メンテナンス

Last-modified: 2009-05-13 (水) 23:01:23

目次

アイドリング調整

アイドリングスクリューを回す

[tip]根本的な解決策ではないです。スロットルボディの洗浄を行いましょう。 
  数回繰り返すと低温始動時のオートチョークが未動作になるので注意しましょう。

 
  1. 準備
    プラスドライバーを一本用意します。
    GSR400ではエンジンの遮音カバーが邪魔なので写真のように長いものを用意します
    アイドリングスクリュー ドライバーs.jpg
     
  2. 位置確認
    矢印が示しているアルミフレームの裏側にアイドリングスクリューが隠れています。
    アイドリングスクリュー 位置s.jpg
     
    フレームの裏側を下から覗くと飛び出たネジが確認出来ます。
    アイドリングスクリューs.jpg
     
  3. ネジを回す
    エンジンをかけてからネジ少しだけ回して回転数を約1,300回転にします。
     
    GSR400では写真のようにフレームとエンジンカバーの隙間にプラスドライバーを入れて回します。
    アイドリングスクリュー 調整中s.jpg
     

スロットルボディ清掃

  • スロットルボディの清掃方法はこちら
     
     

サスペンション調整

サスペンションの調整について

フロント:プリロードのみ
リア:伸び側減衰圧とプリロード

プリロード 
スプリングにあらかじめ掛けておく荷重
プリロードを調整しても、硬くも柔らかくもなりません
車高が変化する為、車体姿勢が変化します


1名乗車で1cm車体が沈み、サスのストロークが標準とします。
2名乗車で4cm沈むと、サスのストローク量が減ります。
2名乗車時に、プリロードを掛けて、2名の体重で1cm沈むようにしてやると、元通りのストローク量が確保できます。
体重の重い人は、最初からプリロードを掛けてあげないと、有効なサスストロークが得られません。
※最初から沈み込んだ状態で走行している事になります。

減衰圧
ストロークする速さを調整します。
バイクによっては伸び側と縮み側で調整できますが、通常、伸び側だけで効果はあります。
GSRは、リアの伸び側減衰圧のみ調整可能です。
スプリングのみだと、延々と跳ね続ける状態になるのを、元の位置に戻す役目をしています。

調整方法

1車載工具からフックスパナと
エクステンションバーを取り出します。
サス調整_01.jpg
2二つを合体させます
サス調整_02.jpg
3同じく車載工具から10と書かれたスパナを取り出します。
サス調整_03.jpg
4同じく車載工具からマイナスドライバーを取り出します。
サス調整_06.jpg
5フックスパナでプリロードを回します。
このとき少し力を入れないと回りません。
 
7が1番強いです。
&flash(http://www.youtube.com/v/c4ErXWwDcz8,320x240);
6減衰圧調整のため、マイナスドライバーでアジャスタを回します。右へ回すと強くなります。
サス調整_07.jpg
710と書かれたスパナでフロントサスも調整します。強くするにはアジャスタが短くなるように回してください
サス調整_05.jpg