 P97

梨紗「そういや三人共お金は? 日本円」
レレイ「大丈夫。私達仕事してるから。通訳」
テュカ「環境アドバイザー」
ロゥリィ「祭祀・宗教アドバイザー」
梨紗「もしかして私よりお金持ち?」

 

つまり、日本政府によって雇われた特地の人間が、国会という場に「特地側の人間の証人」として立ったことになる。
当然彼女たちは、日本政府を擁護し、自衛隊を擁護し、伊丹を擁護するであろう。
とんだ茶番である。