東の国の最も高き山、その山の根に巨大な洞窟がある。 その奥には山のように大きな大蛇が眠っているという。 ※[魏王宮]クリア後に行けるエクストラ・ダンジョンです。
通常 | 魔性 | 宿った | 伝説 | 恐ろしい | 壊れた | |
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推奨Lv | Lv120 | Lv192 | Lv??? | Lv??? | Lv??? | Lv |
攻略Lv | Lv150 | Lv239 | Lv??? | Lv??? | Lv??? | Lv |
階層数 | 1F | |||||
探索判定回数 (1階あたり) | 踏破前:72回 踏破後:48回 | |||||
進行(踏破前) | 300秒 | 330秒 | 380秒 | 450秒 | 600秒 | |
進行(踏破後) | 225秒 | 247.5秒 | 285秒 | 337.5秒 | 450秒 | |
探索時間(踏破前) | 06:00:00 | 06:36:00 | 07:36:00 | 09:00:00 | 12:00:00 | |
探索時間(踏破後) | 03:00:00 (10800秒) | 03:18:00 (11880秒) | 03:48:00 (13680秒) | 04:30:00 (16200秒) | 06:00:00 (21600秒) |
※時短無し・探索時間等倍での数値
出現モンスター
- 道中出現
- ボスのみ出現
名称 出現場所 ヤマタノオロチ(魔物) ◆ダンジョンボス
◆ダンジョンボス
敵はいずれも迷宮称号
レアアイテム
ダンジョン内イベント
たどり着いた場所は広かった。
山の内側を削りとって空間を作ったかのような広い場所だ。
そしてそこには絡まるようにとぐろを巻いた大蛇が居た。
本当に居た。
同時に伝承は嘘であると思った。
山と比較されるほど大きいわけではない。しかし、人間が見上げるには100メートルも200メートルも差がないであろう。
故に『山のように大きい』という表現になるのだろう。
ヤマタノオロチはとぐろを巻いたまま動かない。どうやら眠っているようだ。
この山のように大きな存在をどうやって倒せば良いのだろうか。想像すらできやしない。
冒険者たちは呆然とその山を見上げていた。
すると大蛇の首が一つ動き、鎌首を持ち上げた。
起きた……
いや、もしかしたら、我々が起こしてしまったのかもしれない。
ヤマタノオロチは動き出し、八つの鎌首がこちらを見た。
冒険の手記(全7)
このような洞窟の先に、山のような大きさの大蛇がいるのだろうか?
その答えはヤマタノオロチの伝承を見るとおぼろげながら見えてくる。
ヤマタノオロチがうごめくだけで天が割れるような雷雨が起こり嵐が巻き起こったという。
そしてその体躯は山を跨ぎ、動けば大地が揺れ動く。
存在そのものが天災と言いえるような怪物だ。
ただ、ヤマタノオロチはとてつもない化物だがその時代にはそんな化け物を超える神も居たという。
例えば武神と言われたスサノオ神である。
スサノオ神は大地を切り裂き、山に穴を開けるほどの力があったという。
しかしこの話には疑問がある。
山に封じ込めるとはいったいどういうことなのだろうか。
これには多説あり実はそれほど大きくなかったのだ、とか。
火山口に落としたのだ、とか。
凍らせて眠らせた後、埋めて山にしたのだ、とか。
その真相はわかっていない。実際に見に行けば解も得られるだろうが、ヤマタノオロチの元へ通じているというこの洞窟には恐ろしい妖怪が出没する。
仮にヤマタノオロチと戦うならば、どのように戦えばいいのだろうか?
山のように大きな大蛇に踏み潰される。
いや、轢かれると言うべきだろうか。
蛇は大地に身を摩りつけながら押し進む。
蛇の進行上にいる蟻をイメージするならば、のしかかられたあとすり潰すように轢かれていくだろう。
逃げ場の無い洞窟いっぱいに広がる大蛇に轢かれてすり潰されるなど姿を想像すると身震いするものだ。