シナモリ・アキラ

Last-modified: 2019-01-02 (水) 15:11:29

Tag: 転生者 猫の国 霊長類 第五階層 日本 シナモリアキラ

概略

本作の主人公の一人。
サイバーカラテ道場第五階層支部師範代。コルセスカとトリシューラの使い魔。
22世紀日本からの転生者(ゼノグラシア)にして、新時代の外家拳【サイバーカラテ】の使い手。
通称【鎧の腕】(参照元はパーン)。
面倒臭さとナイーヴさにかけて並ぶものなし。
基本的に苦悩に病んでいて意志は停滞しているが、感情・感覚制御アプリ【E.E】などに決断をアウトソーシングしているため外見上の行動は割と果断で鮮烈。
言い訳の出来ない殺人鬼になって罵倒されながら生きることが望み。
前世では自殺を幇助する【殺し屋】を営んでいた。

4章中盤にて、脳侵襲型コンピュータと電子制御義肢&マイクロマシンを体内に埋め込んだサイボーグから、幻想を再帰(フィードバック)させる呪動有機体(オカルトーグ)と化した。

引用

「個人的な好みで言わせてもらえば――悩むくらいなら両方の要素をぶち込んでしまえばいい。収拾がつかないとか辻褄とかバランスとかは気にしないで、滅茶苦茶なくらいが一番面白いと、俺は思う」

前世

略歴

  • 裕福な産まれ。何不自由ない生活。
  • 富者と貧者の命の価値の差、死すら平等でない現代日本に耐えられず、感覚・感情制御アプリ『E.E』に決断をアウトソーシングして過ごす。
  • 一番無気力だった時代は倉庫の日雇い仕事。資格取得を考えたがバス代に耐えられず嘔吐して挫折。
  • 最終的に自殺幇助を生業とするも、殺す相手から感謝されることに耐えられず病む。
  • とびっきり悲惨でハードな世界で殺人鬼として生きることを望み転生する。

前世の詳細情報

  • 人工子宮の中でナノマシンによる調整を受けて生まれ(現代日本では普通)、生まれつき右腕を欠損。遺伝子提供者は父母
  • 義肢は高級オーダーメイドで成長と共に更新。
  • 更に義肢は違法改造して出力を上げていたためちょっとした戦闘用義肢級の出力を発揮できている
  • 小学校四年生のときに運足だけは誰にも負けたくないと決意。以後無駄な音が一切しなくなるまで、音響処理アプリまで使って無音の震脚を完成させる
  • 自転車には乗れるし、泳ぎも可能。
  • 音楽の素養はなかった。(家族はDTMや音楽に親しむ)
  • 大学の専攻は恐らく人文科学系。
  • 猟銃や拳銃を触ったことがある。
  • 一番無気力だった時代は倉庫の日雇い仕事で運搬やピッキングをしていた。
    フォークリフトの資格取得を考えていたが日給の七千円を六千円台にするバス代に耐えられず嘔吐して挫折。塩パスタこそやらなかったが、ケチャップと炒めた玉葱を加えただけの貧乏パスタを常食するなど、近いことはしていた。
  • 最終的に【トラック運転手】と呼ばれる転生目的の自殺幇助と偽装を行う詐欺師を営む
  • 転生プランはシンプル・最低限。
  • シナモリ・アキラは自ら考えたハンドルネームであり、漢字表記では「品森晶」。スペルは「Akira Shinamori」
  • 前世でのサイバーカラテランキングは71位
  • 体内に生体マイクロマシンを入れているため治癒能力を始めとして五感&反射神経などが強化されている。
    脳侵襲型のコンピュータも入れている。
  • 日本語保存運動影響化の教育を受けたので、前世紀的な古めかしい言葉遣いをする。
  • 睡眠薬を常用。心療内科に通院。(オルヴァによる演劇)
  • 容姿(ver1.0)
    • 黒髪
       長髪ではない。エム字バングでもない。
    • 黒瞳
    • 黄色みを帯びた象牙色に近い肌。
    • 身長は170センチメートルほど。
      これは霊長類の平均身長と同じくらい。
  • 本名?
    セト―――
    • 参照元

      wikipedia>セト

      狼頭の異邦を司る神。産道を通らず腹を破って生まれた。

      豚や犬の頭ともされ、この正体不明の動物をセト・アニマルと呼ぶ。

      Wikipedia>セト(聖書)

      Wikipediaが真っ白なのは怠慢ではない。何の物語もない凡庸な男である。

      カインとアベルを失ったアダムを哀れんで、神が授けた代替品。

      しかし、人類の血脈を繋げた者でもある。

詳細

  • 基本的に無表情であろうと努めているが、嬉しいことがあると簡単に崩れる。
  • 自分への優しさを確信すると、すぐに運命に出会った気分になる。
  • 単性愛者ではない。
    • 貧富の差に限らず、あらゆる差別が嫌いなんじゃないかな?
  • 知らないはずだが知っていること
  • きんぴらごぼうに郷愁を感じる。前世で好きだったのかも

紀人シナモリ・アキラ

ネタバレ

流派:サイバーカラテ

個別のシナモリアキラについては⇒シナモリアキラIndex

これまでのエピソード

1章結末までのネタバレ

転生した迷宮でアズーリアカインをはじめとするキール隊?と出逢い、人狼相手に共闘する。
十九魔将エスフェイルに取り込まれたカインを介錯し、錯乱するが、アズーリアによって救われる。
アズーリアと共闘してエスフェイルを撃破した後、報告のため一時的に地上に戻るアズーリアを待ってその場に残るが、迎えの約束が果たされることはなかった。

2章結末までのネタバレ

1章から半年後、暗黒街と化した第五階層で言葉の通じないまま闘争に明け暮れるうち、『鎧の腕』と渾名を付けられていた。
邪視の座のコルセスカ、杖の座のトリシューラの共用使い魔となり、松明の騎士団?守護の九槍?第九位キロンを撃破する。
幕間で二重転生と判明。もうひとりのアキラくんは戦国時代で壮絶に討ち死にした模様。

4章死人の森の断章までのネタバレ

四英雄グレンデルヒに過去を改竄されてその経歴ごと存在を奪われ、「グレンデルヒ=ライニンサルが演じ続けていた仮の姿」に貶められる。サイボーグから幻想を再帰(フィードバック)させる呪動有機体(オカルトーグ)となった。

関係性

一章

ネタバレ
  • カイン
    • 異世界で出来た仲間
    • 前世でありふれた異世界で初めての自殺幇助依頼者
  • キール隊(その他)
    • 愉快な仲間たち
  • あの人
    • 尊敬する人

二章

ネタバレ
  • アズーリア
    • 置いてけぼりにされた
    • まだ待っている
    • 気がかり。大切な人。
  • ロドウィ
    • 一章末から二章開始まで唯一コミュニケーション出来た人
    • 恩人ではあるが信用したくない
  • コルセスカ
    • ロドウィの依頼に応えた言語魔術師。日本語を世界に定着させる。
    • ご主人様
  • リーナ
    • メル友
    • 地上との仲介を頼む

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