諸外国の反応

Last-modified: 2021-11-20 (土) 00:40:01

【web版】

1話
 中国と韓国政府は、『門』という超自然的な存在は、国際的な立場からの管理がなされることが相応しい。
 日本国内に現れたからと言って、一国で管理すべきではない。
 ましてや、そこから得られる利益を独占するようなことがあってはならなないとのコメントを発表した。

【書籍版】

1.接触編<上> P10
 なお、アメリカ合衆国政府は、「『門』の内部の調査には、協力を惜しまない」との声明を発表している。
北条総理は「現在の所は必要ではないが、情勢によってはお願いすることもありえる。その際はこちらからお願いする」と返答している。
 また、中国政府は、『門』という超自然的な存在は、国際的な立場からの管理がなされることが相応しい。
日本国内に現れたからと言って、一国で管理すべきではない。
ましてや、そこから得られる利益を独占するようなことがあってはならないとのコメントを発表した。
1.接触編<上> P41
 日本が特別地域に自衛隊を進めることについては、多くの国が大義名分があると認めている。
だが一部……中国や韓国などは、かつての軍国主義の再来であり、侵略であると非難していた。

【漫画版】

1巻
米政府「協力は惜しまない」
中国政府「門は国際的な管理下に」

【アニメ版】

1話
ディレル合衆国大統領「我が国は日本国によるゲート調査に協力を惜しまない。必要な人材、資材の提供を行う用意がある」

【解説】

中国

『門』という超自然的な存在は、国際的な立場からの管理がなされることが相応しい。

日本国内に現れたからと言って、一国で管理すべきではない。

ましてや、そこから得られる利益を独占するようなことがあってはならない

 

アメリカ

アメリカ大統領は原作では

特地にアメリカにとってフロンティアである

と言っているのだが、そもそも特地という存在は15mほどしかない狭いゲートで維持されており、しかもいつ閉じるのかもわからない。
そのような不安定な地域を「フロンティア」だと断言するのはさすがにおかしい。
企業誘致にしても特地は利益を見込めるという描写がGATEでなされているのだが、15mしかないゲートが閉じるだけでこれまでの設備投資が無駄になり
その上社員などが特地に閉じ込められしまえば、その責任は全て会社が受け持つことになる。
国にとっても会社にとっても非常に「割に合わない」地域なのである。
そういう事もあり、まずはゲートの調査をしなければならないとアンチでは何度も指摘されていたわけだが……。

「『門』の内部の調査には、協力を惜しまない」

アメリカは、信者の言によれば
「面倒な特地調査などを日本にやらせておいて上前をはねようとしている」
というのだが、その割に特殊工作員を送り込んでピニャを誘拐しようとしたり行動に辻褄が合わない。
そして、そんな「敵対状態」であるのに日本の自衛隊に対する援助、FMSを欠かすこともない。
日本はアメリカに経済的にも軍事的にも依存しているのだから、普通に要求すれば日本政府はそれに応じるというのに、そういった面は一切描かれず
日本にどんな事をされても日本の援助を打ち切らない都合の良い国にされている。
ちなみにCIAが行うのは情報収集と、派手なものでも破壊工作である。
誘拐や暗殺といった任務は、CIAの情報収集に基づき軍の特殊部隊が行うものだ。
そもそもそこからしておかしいのだが……。

 

日本が特別地域に自衛隊を進めることについては、多くの国が大義名分があると認めている。

もちろん認められるわけがない。
攻められたからと言って攻め返して良いという国際法はどこにもない。
日本の防衛指針にも
「有事の際には、在日米軍を協力してこれを撃退し、速やかに国連に報告する」
とある。
そもそもあれだけ危機的状況にあって在日米軍に救援を依頼しないのは愚の骨頂であろう。
そして国連に報告し、国連の決議を待つのが一般的なやり方といえる。
この作者にも信者にも、全く国際法というものや、一般常識というものが欠如している。