初心者向け編成講座

Last-modified: 2011-09-20 (火) 03:35:43

編成って?

編成の基本

編成とは、プレイヤーの階級・レベルで決定される「搭載(数字で表されます)」の範囲の中で、自分の保有機体をうまく配置し、パイロットを乗せて、出撃部隊を構成・運用することです。

戦闘では当然勝利することが求められますので、勝利するための適切な編成をすることが重要となってきます。

壁とアタッカー

機体には大きく分けると二つの役目があります。前面に出て自部隊の壁となり、敵の攻撃を回避する担当()と、後方から射撃等で敵部隊の殲滅をメインに行う担当(アタッカー、射撃)です。

射撃向きの機体を壁で使用すると、回避が低くすぐに落とされてしまい、自部隊の射撃が守れず全滅といった不都合があります。絶対という使用方法はありませんが、一般的な考え方として回避の数値を見ておくとよいでしょう。

  • 壁向け機体に主に求められるステータス---回避、HP、装甲、近距離攻撃能力
  • 射撃向け機体に主に求められるステータス---攻撃力、命中、中・遠距離攻撃能力

このほか機体の役目には、壁と射撃の中間的性格の汎用、独立して行動する遊撃などがあります。

パイロット

壁向きの機体には回避の高い前衛系パイロットを、射撃向きの機体には命中の高い後衛系パイロットを乗せて運用すれば、さらに機体の性能を引き出せることが出来ます。

隊長パイロット(あなたのキャラクター)のスキルは、壁向けでも射撃向きでも自由に変える事ができます。これに加え、スキルの順番も自由に組み変えることもできます(この場合、パイロットタイプが「カスタマイズ」になります)。

現在のGNO3では、部下パイロットは射撃よりも壁のほうが獲得スキルの順番に難があるという理由で、隊長を壁に回すプレイヤーが多いようです。この場合、以下のスキルが壁隊長には求められるでしょう。

  • 回避系統の全て、反応系統の全て、視界強化、サバイブ、切り払い、回避機動または盾防御、フォワード、得意距離1~4、損害制御、格闘強化および射撃強化、痛撃格闘および痛撃射撃

ちなみに回避系統などは、より多くのコストを使うスキルのほうがコストパフォーマンスが良いです。例えば「回避向上」はコスト1につき回避が2.5%上がりますが、「回避奥義」はコスト1につき4%も上がります。

攻撃目標指示の種類の把握

敵部隊はいろいろな攻撃目標指示を設定して攻めてきます。いろいろな指示に対応できる編成がベストです。

  • 近MS狙い---最も近くの機体を狙ってくる
  • 低HP狙い---現在、HPの最も低い機体を狙ってくる(策敵範囲あり)
  • 高HP狙い---現在、HPの最も高い機体を狙ってくる(策敵範囲あり)
  • 強MS狙い---搭載値の最も高い機体を狙ってくる(策敵範囲あり)
  • 弱MS狙い---搭載値の最も低い機体を狙ってくる(策敵範囲あり)

考え方としての編成例

強いかどうかは置いといて、狙いを全部対策した編成の例
使用機体は、G3ガンダム、ジム・ライトアーマー、ジム・スナイパーカスタム(2機)

<4機編成>

  • 壁:G3ガンダム(搭載17・HP264)←高HP狙い・強MS狙い対策
  • 壁:ジム・ライトアーマー(搭載14・HP185)←低HP狙い・弱MS狙い対策
  • 射撃:ジム・スナイパーカスタム(搭載15・HP203)←射撃担当(距離3・4理想)
  • 射撃:ジム・スナイパーカスタム(搭載15・HP203)←射撃担当(距離3・4理想)

「G3とLAで全部の敵の攻撃を引きとめて、後ろから2機のSCでツンツン攻撃する」
というのがこの編成の考え方。
ただし、G3のHPが削られたら、高HP狙いが変更になってSCを狙いに行く場合もある。
また、LAが落とされると、SCが低・弱狙いに攻撃される可能性も出てくる。


このようなアクシデントを防ぐためには、例えばパーツを使って
G3のHPを底上げするなどの対策が必要になってくる。
当然、まずHPを削られないために回避を上げることも考慮するべきである。


基本はこうであるが、あえてG3を射撃にまわして火力を上げる場合も。
人によって全く変わるが、それは基本編成をわかっていて「あえて」やってると信じたい。

↓こういうやつ

  • 壁:ジム・ライトアーマー(搭載14・HP185)←低HP狙い・弱MS狙い対策
  • 壁:ジム・ライトアーマー(搭載14・HP185)←低HP狙い・弱MS狙い対策
  • 射撃:G3ガンダム(搭載17・HP264)
  • 射撃:G3ガンダム(搭載17・HP264)



高HP狙い・強MS狙いが射撃のほうに突っ込んできて編隊が崩れる。
G3の高火力で何とかなっていると思う人もいるのかもしれないが、
あまりおススメはしない。とくにミッションではおススメしない。

編成の変化・応用

以上の形態が編成の基本的な考え方です。ただしいつも同じ編成では柔軟性に欠けるとも言えます。慣れてきたらいろいろと編成を変えて、現在の目的に合った、より適切な形態を研究してみましょう。

例えば、

  • 明らかに楽勝が見込める任務では、壁を1機にしてその分射撃に回してみる。
  • 獲得VPを上げたい時は、無理の無い範囲で修理値を減らした編成を作ってみる。
  • 変形できる機体は、どちらのほうが有利か。
  • 戦場の地形を考慮してみる。

などなど。